ミストなサックス

これまでのサックス人生を振り返りながら、サックスを吹くアマチュアプレーヤーの上達のヒントや情報交換の場になればと思い、当ブログを立ち上げました。

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マウスピースの選定品

今日は、マウスピースの選定品ということで書いてみたいと思います。

少し前に、「マウスピースの選び方」という記事を書きましたが、マウスピースを選ぶ時のポイントとして以下のことを書きました。

<マウスピース選びのポイント>

 ・メーカー、型番については、最初は定番と言われているものを選ぶこと。

 ・マウスピースを購入する際は、必ず自分で試奏して購入すること。

 ・マウスピースは楽器と同様に個体差があるので、可能な限りプロや上級者が選定したものを購入すること。

 ・先生のレッスンに付いている人は、自分の先生ともよく相談した上で選ぶこと。

 ・自分の購入予定のマウスピースは、在庫本数の多い楽器店で必ず複数本の中から選んで購入すること。


ところが、地方にお住まいの方とかですと、近くにある楽器店が小さくて、マウスピースの在庫がほとんどないような状況で、楽器店に足を運んでも複数本の中から試奏して選べなかったり、自分の周りにマウスピースの選定をしてくれるような上級者やプロの先生がいなかったりして、個体のいいマウスピースを手に入れるのが困難な方が多くいらっしゃるのではないでしょうか。

今までの記事にも書きましたが、サックスは口に近いパーツほど演奏や音色に与える影響が大きくなりますので、マウスピース選びは本当に重要です。

そこで、私が前の記事で紹介した定番マウスピースで、プロの先生の選定品のマウスピースがネット販売で購入できますので、ここで紹介したいと思います。


まずは、私がもう20年以上愛用しているセルマーの定番マウスピースのS80C☆(通称:ワンスター)の選定品です。


こちらは、クラシカルサクソフォーンの先生として有名な、宗貞啓二先生の選定品のマウスピースです。

【アルト用】


クラッシックや吹奏楽をされている中高生の皆さんで、マイマウスピースをこれから購入されるという方で、セルマーのS80C☆(通称:ワンスター)が欲しいんだけど、近くの楽器店が小さくて在庫がほとんどなかったり、周りにマウスピースの選定をしてくれるような人がいないという方は、この宗貞先生の選定品マウスピースを購入されるとまず間違いないと思います。

宗貞先生の選定品は、C☆☆も出ていますね。
ティップオープニングの開きがC☆よりも大きいものがいいという方は、C☆☆の方がいいですね。




次は、同じくセルマーの定番マウスピースのS90シリーズの選定品です。

S90シリーズのマウスピースは、S80シリーズに比べるとティップオープニングの開きが小さく、広いチェンバーの設計で音もよく響いてくれるモデルのマウスピースです。

特に息の力が弱くて、量も少ない女性の方とかでしたら、定番のS90-180よりも開きの小さいS90-170のモデルが楽に音が出せると思います。

まずは、東京藝術大学出身で、洗足学園大学教授の池上政人先生の選定品です。
池上先生は、トルヴェールカルテットの大先輩にあたる、キャトゥルロゾー・サクソフォン・アンサンブルのメンバーで、冨岡先生と一緒にご活躍されていた日本のサックス界の大御所の先生です。

【アルト用】



こちらは、セルマーの新しいマウスピースですね。同じく池上先生の選定品で、セルマーのコンセプトのマウスピースです。



S90シリーズの選定品は、他の先生方のものも色々と出ていますね。








そして、クラッシックや吹奏楽でよく使われるバンドレンのV5シリーズの選定品も出ていますね。
クラッシックや吹奏楽ではセルマーのマウスピースを愛用される方が多いですが、いやいやバンドレンがいい!という方もいらっしゃいますね。

こちらは、アルトのマウスピースで、バンドレンのV5シリーズです。吹奏楽では定番のV5 A28の選定品です。



その他にもバンドレンの選定品が出ていますね。











おっと、これは珍しい!!

