ミストなサックス

これまでのサックス人生を振り返りながら、サックスを吹くアマチュアプレーヤーの上達のヒントや情報交換の場になればと思い、当ブログを立ち上げました。

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Ligaphone UNIVERSAL (リガフォン ユニバーサル)

今日は、またまたリガチャーについて書きたいと思います。

リガチャーについては、これまでも私の愛用リガチャーから、楽器店で試奏した様々なリガチャーのあれこれ、リガチャーを変えることによる効果などを書いてきました。

今日は、私が今アルトで愛用しているフランスのリガフォン(Ligaphone)のリガチャーで、ユニバーサルというリガチャーについて紹介したいと思います。

私の愛用しているリガフォンのLigaphone Orchestre GP については、過去の記事を参考にして下さい。

http://takasax.blog39.fc2.com/blog-entry-132.html

私の使っているリガフォンのリガチャーは、アルトとB♭クラリネットの兼用リガチャーなのですが、今回紹介するユニバーサルは、リガチャーの上半分の逆締めネジの部分がワイヤーによる可変式の留め金になっていて、マウスピースの径に関係なく、ソプラノからバリトンまでの楽器に対応できるリガチャーなんですよ。

とりあえず、どんな感じなのかを見てみましょう。

まずは、ゴールドプレート(GP)のモデルからです。


【リガフォンGPオーケストラ】



・24金メッキ仕上
・オーケストラ(薄いパッド)…パワフルで艶やかな音色
・Eb・B♭・アルト・バスクラリネット、 ソプラノ・アルト・テナー・バリトンサックス用

まずオーケストラモデルですが、私の愛用しているモデルの可変式バージョンです。
リードの当たるパッドの部分が薄手の布パッドになっていますので、吹いた時の抵抗感も少なく、BG Tradition GP に比べると楽に音が出ますし、吹いた時の吹奏感は軽い感じで、音色は華やかで明るい音がすると思います。



【リガフォンGPクラシカル】



・24金メッキ仕上
・クラシカル(厚いパッド)…豊かで明るめの音色
・Eb・B♭・アルト・バスクラリネット、ソプラノ・アルト・テナー・バリトンサックス用

次はGPのクラシカルですが、こちらは私の愛用しているモデルよりもリードの当たる部分のパッドが厚手になっていますので、オーケストラに比べると吹いた時の抵抗感も強めで、音色はオーケストラよりも少し落ち着いた感じの音になると思います。



次は、ブラックニッケルメッキのバージョンですね。

【リガフォンブラックニッケルオーケストラ】



・ブラックニッケル仕上
・オーケストラ(薄いパッド)…パワフルで艶やかな音色
・Eb・B♭・アルト・バスクラリネット、 ソプラノ・アルト・テナー・バリトンサックス用



【リガフォンブラックニッケルクラシカル】



・ブラックニッケル仕上
・クラシカル(厚いパッド)…豊かで明るめの音色
・Eb・B♭・アルト・バスクラリネット、 ソプラノ・アルト・テナー・バリトンサックス用


私の持っているリガフォンの説明書には、ブラックニッケルではなく、ブラックシルバーという名前で書かれていました。

ブラックニッケルですとメッキの特徴から想像すれば、ゴールドメッキのきらびやかな響きの音色に比べるとシブめの音色になるように思います。

試奏レポートでも書いていますが、キャノンボールのブラックニッケルメッキのテナーを試奏したことがあるのですが、ブラックニッケルメッキは吹いた時のレスポンスが相当よくて、音の立ち上がりもすごくいいので、このリガフォンユニバーサルのブラックニッケルメッキのリガチャーもレスポンスのいいシブい感じの音になるような気がします。

ですので、ジャズなどをされている方はブラックメッキ、吹奏楽やクラッシックをされている方は、ゴールドメッキのものが適していると思います。

また、抵抗感が弱めの吹奏感が好きな人はオーケストラ、抵抗感が強い吹奏感が好きな人はクラシカルを選ばれるといいと思います。


私がリガフォンのリガチャーを購入した時は、このユニバーサルの存在を知りませんでしたので、アルト用のものを購入しましたが、もしこのユニバーサルの存在を知っていれば、ソプラノも吹きますので、このユニバーサルを購入していたと思います。

マウスピースの径とリガチャーには相性がありますので、可変式で調整のできるリガフォンのユニバーサルはすごく便利だと思いますし、何よりも今の一番の私のお気に入りのリガチャーの可変式リガチャーですので、オススメです。


私のようにソプラノ、アルト、テナー、バリトンと、複数の楽器を掛け持ちする人にとっては嬉しいリガチャーですね。

BG Tradition GP のリガチャーに比べると、価格も安いですし、コストパフォーマンスにも優れたすごくいいリガチャーですので、みなさんもぜひ一度お試し下さい!