バリトンのマウスピースの選定品も出てますね。








東京佼成の栃尾先生のヤナギサワのマウスピースの選定品も出てますね。




こちらは平賀さんの選定品でルソーのマウスピースです。

【バリトン用】


ルソーのマウスピースと言えば、あまり聞いたことのない人も多いかも知れませんが、ブランドとしては有名なメーカーで、個性的なマウスピースで愛用されているプロの奏者の方も結構います。

バリトンサックスは、中高生の皆さんでマイ楽器を持っている人はほとんどいないかも知れませんが、マイマウスピースぐらいは何とかご両親に買ってもらえると言う方もいらっしゃると思いますし、社会人の方でもバリトンはマウスピースだけでも持っておきたいという人にとっては、バリトンのマウスピースの選定品は貴重ですね。

バリトンのマウスピースは1本の値段が高価な上に、在庫本数もアルトやテナーに比べると本当に少ないので、選んだりできないという場合がほとんどですので、この選定品はこれからバリサクのマウスピースを買うという方にとっては本当にお買い得だと思います。

ここまでは、クラシカルサクソフォーンのマウスピースでは定番中の定番と言われているマウスピースの選定品をご紹介してきましたが、例えば、須川さんや彦坂さん、田中さんなどはトルヴェールカルテットのメンバーということでかなり知名度も高いですし、ファンだという人も多いので、トルヴェールのメンバーの選定品ともなればやはり人気ですぐに売り切れてしまうようですが、自分があまり知らないようなプロの先生の選定品でも、複数本の中からちゃんとバランスのいいマウスピースを選んでいますので、選んでいる先生が宗貞先生でも塩安先生でも、そして冨岡先生でも平賀先生でも、とにかくプロの先生の選定品であればマウスピースの個体としてはまず間違いないマウスピースだと思いますので、誰々の選定品だから良いとか悪いとかいう話ではありません。

つまり、プロの先生の選定品であれば、事情があって試奏しないで買うということになってしまっても、ハズレくじを引くということはまずないということです。

ただ、選定品はプロの先生がバランスがよくて吹きやすいものを選んでいますが、音色や抵抗感とかはそれぞれの先生の好みもありますので、先生によって選ぶマウスピースの傾向には若干の違いが出てきますね。これは、マウスピースの選定品だけではなくて、楽器の選定品でも同じことが言えます。



そして、お次はジャズの定番マウスピースのメイヤーの選定品です!

【アルト用】


こちらは、熱帯JAZZ楽団のサックスプレーヤーとして有名な、藤陵雅裕さんの選定品マウスピースです。
モデルは、定番の5MMと6MMがあって、5MMの方がティップオープニングの開きが小さいので、女性の方とかでしたら5MMの方が吹きやすいと思います。

ジャズですとやはりダークなサウンドが好まれますので、ダークな響きがするマウスピースの方がすぐに売れてしまいますが、ポップスなどをされる方はブライトでドライブ感のある個体がいいかも知れませんね。

ちなみに、私もこの藤陵さん選定の5MM(スタンダード)を持っていますが、とにかく素晴らしい!!!の一言で、今まで吹いてきたマウスピースの中でも一番息の通りがよくて、おそらく今私の持っているマウスピースの中でも一番個体のいいマウスピースだと思います。

低音から高音、フラジオまで、すべての音域の音が出しやすいですし、申し分なしです。

選定品は、売り切れたらまた在庫が補充されるまでかなり待たないといけませんので、購入を検討している方は在庫のあるうちに購入されることをオススメします。

メイヤーのマウスピースは、個体差が非常に大きいマウスピースですので、バランスのいい個体を探すのが本当に大変ですので、響きがややブライトでもOKという方であれば、プロの選定品マウスピースですので、自分で楽器店に足を運んで何本も吹き比べて探す手間を考えると、この藤陵さんの選定品のメイヤーを購入した方が時間も労力も最小限で済むと思いますね。

他にも、藤陵さん選定のマウスピースが出ていますね。

ガンガン吹きたい人には、やはり定番のクラウドレイキーですよね!
レイキーも私の好きなマウスピースのひとつです。

レイキーも藤陵さんの選定品が出てますね。

【アルト用】


クラウドレイキーは、めちゃもてサックスのデモ演奏を吹いている、萩原隆さんも愛用しているマウスピースですね。

私が ESM Jazzのマウスピースを購入した時に、クラウドレイキーも候補に上がっていて、楽器店で試奏したのですが、バランスのいい吹きやすい個体がその楽器店になかったので、諦めてESMの方を購入しました。

このクラウドレイキーもメイヤーのマウスピースと同様に、個体差の非常に大きなマウスピースですので、バランスのいい吹きやすい個体を探すのが大変なんですよね…

ですので、藤陵さん選定のクラウドレイキーなんかは、自分であちこちの楽器店で試奏して探し回るよりも、ネットで選定品を購入した方が絶対に効率的ですね。


そして、ジャズと言えば、テナーサックス。テナーサックスと言えば、オットーリンクのマウスピース。

ということで、通称「リンクラバー」と呼ばれている、オットーリンクのラバーモデルで、テナーの藤陵さんの選定品も出ていますね。

【テナー用】


こちらは2009年に限定モデルとして出されたマウスピースで、しかも藤陵さんの選定品ということになると間違いないマウスピースだと思います。

限定モデルなので、1本1本にシリアルナンバーも入っているようです。

テナーでジャズをやっている人にはオススメのマウスピースではないでしょうか。

そしてお次は、同じくオットーリンクのメタルで、テナーのマウスピースです。

こちらも藤陵さんの選定品です。

【テナー用】



私も、オットーリンクは、ラバーもメタルもこれまでに何度も試してみたことがありますが、個体差が大きいマウスピースで、なかなかいい個体にめぐり合ったことがありませんので、もしリンクのマウスピースが欲しいと思っていらっしゃる方は、この藤陵さんの選定品を購入されることをオススメします。

メタルのマウスピースは、ただでさえ初心者の方には吹きこなすのが難しいマウスピースですので、私が初心者の方にオススメするとすれば、やはりヤナギサワのメタルをオススメするのですが、どうしてもオットーリンクのメタルが吹きたいという方は、これらのプロの奏者が選んだ選定品を購入されることをオススメします。

非選定品のオットーリンクは、個体差が大きく、店頭で普通に販売されている在庫をあちこちの楽器店で試奏してみると分かると思いますが、「これは吹きやすくていい!!!」と感じる個体にめぐり合うことはそうそうありません。




・・・ということで、今回は地方にお住まいの方とかで満足いくマウスピース選びができないという方々のために、ネットで購入できる選定品の定番マウスピースをご紹介しました。


もちろんマウスピース選びは、直接楽器店に出向いて、上級者の方とかにマウスピースを選定してもらった上で、自分でも試奏して選ぶのがもちろんベストですが、なかなかそうもいかないという人は、ぜひこのネット購入できるプロの先生の選定品マウスピースを購入されることをオススメします。

たかがマウスピースぐらいで・・・と思う人もいらっしゃるかも知れませんが、楽器と同様に、同じメーカーの同じモデルのマウスピースでも個体が違うと全く違うマウスピースのように性格が異なりますし、バランスの悪いハズレのマウスピースを買ってしまうと上達の妨げにすらなることも十分にありえますので、マイマウスピースの購入は本当に慎重になるべきです。


この記事はマウスピースを購入される方が最初にこの記事を書いた当初から参考にして下さる方がたくさんいて、楽天のリンクを貼っているのですが、すぐに売り切れ売り切れで、何度も私の方でリンクの貼り換えをしているんですよ(笑)

今貼っているリンクはアクタスさんのリンクがほとんどですので、たとえ売り切れになっていたとしても、ブックマークをしてちょくちょくチェックしていると再入荷されることがありますので、売り切れていたとしても諦めずに根気よくチェックしているとまた再入荷したときに購入できると思います。

ちなみに、私もなかなかいい個体に出会えない、メイヤーやクラウドレイキーは、藤陵さんの選定品を購入しましたが、ものすごく個体がいいので吹きやすくて愛用のマウスピースになっています。

マウスピースの選定品は、こうしてネット通販で購入しても十分価値のあるものですので、地方にお住まいの方で、お近くの楽器店では試奏するだけの十分の在庫がないという方や、マウスピースを選んでもらえる上級者の方やプロの方がいないという方は、どんどん売り切れていきますので、お早めに!!!