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リガチャー変えるとそんなに変わるの?

はい、そんなに変わります!(笑)

…ということで、変な始まりになりましたが、今日はリガチャーについて書いてみたいと思います。

これまでの記事でも、リガチャーについて色々と書いてきましたが、今日は改めてリガチャーについて書いてみたいと思います。

リガチャーと言えば、マウスピースにリードを留めるためのパーツですが、このリガチャーがサックスの音色や吹奏感に及ぼす影響が非常に大きいです。

サックスを始めたばかりの初心者の方ですと、リガチャーが変わると音色や吹奏感がガラっと変わってしまうと言ってもピンと来ない人も多いのではないでしょうか。

実は、この私も最初はリガチャーについては特に意識もしていなかったので、中高生の頃は使っていたマウスピースにもともと標準で付属していたものを使っていたのですが、社会人になってからリガチャーを変えてみて、その吹奏感や音色の変化に衝撃を受けてからは、自分のお気に入りのリガチャーをずっと使い続けてきました。

私がサックスを始めた中学生の頃の記憶として残っているのは、中学の先輩が「ハリソンのリガチャーだぞ~!」とか言いながら、普通のリガチャーを逆に付けてネジを締めてふざけて吹いていたのをよく覚えています(笑)

今では、中高生の皆さんでも吹奏楽の盛んな学校にいらっしゃる方ですと、先生や先輩からのオススメでいいリガチャーを買って使っている人も多いと思いますが、中には「リガチャー変えるとそんなに変わるの?」と思っていらっしゃる方も多いかも知れませんね。

でも、その答えは・・・

「はい、すごく変わります!」です(笑)


実は、先日私のブログのリガフォンのリガチャーの記事にコメント頂いた方も、リガフォンのリガチャーが届いて試したところ、今までよりも全然音が良く響くようになったということで喜びのメールを頂きました。


私がこれまでの記事に何度か書いた記憶があるのですが、サックスという楽器は、口に近いパーツほど吹奏感や音色に及ぼす影響が多い楽器ですので、口に近いパーツ、つまり、マウスピース、リード、リガチャーについては、いいものを使えばそれだけ音も出しやすくなり、音色も使うモノによって大きく変わります。

例えば、マウスピースですとクラッシックでよく使われるハードラバーの黒いマウスピースと、ジャズやフュージョンでよく使われているメタルのマウスピースでは、同じセルマーの楽器を使っても、出てくる音の方向性が全然変わってきます。

また、リードについても、マウスピースとの相性によって適した硬さも変わってきますし、シングルカットやダブルカットのリードのカットの違いによっても音が変わってきたりします。

それと同じように、リガチャーについても色んなメーカーから色んな種類のリガチャーが出ていますが、使うリガチャーによって音色や音の響きが全然違ってくるのです。


それでは、リガチャーの違いでどんな風な違いが出てくるのかを書いてみたいと思います。

まず、リガチャーの見た目で大きく違うのは、リードを留める時に締めるネジの本数ですね。

ハリソンやウッドストーンなどのリガチャーには2本ネジが付いていますし、今のセルマーの標準リガチャーやBG、私の使っているリガフォンなんかは1本ネジですよね。

私も色々なリガチャーを試してみましたが、このネジの本数による音色や吹奏感の違いはそれほどないように思います。

それよりも、音色や吹奏感に大きな影響を与えるのは、リガチャーの塗装の材質が何なのかと、リードに接触する部分がどのような構造になっているかで音の響きや吹奏感が大きく違ってきます。

まず、塗装の材質ですが、値段の安いリガチャーは、塗装に「ゴールドラッカー」という「金色」のラッカーが使われているのですが、この「ゴールドラッカー」のリガチャーは吹いても音色や吹奏感が変わることもありません。