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マウスピースの選び方

今日は、マウスピースの選び方について書きたいと思います。

今まで過去の記事で、いろんなマウスピースを紹介してきましたが、マウスピースを選ぶことについては記事として書いていませんでしたので、ここで書くことにします。

マウスピースを選ぶと言っても、マウスピースは本当に色んなメーカーから色んなタイプのマウスピースがたくさん売られていますので、みなさんの中でも迷ってしまうという方が多いのではないでしょうか?

サックスを始めたばかりの方とかですと、マウスピースのメーカーや型番などを言われても、どのメーカーのどの型番がいいか?と考えても、雑誌などの情報を参考にするか、楽器店の方に聞いたりするしか方法がないと思います。

もしくは、自分の好きなプレーヤーが使っているマウスピースを調べて購入する方も多いかも知れませんね。


しかしながら、マウスピースはアンブシュアに及ぼす影響が大きいパーツですので、初心者の方は特に慎重に選ぶ必要があります。

例えば、自分の好きなプレーヤーが愛用しているマウスピースを選んだとしても、それが自分に合っていないマウスピースであれば、上達を大きく妨げてしまうことも珍しくありません。

また、プロのサックスプレーヤーが使用しているマウスピースの大半は、市販されているマウスピースと同じ型番のモデルであっても、そのまま使っているというケースはほとんどなく、たいていそのプロの奏者専用にカスタマイズされています。

例えば、私の大好きなフュージョンプレーヤーの本田雅人さんは、ヤナギサワのメタルの7番を使っていますが、実際は本人用にカスタマイズされていて、ティップオープニングは8番ぐらいになっているそうです。(ライブの時に、ご本人から聞きました)

そんなこんなで、初心者の方、これからサックスを始めようとしている方がマウスピースを選ぶ場合は、各音楽ジャンルで使用されている定番モデルのマウスピースを使用した方が無難です。


【クラシック・吹奏楽】
 <ラバー>
  ・セルマー  : S80 C☆、S90-170、S90-180、S90-190
  ・バンドレン : V5 A27
  ・ヤマハ   : 4C


【ジャズ・フュージョン・ポップスなど】
 <ラバー>
 ・メイヤー  : 5MM、6MM

 <メタル>
 ・ヤナギサワメタル : 6、7


だいたい私が初心者の方とかにオススメする定番のマウスピースは、この辺りですかね。
この辺りのマウスピースであれば、初心者の方、これからサックスを始めたいという方でも安心して使えると思います。



まず、クラッシック・吹奏楽のジャンルですが、やはりセルマーのマウスピースが一番ユーザも多いのではないでしょうか。

バンドレンの V5 A27 を使っているという人も結構いると思いますが、私の周りでバンドレンのマウスピースを使っているという人は数えるぐらいしかいなかったように思います。

あと、ヤマハの 4C もヤマハの楽器に付属しているマウスピースですので、結構使っている方もいらっしゃるかも知れませんが、すぐにセルマーのマウスピースに買い替える人が多いですね。

セルマーの定番マウスピースで、どのモデルがどうだという部分については、別の記事に詳しく書いていますので、そちらを参考にして下さい。

また、ジャズでよく使われているラバーの定番マウスピースのメイヤー 5MM、6MM のマウスピースについてですが、こちらは定番と言われているのですが、メイヤーのマウスピースは個体差がかなり大きいマウスピースですので、同じ型番のモデルでも物によっては吹奏感が全然違いますし、中にはかなり品質の悪いハズレマウスピースもありますので、購入される場合は、もちろん試奏は当たり前で、プロや上級者に選定してもらうのが一番です。

あと、メタルのマウスピースですが、やはりヤナギサワのメタルが一番クセもないですし、品質もよく、安心して使えます。

私も、ヤナギサワメタルの7番を持っていますが、他のデュコフやオットーリンクなどのマウスピースに比べると個体差も少ないですし、クセもなくて吹きやすいので大好きなマウスピースです。

ジャズやフュージョンなどを中心にされている方は、やはり自分の音に個性を出したいという人や、自分の目指す音の方向性が人によって多岐に渡りますので、最初からクセのある個性的なマウスピースを使われる方も多いと思いますが、私が人にすすめる場合は、最初は必ず定番のモデルをすすめています。


ちなみに、私の身内で音大のサックス科に進んだ人がいるのですが、その人は音大受験の時に習っていた先生にルソーのマウスピースをすすめられて愛用していて、受験の時もルソーのマウスピースで受験して合格したのですが、音大のサックス科に入学してから日本でも有名な某サックスの先生に付いた時に、ルソーのマウスピースの使用をすぐに止めてセルマーの「S80 C☆」に変えるように言われたそうです。

しかしながら、それでもルソーの方が慣れてるし音も好きだから、先生に「今はお金がないので後で買います。」と言ってごまかしたら、「今私の手元に1本あるから、それを君にあげるからすぐに変えなさい。」と言われてシブシブ変えたそうです(笑)


少しダラダラになってしまいましたが、マウスピース選びのポイントを少し整理してみたいと思います。


<マウスピース選びのポイント>

 ・メーカー、型番については、最初は定番と言われているものを選ぶこと。

 ・マウスピースを購入する際は、必ず自分で試奏して購入すること。

 ・マウスピースは楽器と同様に個体差があるので、可能な限りプロや上級者が選定したものを購入すること。

 ・先生のレッスンに付いている人は、自分の先生ともよく相談した上で選ぶこと。

 ・自分の購入予定のマウスピースは、在庫本数の多い楽器店で必ず複数本の中から選んで購入すること。


だいたい以上のようなことに注意して購入すれば、マウスピースで失敗することはないと思います。


サックスは、口に近いパーツほど音に及ぼす影響が大きいので、自分の実力や目指したい音の方向性などに合わせて、可能な限りクセが少なくて吹きやすいマウスピースを選ぶことが大切です。


私がこのブログで紹介しているマウスピースの中には、確かにいいマウスピースなんだけど、本当に個性的で、初心者の方々にとってはとんでもなく扱いにくいモデルもいくつか紹介していますので、その点は留意しておいて頂ければと思います。

私もサックスを始めて30年以上になりますが、マウスピースを変えて音の方向性の違いを楽しんで吹くようになったのもここ数年の話ですし、それまでの20数年間は、愛用の1本のマウスピースで吹いてきてます。

何が言いたいのかというと、マウスピースは、そのぐらい長く同じものを使い続けたりする大切なパーツですので、最初のマイ・マウスピース選びというのは本当に大切だということです。

自分の身体の一部だと思って選んだ方がいいかも知れませんね。

私もマウスピースをいろいろと変えて吹くようになってから気付いたのですが、マウスピースをいろいろと変えて吹くと、アンブシュアもそのマウスピースによって変わってきますので、「これじゃあ、アンブシュアの基礎がしっかり固まってないと、アンブシュアが崩れやすくなってなかなか上達しないということにもなるなぁ・・・」とつくづく感じましたからね。


私も今まで知人がマウスピースを購入する際の選定に何度も付き合ってきましたが、必ず楽器店を複数件ハシゴして、本人に一番合う「モノ」が見つかるまで時間をかけて探しますからね。それで、いい個体がなかったりすると、次に楽器店に新しい商品が入庫するまで待ったりすることもあります。

普通にマイ・マウスピースが早く欲しい人にとってはそこまで我慢できないかも知れませんね(笑)

しかしながら、私の場合はビギナーのマウスピース選びにはそのぐらい慎重に選ぶことが大切だと思っています。


さて、みなさんはいかがですか?

中高生や学生の皆さんですと、マイ・マウスピースを買ってもらえるということになると、その喜びの方が先に立ってしまって、「いい個体のマウスピースを選ぶ」ことよりも、「早くモノが欲しい!」ということになってしまうかも知れませんね(笑)

でも、そこはぐっと我慢して、時間をかけてでも「いい個体のマウスピース」をじっくりと探して下さい。


「いい個体のマウスピース」に出会えるかどうかでも上達の早さは大きく違ってくると思います。



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MORGAN 6J、7J、7 (ソプラノ)

今日は、だいぶ前になるのですが、知人から珍しいマウスピースを3本ほど借りて試奏しましたので、そのインプレッションについて書きたいと思います。

MORGAN


写真の左から、6J、7J、7 と並べてます。

借りてから最初に少し吹いてみたのですが、もっと集中して吹いて、マウスピースの特性をもっと詳細にレポートしたかったので、2時間ほどスタジオを借りて、個人練習がてら試奏してきました。

前に Vandren V16 S6 を借りて吹いた時も思ったのですが、私の知人、本当にいいマウスピースを色々と持ってます。

今回試した、MORGANの3本のマウスピースもすごく良かったですね!