セルマーの標準で付いている1本締めのリガチャーがこのゴールドラッカーのリガチャーです。


【セルマー標準リガチャー(ゴールドラッカー)】



このリガチャーは、「GL LIGATURE SAXPHONE ALTO GOLD」ということで、GLですのでゴールドラッカーということになります。

金メッキのリガチャーは、GP(ゴールドプレート)という名前が付いているもので、見た目は分かりにくいのですが、金メッキ(GP)のリガチャーですと、ゴールドラッカーのリガチャーとは全然違って、音色も深くてよく響く音になります。


以下が上と同じセルマーの標準リガチャーですが、塗装が金メッキ(GP)のモデルになります。


【セルマー標準リガチャー(金メッキ)】



同じセルマーの標準リガチャーでも、金メッキになると値段が倍以上に跳ね上がりますね(笑)

上のゴールドラッカーのものと形状は全く同じですが、塗装に本物の「金」を使っていますので、響きも全然違いますし、値段は倍以上になりますが、響きは格段によくなりますので値段が倍以上になっても、それだけお金を出す価値は十分にあります。



また、銀メッキのリガチャーは、SP(シルバープレート)という風に書かれています。
銀メッキのリガチャーの特徴は、金メッキのとは違って、パワフルな響きがします。

以下がセルマーの銀メッキのリガチャーです。


【セルマーリガチャー(銀メッキ)】



これも、リガチャーは銀メッキですので響きがパワフルになりますので、金メッキのリガチャーとは響きが違ってきます。

銀メッキの場合は、音が響きすぎるぐらいパワフルな感じになりますので、慣れていない人とかですと音の響きをコントロールするのが難しいかも知れません。


それ以外ですと、ピンクゴールドのメッキ(PGP)がありますね。
ピンクゴールドメッキは、普通のゴールドメッキよりも響きが柔らかい音色になります。

【セルマー標準リガチャー(ピンクゴールド)】





メッキの違いによる響きの違いをまとめてみますと、

・ゴールドラッカー(GL):響きが少ない
・ゴールドプレート(GP):音色が深くてよく響く
・ピンクゴールド (PGP):GPよりも音色が柔らかくてよく響く
・シルバープレート(SP):パワフルでよく響く

という感じになります。

吹奏楽やクラッシックでよく使われるリガチャーは、金メッキ(GP)かピンクゴールドメッキ(PGP)のものが多いですね。

また、パワフルな音色が要求されるジャズやフュージョンでは、銀メッキ(SP)のリガチャーがよく使われています。


次に、リードに接触する部分の構造の違いですが、本当に色んなメーカーからいろんなタイプのリガチャーが出ていますが、リードを留める部分の構造は大きく分けると、「点でリードを固定する」、「線でリードを固定する」、「面でリードを固定する」の3つが主なタイプですかね。

「点でリードを固定する」タイプのリガチャーは、ヤナギサワの「魔法のリガちゃん」やハリソンのリガチャーなどがあり、リードを点で固定しますので、リードの振動が最大限に生かされて、エッジの立った輪郭のはっきりした音が出ます。

「線でリードを固定する」タイプのリガチャーは、私の愛用しているBG Tradition やボナードのリガチャーなどがあります。この線でリードを固定するリガチャーは、例えばBGのリガチャーの場合ですと、2本のレールでリードを固定するような感じになりますので、点で固定するタイプのリガチャーよりもリードが安定します。音は、点で固定するタイプのリガチャーよりも落ち着いた感じの音色でよく響いてくれます。

あと、「面でリードを固定する」タイプのリガチャーは少ないのですが、私がアルトで愛用しているリガフォンのリガチャーなどがこれに当たります。面でリードを固定するタイプのリガチャーは、リードの接地面積が大きいので、リガチャーの塗装や材質に音の響きが大きく左右されます。私の愛用しているリガフォンのオーケストラのリガチャーは、リードの接地面に薄い布が張っていますので、リードの振動がまろやかになる上に、リガチャーの塗装が24金メッキですので、柔らかくてよく響く音になります。