【試奏データ】
楽器: YSS-875EXHG
マウスピース: MORGAN 6J、7J、7
リガチャー: BARI 付属リガチャー
リード: LaVoz MH


【 MORGAN 6J 】
吹いてみて驚いたのですが、本当によく響くマウスピースですよね~~~
私がこの知人に借りてすごく気に入って購入した、Vandren V16 S6 や BARI 66と吹き比べてみたのですが、まず音の太さが全然違ってて、音がかなり太くてよく響きますね。

音色の柔らかさは、V16とは少し違う音の柔らかさで、柔らかい音色をしてるのですが、音に芯があってかなり太い音しますね。音が太いのに、音色は決して硬くはならず、芯のある音で甘い響きがします。

音色はかなりダークで、「あれぇ、ピッチが低いのか???」と思ってしまうぐらいダークな音色ですね。

このMORGANの「J」が付いている型番のモデルって、チェンバー部分が広くなっているんですかね?

「J」のついていない7番と吹き比べてみたんですが、「J」の付いてる方が音が本当によく響きます。

セルマーで言うと、S90シリーズのような感じで、音色がダークなのにすごく響きがいいマウスピースだと思いました。

6Jは、ティップの開きがあとの2本のマウスピースより狭いため、音も安定していて、息の力や量がそんなになくても楽に音が出ますし、ヴィブラートやベンドアップ、ベンドダウンなども、そんなに大袈裟にしなくても楽々できますが、この6Jは欲を言えば音が楽に出せて安定しているのですが、表現の幅があとの2本に比べると、少し狭いように感じました。

しかしながら、いつも私の使っているセルマーのマウスピースに比べると全然音の太さが違いますので、これを吹いた後にセルマーのマウスピースで吹いてみると音が貧弱に聴こえてしまうぐらいです。

高音域やフラジオもキッチリと出ますし、高い音が当たらないというストレスもないですね。


【 MORGAN 7J 】
お次は、6Jよりもティップの開きの大きい7Jです。
このマウスピースも、6Jと同様に音がものすごく太くて、本当に音がよく響きます。

この7Jも6Jと同様に、太くて柔らかい音色が特徴で、ティップの開きが大きい分、音量もかなりの音量が出ます。

ティップの開きが大きい分、ヴィブラートやベンドアップ、ベンドダウンもコントロールしやすくて、6Jに比べるとかなり表現の幅が広いマウスピースですね。

それにしても、MORGANの「J」の付く型番のマウスピースは、本当によく響きますね~~~

音色は、6Jと同様にかなりダークな音色なんですが、6Jよりも息がよく入るので、音の響き、音抜けが6Jよりもかなりよくて、まるで「管体のまわりが音の響きに包まれたような感じ」で鳴ってくれるので、吹いててすごく気持ちいいです。

中低音域は特に音の響きがよくて、息をドーーーンと入れるとかなり太い音でしっかり鳴ってくれますし、ルーズで太い息を入れると、甘くてセクシーな音も出ますし、Vandren V16 S6 のようにクラッシックにはちょっと使えそうにはないですが、スローバラードやスウィートなジャズには持って来いのマウスピースだと思います。

高音域も、フラジオを含め、音の当たり、抜けも共によくて、上から下まで本当にバランスよく鳴ってくれます。

いや~~~~本当にいいマウスピースですね・・・

この3本の中では、評価は1番の「◎」です!!
私は、この3本の中では、個人的にはこの7Jが一番好きですね。。

柔らかくて太い音色で本当によく響いてくれますし、何よりヴィブラートやベンドアップ、ベンドダウンなどのコントロールのしやすさが抜群にいいです。


【 MORGAN 7 】
最後は、7番のモデルです。

この7番のモデルは、「J」の付いた後の2本とは少しテイストの違ったマウスピースで、「J」付きのマウスピースに比べると音の響きが抑えられた感じです。

MORGANのマウスピースの音色の傾向としては、柔らかくて太い音色という路線は同じなのですが、「J」のモデルに比べると音色は若干明るめでストレートな音が出ますね。