こんな感じで、リガチャーの表面の塗装やリードとの接触面の構造によってサックスの吹奏感や音色が大きく変わります。

私も、リガチャーを初めて変えたときにはその違いに本当に驚いてしまって、こんなに変わるのなら、もっと早くからリガチャーをいいものに変えておけばよかった・・・と後悔してしまったぐらいですので、これからサックスを始めようと思っている方々やサックスの初心者の方とかで、リガチャーに興味があるという方はぜひともいろんなリガチャーを試してみて下さい。

実際に試奏してみると、その違いに驚かされると思います。

リガチャーについては、選定品とかもありますが、マウスピースや楽器ほど個体差があるものではないので、ネット通販で購入されても大丈夫だと思います。

だいたい私が他の人にオススメするリガチャーは、BG Tradition GP か PGP をオススメしています。


【 BG Tradition GP L11 アルトサックス用リガチャー(金メッキ)】




【 BG Tradition GP L41 テナーサックス用リガチャー(金メッキ)】





【 BG Tradition GP L61 バリトンサックス用リガチャー(金メッキ)】





【 BG Tradition PGP L50 ソプラノサックス用リガチャー 《ピンクゴールド仕上》】




【 BG Tradition PGP L10 アルトサックス用リガチャー 《ピンクゴールド仕上》】




【 BG Tradition PGP L40 テナーサックス用リガチャー 《ピンクゴールド仕上》】




それと、次のリガチャーは、Tradition ではなくて、DUOというモデルのようですね。
私も偶然見つけたモデルですが、クラリネットと共用になっているみたいで、私の愛用しているリガフォンのオーケストラのリガチャーみたいですね!

【 BG リガチャー "DUO" B♭クラリネット+アルトサクソフォン LIGATURE DUO SAXOPHONE ALTO/CLARINETTE SIB DUO-LD1(金メッキ) 】




BG Tradition のリガチャーは、リードの接地面が2本レールでしっかりとリードを固定できるようになっていますので、初心者の方でもすごく扱い易いですし、値段は少々お高いですが、音色や音の響きもかなりいいですし、作りもしっかりとしてて丈夫ですので、私のイチオシのリガチャーです。

ハリソンのリガチャーも人気があるのですが、ハリソンはネジを強く締めすぎたら、Hの部分がプチンと切れてしまったりしますし、落としたりして歪みが出ると、リードミスが出やすくなってしまったりするのと、音のエッジが立ちすぎて、ちょっとキツい音になるのが個人的にあまり好きではないので、個人的にはあまりオススメしていません。


ちなみに、私のカルテットメンバーや、私の教えている生徒さんも、BG Tradition のリガチャーを試してみたら、「あーーーー全然違う!!!こんなに違うんや~~」と言って、みんな BG のリガチャーをすぐにお買い上げになりました(笑)

あ、私は決して BG の回し者ではありませんよ(笑)

もう既に、BG Tradition のリガチャーを愛用している人なら、その理由がよく分かると思います。



しかしながら、ハリソンのリガチャーも人気ですので、以下に紹介しておきますね(笑)


【 RICO LRICHAS1G/H-リガチャー アルトサックス ゴールドプレート(金メッキ)】




【 RICO LRICHAS1S/H-リガチャー アルトサックス シルバープレート(銀メッキ)】





実は、この上の2つのリガチャーは、ハリソンと同じ形をしているんですが、メーカーは RICO なんですよね。
これは、ハリソンがデザインの権利を RICO に売って、RICO がハリソンから買ったデザインの権利で作ったモデルなんですよね。


【 ハリソン A2 GP アルトサックス セルマーラバー用リガチャー(キャップ無)(金メッキ)】




【 ハリソン A3 GP アルトサックス メイヤーラバー用リガチャー(キャップ無)(金メッキ)】




【 ハリソン A2 SP アルトサックス セルマーラバー用リガチャー(キャップ無)(銀メッキ)】




【 ハリソン A3 SP アルトサックス メイヤーラバー用リガチャー(キャップ無)(銀メッキ)】




【 ハリソン T GP テナーサックス ラバー用リガチャー(キャップ無)(金メッキ)】




【 ハリソン BS GP バリトンサックス ラバー用リガチャー(キャップ無)(金メッキ)】




【 ハリソン PGP ソプラノサックス用リガチャー《ピンクゴールド》】




【 ハリソン A2 PGP アルトサックス用リガチャー《ピンクゴールド》】




【 ハリソン A3 PGP アルトサックス用リガチャー《ピンクゴールド》】




【 ハリソン T PGP テナーサックス用リガチャー《ピンクゴールド》】




お気付きの方もいらっしゃると思いますが、ハリソンのリガチャーのアルトは、「A2」と「A3」の2つのタイプがあって、「A2」はセルマーのマウスピース用、「A3」はメイヤーのマウスピース用ということで少し形状が違っています。

これは、セルマーのマウスピースよりもメイヤーのマウスピースの方が太いので、セルマー用のリガチャーだとメイヤーのマウスピースには合わないので、ハリソンのリガチャーはセルマー用とメイヤー用の2種類があるという訳です。

また、BG のリガチャーには専用のマウスピースキャップが付いていますが、ハリソンのリガチャーにはほとんどマウスピースキャップが付いていませんので、ハリソンのリガチャーに合うマウスピースキャップを探して購入しないといけませんので、ちょっと面倒ですよね。

しかしながら、トルヴェールカルテットの須川展也先生をはじめ、田中靖人先生とかもハリソンのリガチャーを愛用していらっしゃいますし、「ハリソンが好き!!!」という人もたくさんいますので、ハリソンが好きな方はハリソンを使うのもいいですね!

ちなみに、私もソプラノは今は BG Tradition GP を使っていますが、その前はハリソン GP のリガチャーを使っていましたからね。


ということで、かなり長くなってしまいましたが、リガチャーを変えると吹奏感や音色はガラッと変わりますので、「リガチャーを変えたらそんなに変わるの?」って思っていらっしゃる方は、ぜひとも一度、リガチャーを変えて吹いてみて下さい。


きっと今まで吹いていたのとは世界が変わると思いますよ(笑)


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BAY GP 14K (テナー用)

今日は、テナーのリガチャーについて書きます。

うちのカルテットのテナー吹きが、音色の改造をしたいということで、その一環としてリガチャーを新調するのでオススメのリガチャーを選んで欲しいということで、楽器店で以下のテナーのリガチャーを試奏してきました。

・BG Traditional GP(現在使用中のリガチャー)
・ブルズアイ GP
・ハリソン PGP
・BAY GP 14K
・ボナード GP
・Wood Stone コパー

試奏では、現在使っている楽器と同じモデルのテナー(SERIEⅢ)と、マウスピースはS90 180、リードは青箱のセッティングで試しました。

テナーのSERIEⅢは、SERIEⅡに比べるとかなりパワフルな鳴りのするモデルで、柔らかくてまろやかな響きのするSERIEⅡとは全く性格の異なるモデルですので、
楽器の性格によって合うリガチャーも変わってきますね。

以下、私が試奏したリガチャーのひとくちコメントです。

・BG Traditional GP(現在使用中のリガチャー)
⇒ 音色が明るく、音抜けもよい。抵抗感は少なめ。

・ブルズアイ GP
⇒ 音色は明るくて、パワフルな鳴り。鳴りはパワフルだが、音は少し粗め。

・ハリソン PGP
⇒ 音色は明るくて、音のエッジが効いている。音は少し軽めでクラシカルな響きにはちょっと不向き。

・BAY GP 14K
⇒ 音色は落ち着いていて、まろやかでよく響く深い音色。低音域が特に深くてよく響き、少々荒っぽく吹いても音が綺麗にまとまってくれる。

・ボナード GP
⇒ 高音域と低音域が鳴らしやすく、音抜けもよくて音色は明るい。ブルズアイよりは音も少しおとなし目。

・Wood Stone コパー
⇒ BAYと同様に音色は落ち着いていて、まろやか。抵抗感は弱めで、楽に音が出るが、音の響きはBAYの方がよい。


ということで、SERIEⅢとの組み合わせということで、BAY GP 14K と Wood Stone コパーに絞って、後は本人に好みで選んでもらうことに。

BAY GP 14K は、私も初めて試したのですが、クラシカルな響きにはピッタリで、すごくいい感じのリガチャーでしたので驚きましたね。

BAY GP K14

写真を載せましたが、外見はかなり豪華な彫刻が施されていてますが、音色の方は外見のような派手さはなく、かなり深い音色でよく響いてくれます。

クラリネット奏者には人気の高い BAY のリガチャーですが、サックス用もかなりイケてますね。

吹奏楽やクラッシックでテナーを吹く方には、この「BAY GP 14K」のリガチャーは本当にオススメです!!