ティップの開きが広くなってる分、息がたくさん入り、音量もかなり出るのは7Jと同じですが、響きが抑えられた分、少し乾いた感じの音がします。

また、音がストレートな感じのせいなのか、音色があとの2本に比べると若干明るい感じがしますね。セルマーのマウスピースで言うと、「J」付きがS90シリーズで、この「J」なしのモデルが S80シリーズに相当するような感じの違いと言えば分かりやすいですかね。

7Jと7を比べてみると、ティップの開きは同じなのかも知れませんが、チェンバーの広さが違っているせいか、音の響きが抑えられている点が違ってたり、7の方がかなり息を持っていかれる感じがしました。

身体が大きくて、息の力が強くて、かなりダイナミックに吹くようなスタイルの奏者であれば、「J」付きのモデルよりも、「J」なしのこちらのモデルの方がいいのではないでしょうか。

音の響きが抑えられていて、乾いたような感じの音がしますので、吹く時の表情をかなり大胆に付けてやったぐらいでちょうどいいぐらいの演奏になるかも知れません。

6J、7Jの方は、音の響きがよくて、コントロールもしやすいので、割と簡単に表情が付けられる感じなのですが、この7番のモデルは素直に音が出る感じのマウスピースですので、しっかりと息を入れてやって、かなり大胆に表情を付けてもいやらしくならない感じでいいですね。


今回は、私の知人から借りた珍しい3本のMORGANのマウスピースを試奏しましたが、先日購入した Vandren V16 S6 と BARI のマウスピースも一緒に吹き比べてみたのですが、音の太さが全然違っていて、MORGANのマウスピースの後に吹いてみると、かなり音が細くて響かないように感じました。

私がこの3本の中でオススメするとしたら、やはり7Jですね!



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Vandoren V16 A5 (アルト)

先日、知人に試奏の感想を聞かせて欲しいと送ってもらった、ソプラノのマウスピースの Vandoren V16 S6 がすごくいいマウスピースだったので、これはアルトのV16も期待できるぞ!!ということで、Vandoren V16のアルトのマウスピースを吹いてきましたので、今日はアルトの V16 について書きたいと思います。

Vandoren V16 A5 (アルト)です。

Vandren V16 A5 Alto

A5 と言えば、アルトのV16では一番ティップオープニングの開きの狭いモデルで、セルマーのアルトのマウスピースで言えば S80 C☆☆ よりもティップオープニングの開きが若干大きいぐらいです。


(試奏データ)
楽器: Selmer SA-80Ⅱ(SERIEⅡ)
マウスピース: Vandoren V16 A5
リガチャー: ヤナギサワの付属リガチャー
リード: Vandren Traditional 3 1/2


【 試奏感 】

うーーーーーむ……

ソプラノの V16 S6 を吹いて感動したので、アルトの V16 をかなり期待していたので、そのせいだと思うのですが、ちょっとガッカリ感は否めませんね・・・

ソプラノの V16 S6 は柔らかくてクラッシックにも使える、すごくいいマウスピースだったのですが、アルトの V16 A5 の方はソプラノの V16 S6 とは音の方向性が全然違っていました。

あと、Vandren の V5 A25 も試奏したのですが、クラッシックや吹奏楽をやるのであれば、アルトの場合はV5 シリーズの方が、より音の方向性が近いと感じました。

アルトのこの V16 A5 は、どちらかと言えば音はシャープで硬めの音色で、エッジの立った音がしますね。

マウスピース自体は、V16 ですので品質もよく、個体差も少ないと思いますし、特に高音域の音は非常にクリアで音抜けも抜群にいいし、息の通りもスムーズでいい感じですね。

しかしながら、ソプラノの V16 S6 のような柔らかくて甘い音色をイメージしていると、吹いて見た時に思い切りガッカリするかも知れません(笑)

吹いた感じとしては、吹奏感は軽くて、音色はカッチリとして少し硬めで、高音域のよく抜ける感じです。

フラジオの当たりは抜群に良くて、音のコントロールもしやすいですね。

高音域仕様のマウスピースという感じですので、低音域は少し音の深みが足りなくて物足りない気がしましたね。

吹奏楽やクラッシックには、うーーん…ちょっと使えないかも知れません。

私の個人的な試奏感では、使用するジャンルとしては、フュージョンにはちょっとパンチが足りない感じですので、どちらかと言えば、ポップス向きのマウスピースかも知れませんね。