そして後日、本人にも試してもらいましたが、やはり「BAY GP 14K」のリガチャーが一番良いとのことで、即、ご購入と相成りました(笑)



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Ligaphone Orchestre GP (リガフォン)

今日は、私の今の愛用しているアルトのリガチャーについて書いてみたいと思います。

フランスのリガチャー、Ligaphone Orchestre GP (リガフォン)のアルト用です。

リガフォン1

リガフォン2



馴染みの楽器店にふらっと立ち寄った時にリガチャーコーナーにふと目をやると、見慣れないリガチャーが・・・

馴染みの店員さんが休憩中だったので、もう一人の店員さんに聞いてみると、どうやら他のお客さんが取り置きしておいたものがキャンセルになったとのことで、店頭に並んでいるとのことでした。

このリガフォンのリガチャーは、なんと24金メッキだそうです。

形も実にユニークで、1本ネジの逆締めなのですが、リード側の方にかたつむりのツノのような突起物が2つ出ており、リードの当たる部分はガーゼのような布が張り付けてあって、見るからに面白そうなリガチャーでしたので、もちろん試奏させてもらいました。

ついでに他のリガチャーと比較しようと、以下のリガチャーを出してもらいました。

・Harrison PGP
・MOMO Special 縦型 PGP
・BG Traditional GP
・Ligaphone Orchestre GP
・D.BONADO GP

試奏用の楽器は、SERIEⅡで、マウスピースはS90 190、リードは、Vandren Traditional 3 で試しました。

PGPはメッキが違うので、GPの3つのリガチャーで比較したのですが、このリガフォンのリガチャー、とにかくメチャメチャいいです・・・(驚)


ボナードGPは、確かに響きはいいのですが、ちょっと物足りない感じでBGとかに比べると少し音色も硬めの音色ですね。

私も BG Traditional GP が一番いいと思って、アルトのリガチャーは BG Traditional GP を気に入って、もうかれこれ10年以上使い続けてきたのですが、この Ligaphone Orchestre GP の方がはるかにいい音してますね~~~

とにかく、音が柔らかくてよく響くんですよね。

BGも音は柔らかくてよく響くのですが、音の柔らかさについては、はるかにLigaphoneの方が上を行っていて、まさにクラッシックではバッチリのリガチャーだと思いました。

抵抗感はそれほど強くなく、楽に音が出せますし、クラッシックでは必須の柔らかい音色が本当によく響きますね。

吹いていて思ったのですが、故 阪口 新先生のあの太くて柔らかい独特の響きを彷彿させるような感じでした。

これだけ柔らかい音が出るのは、24金のせいなのか、はたまたリードの当たる部分にガーゼのような布みたいなのが付いてるせいなのか・・・?

このかたつむりのツノのような2つの突起物も、音の響きに大きく貢献しているのかなぁ・・・

とにかく吹いてみてビックリでした!


メッキも24金ですし、どのぐらいの値段がするのか・・・と思いきや、

価格はお手頃の¥11,340円!!!

在庫品ですので、割引が適用されて、さらに25%引きになり・・・




そして、このリガフォンのリガチャーは、写真を見て頂くと分かると思いますが、リード面側にある面白い2つの突起物のために、マウスピースキャップも合うものがないため、付属のキャップが付いているのですが、これがまた面白い!

写真には撮れなかったのですが、この2つの突起物に引っ掛けるようにしてジグサグの溝が2つ付いていて、マウスピースの先端だけを保護するような特殊な形をしたキャップが付いていてすごく面白いですね(笑)


このリガフォンのリガチャーですが、この写真のタイプが Orchestre というリード面に当たる布の薄いモデルで、もうひとつ Classical という布が厚くなっているモデルの2種類があるようです。

Classical モデルの方は、在庫がないので比較はできませんでしたが、この Orchestre GP というモデルでも本当にいい音が出ますね。


実は、私の狙いは PGPメッキのリガチャーで、MOMO のリガチャーは高くて手が出ないので、ハリソンPGP 狙いだったのですが、一気に心変わりしてしまいましたね・・・


私も今まで人に散々 BG Traditional GP」を勧めてきたのですが、この Ligaphone のリガチャーを試してみて、今度からは BG Traditional GP を人に勧めるのは止めようと思ったぐらいのすごくいいリガチャーですね。

クラッシックをされている方には、本当にオススメ品ですよ!


ということで、またもや比較ということで、以下のリガチャーとリガフォンのリガチャーを比較してみました。

・Harrison PGP
・Ligaphone Orchestre GP
・Harrison Solid Silver
・Vandren Master ラッカー
・Wood Stone コパー

一応、一通りは試してみたのですが、やはり最後に残ったのは、Harrison PGP と Ligaphone Orchestre GP の2つでしたね。

かなり悩みました・・・

何度も変えて吹いてみたのですが、どちらも甲乙付け難かったのですが、私はクラッシックですので、音色の柔らかい方がやっぱり好きですし・・・

ということで、大逆転ですが、Ligaphone Orchestre GP を購入しました!!!

Harrison PGP もよかったのですが、クラッシックで使うにはやはりちょっとエッジが立ちすぎるのが気になったのと、Ligaphone Orchestra GP の方がやはり音のキメが細かくて、高音がやはり柔らかくてすごく綺麗に鳴るのが決め手になりましたね。

あとは、在庫品ということで Harrison PGP よりも2000円ぐらい安くなるということで(笑)


このリガフォンのリガチャーですが、CL.ASシリーズっていうことで、B♭クラとアルトサックスの兼用リガチャーのようですね。

パッケージの箱に貼り付けてあった説明書には、このような説明書きがありました。

【クラシカル(赤シール)・厚手パッド】

(24金メッキ)
パワフルで輝かしい高音域に強い。
強めの抵抗感を持ち、明るく豊かな音。
吹奏楽などに特におすすめ。
11,340円

(ブラックシルバー)
やや丸みがあり豊かな深い音。
強めの抵抗感を持ち、明るく豊かな音。
ソロ奏者などに特におすすめ。
8,190円


【オーケストラ(青シール)・薄手パッド】

(24金メッキ)
パワフルで輝かしく高音域に強い。
弱めの抵抗で、艶やかな音色。
吹奏楽などに特におすすめ。
11,340円

(ブラックシルバー)
やや丸みがあり豊かな深い音。
弱めの抵抗で、艶やかな音色。
ソロ奏者などに特におすすめ。
8,190円


このリガフォンのリガチャーは、大阪のTeedaという会社が扱っているリガチャーのようです。

http://www.teeda-japan.com/accessories_ligaphone.html



ちなみに、私が購入したのは、オーケストラの24金メッキのやつです。

それにしても、この説明書きを読んでると、ブラックシルバーが気になりますね。。

CL.ASシリーズ以外にも、UNIVERSALシリーズというのがあって、こちらは可調節ワイヤー式で、E♭CL~BassCL・S.Sx~Bri.Sx と書いてありますので、こちらであれば1つあれば4種類のサックスに対応できそうですよね(笑)

でも、このリガフォンのリガチャーは、とにかくオススメですね。

普通のリガチャーでも、Ligaphone のように、リードの接触面に布を貼り付けてみると音が柔らかくてまろやかになるのかも知れませんね。

長松のリガチャーもリードの接地面にフェルトが張り付けてありますしね(笑)


みなさんも、リガフォンのリガチャーにお目にかかる機会があれば、是非ともお試し下さい。



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ソプラノのリガチャーあれこれ

今日は、ソプラノのリガチャーをあれこれと試しましたので、そのレポートをしたいと思います。

馴染みの楽器店で、以下の6つのソプラノのリガチャーを試奏してきました。


ソプラノのリガチャーあれこれ


・Wood Stone GP
・Vandoren Master GP
・Harrison PGP
・D.BONADE PGP
・Vandoren Optimum ラッカー
・BG Traditional ラッカー