V16 はバンドレンのマウスピースの中では品質はよく、出来も悪くないマウスピースですので、使用する音楽ジャンルによっては大きな力を発揮するマウスピースだと思います。

実際に、V16のマウスピースのファンの方も多いですし、愛用者の方も多いですからね。



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ピリンジャー ブロンザイト (テナー)

今日もまたマウスピースについてです。
イギリスの職人のハンドメイドのマウスピース、ピリンジャーのマウスピースです。

ピリンジャー ブロンザイト(テナー)です!

ピリンジャー ブロンザイト


最初に一言…

このマウスピース、とにかく素晴らしいです!!!


(試奏データ)
楽器: Yanagisawa T992 GP
マウスピース: ピリンジャー ブロンザイト
リガチャー: ハリソンGP
リード: Vandren Traditional 2 1/2


【 試奏感 】

いや~~このマウスピース素晴らしいです!!!

エボナイトに金属を混ぜて作られたという、このピリンジャーのブロンザイトのマウスピース…

持ってみると、重っ!!!

重さはまるでメタルのマウスピースです(笑)

金属が混ざっているとのことで、ブロンザイトと言うぐらいなので、ブロンズ(銅)を混ぜて作っているのですかね?
メタルのマウスピースと変わらない重さのマウスピースですね。

それで、試奏に使った楽器は、ヤナギサワのテナーのGPモデル…
ブロンズモデルに金メッキを施した、ヤナギサワの超ハイエンドモデルです。

T-992GP


最高の組合せですね。

最初に吹いてみた感じは、楽器がGPの楽器だということもあるとは思うのですが、ものすごく重厚で太い音色で、ラバーのマウスピースではとてもじゃないけど出せないような音がしますね。

テナーはもともとアルトに比べると、音も少しこもりがちな音になってしまうのですが、このピリンジャーのブロンザイトのマウスピースに、テナーのGPモデル、そしてリガチャーはハリソンGPという組合せにすると、音の輪郭もはっきりしますし、かといってキツい音になることは決してなく、GPの楽器の奥の深い響きの中に、ブロンザイトのマウスピースの重厚で輪郭のハッキリした音がたまらないですね…

私も昔、マイケルブレッカーが生きていた頃に、大阪ブルーノートに来た時に彼のライブを聴きに行ったことがあるのですが、その時に聴いたブレッカーの重厚なテナーサウンドを思い出しましたね。

かと言って、このピリンジャーのブロンザイトのマウスピースは、ジャズだけでなくて、クラッシックでも十分に使えるな…って思いました。

上から下まで吹いてみたのですが、マウスピースの完成度が非常に高く、音程もしっかりしており、コントロールもかなり楽でした。

ティップオープニングのデータを控えてこなかったので、データがちょっと不明ですが、ティップの開きはかなり大きく、息をかなり持っていかれてしまいましたが、だからと言って音がかすれたりすることもなく、クリアで重厚な響きがしましたね。

フラジオもしっかりと当たりますし、高音域、中音域、低音域と全音域に渡って素晴らしい安定感です。

思わず店員さんに、「ピリンジャーのアルトのブロンザイトはないのですか?」と聞いてみたのですが、残念ながらお店にはないとのことでした。

それにしても、このピリンジャーのブロンザイトのマウスピース、「とにかく、素晴らしい!!」の一言ですね。

テナーで重厚でダークな太い音色を求めていらっしゃる方にはオススメのマウスピースですね!

お値段は、さすがにピリンジャーですね。

¥40,950- 也~~~

と、マウスピースにしてはかなりの高価なお値段ですが、4万払っても値段だけの価値は十分にあるマウスピースだと思います。

ご興味を持たれた方は、是非とも一度試奏してみて下さい!

私も次は、アルトのブロンザイトがあれば是非とも試奏してみたいですね。

ちょっとリッチなそこのアナタ!!

重厚で太い音色が魅力のこのピリンジャーのブロンザイトはいかがでしょうか?


このマウスピースも、いつもお世話になっている、JEUGIA梅田ハービスENT店さんにありますので、ご興味のある方は是非とも試してみて下さい!


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