ラッカーはやはり響かなくて×ですね・・・
この中で、思いもよらずよかったのが、Harrison PGP と Vandoren Master GPでした。

ラッカーのリガチャーは、響きが悪かったので割愛して、それ以外の4つについてインプレッションを書きます。


【Harrison PGP】

 Harrison GP のソプラノ用は古いのを持っているのですが、このPGPのハリソンは抵抗感も少ないですし、本当によく響きますね。吹いてみた感じは、やはりハリソンらしく、音のエッジが立って明るい音色なのですが、PGPですのでGPほどの派手さはなくて、柔らかい響きでなおかつ音がハッキリしてるという感じです。

 私はソプラノ用のハリソンであれば、GPよりもPGPの方が好きですね。

 このハリソンの PGP は特注品だそうで、私はハリソンは既にソプラノ用の GP を持ってますので買わなかったのですが、このPGPのハリソンはオススメですね。








【Vandoren Master GP】

 クラリネット奏者の間では大人気のMasterのリガチャーなのですが、私も試した事がなくて今回初めて試してみたのですが、これがまた結構いいんですよ!!

 見た目は線が細くて、少し頼りないイメージなのですが、吹いてみると鳴るわ鳴るわ・・・(笑)

 クラリネット奏者がこぞってMasterのリガチャーを使っている理由がよーーく分かりましたね。
 抵抗感が少なくて本当に楽に音が出ますし、GPですのでよく音が響きますね。
 見た目は、こんな華奢なリガチャーでいい音が出るんだろうか?っていう感じなのですが、吹いてみるとすごく楽に音が出て吹きやすいですし、GPですので音もよく響きますので、このVandren Master GP もオススメです。





【Wood Stone GP】
 Wood Stone GP ですが、さすがにGPらしくて、重厚な音色で煌びやかに響いてくれますし、音質もすごくクリアな
 音質ですので、クラッシックには持って来いのリガチャーですね。

 アルトの Wood Stone GP も試奏したことがあるのですが、私個人としてはアルトの方の Wood Stone GP はイマイチで、アルトなら BG Traditional GP の方がやっぱりいいと思ったのですが、ソプラノの方は BG Traditional GP よりも、Wood Stone GP の方がいいかも知れません。





【D.BONADE PGP】
 ボナードのリガチャーはよく楽器店では見かけてはいたのですが、私がボナードのリガチャーを試してみたのは、実は今回が初めてで、吹いてみて「おぉーーー結構いいじゃん。。」っていうのが第一印象でした。

 実は、このボナードのリガチャーは、PGPで、ピンクゴールドのメッキなのですが、実はBUZZ(中島楽器)加工品なんですよ。
 リガチャーのリード側の方には、D.BONADEのロゴが入ってるのですが、ネジ側の方にはBUZZのロゴが入ってます。

 ボナードのリガチャーにBUZZのブランド名で有名な中島楽器がピンクゴールドのメッキ加工をしているものです。

 楽器店の人の話によれば、中島楽器がボナードのリガチャーにさらにハンマリングをかけて金属粒子を整えて、上からPGPの加工を施しているらしいです。

 お店の人に教えてもらったのですが、ハンドメイドの管楽器などはよく金属をハンマリングで叩いて仕上げるという話を聞きますが、ハンマリングで叩き上げることで金属の粒子の目の並びが音響にとって一番いい状態になる瞬間があるそうで、ハンマリング仕上げをするのはそういう意味があるそうです。

 少し話がそれましたが、このボナードのPGPのリガチャーですが、Wood Stone GP に比べると音色は暗くて、暗い音色でよく響きます。

 そして、何よりも印象が強かったのは、音がとにかく太い!!!です。

ボナードPGP
 


ということで、試奏だけのつもりが、思わずボナードのリガチャーを買ってしまいました(笑)

Wood Stone GP のリガチャーと最後まで悩みに悩んだのですが、暗い音色でよく響いてくれるのと、やはりこの音の太さに惹かれてしまい、ボナードに決めました。

普段は、カルテットで BG Traditional GP を使っているので、ちょっと違ったテイストのリガチャーが欲しかったので、ボナードにしました。


私の持っているリガチャーの中で、PGP のリガチャーは初めてですが、PGP ってかなりいいですよ。

PGP 好きの人は、PGP のネックとかを使っている方とかもよく見かけますが、その理由がよく分かるような気がしますね。


みなさんも、PGP のリガチャーをまだ試したことがないという方は、楽器店で見かけたらぜひ試してみて下さい。


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