ミストなサックス

これまでのサックス人生を振り返りながら、サックスを吹くアマチュアプレーヤーの上達のヒントや情報交換の場になればと思い、当ブログを立ち上げました。

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HIGH FIVE : トルヴェール・クヮルテット with 本多俊之

今日は、私のとっておきのお気に入りのCDを紹介したいと思います。

ご存知の方はよく知っているアルバムだと思います。

私が師と崇めている、本多俊之さんと須川先生率いるトルヴェールカルテットのジョイントグループが出したアルバム「HIGH FIVE」です。




“HIGH FIVE”トルヴェール・クヮルテット with 本多俊之
~プロデュース、作、編曲:本多俊之~
演奏:トルヴェール・クヮルテット+本多俊之(S.&A.Sax.)
¥3,059(税込)


【 収録曲 】

 1. プロローグ
 2. ヒグルディ ピグルディ
 3. サクソフォン パラダイス I,II,III
 4. ラッシュ ライフ/ビリー・ストレイホーン
 5. オレオ/ソニー・ロリンズ
 6. ハイ ファイブ
 7. ミュージック フォー シネマ マルサの女2~あげまん~ミンボーの女~スーパーの女~マルタイの女~マルサの女
 8. D-ウオーク
 9. マイ ロマンス/リチャード・ロジャース
 10. スペイン/チック・コリア
 11. エピローグ


ジャズサックスでは大御所の本多さんがプロデュースしたこのアルバムは、クラッシックのサクソフォーンアンサンブルでは日本のトップを走るトルヴェールカルテットが、バリバリのジャズアンサンブルにチャレンジしたアルバムで、本当に素晴らしいアルバムです。

もう10年以上前のアルバムですので、CD自体は廃盤になってしまっていますが、中古品がAmazonでもたくさん出ていますので、手に入れようと思えば手に入るアルバムです。

私も長くサクソフォーンアンサンブルをやっていますが、この「HIGH FIVE」のアルバムの中の曲は今まで何度も演奏しており、前のアンサンブルメンバーとはこのアルバムの中の曲でコンテストに出たりもしていました。

このアルバムの発売と同時に、このアルバムの楽譜も出版されたため、このアルバムの曲を演奏したアンサンブルもたくさんあると思います。(楽譜の方も残念ながら絶版となってしまっています。)

このアルバムの中で私が最も好きな曲は、やはり何といってもチックコリアの「スペイン」ですね。

聴いてみると分かると思いますが、本多さんのバリバリのアドリブソロなども登場しますし、後半部分などはものすごいテンポで5人が演奏するフレーズがあって、日本のトッププレーヤーのスーパーテクニックが存分に楽しめます。

私も前のアンサンブルで、この「スペイン」に挑戦しよう!ということで、仲間たちと途中まで練習したのですが、残念ながら活動が続けられなくなってしまって、未完成になってしまった曲です。

前のアンサンブルでは、このアルバムの中の実に6曲を仕上げて演奏しました。

そんな私の思い出深いアルバムです。


私のアンサンブル活動の中でも、いつか「スペイン」を…というのが私の目標でもあります。


とにかく本当に素晴らしいアルバムです。

是非とも聴いて下さい!


これしか言えないですね(笑)

ジャズの好きな人ですと、このアルバムはきっと気に入ると思いますよ。



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ブレスの位置とフレーズの取り方について

今日は、演奏中のブレス(息継ぎ)の位置と、フレーズの取り方について書いてみたいと思います。

演奏する曲によっては、なかなか休みがなくて、どこでブレスを取っていいのか分からないような曲がたくさんありますよね。

例えばバッハの曲とかですと、休みなく音符が並んでいて、どこでブレスをすればよいか困ってしまったりすることもあります。

管楽器の場合は弦楽器とは違って、どうしてもブレスをしなければならない宿命がありますので、どこかで必ずブレスを取らないといけないのですが、注意しないといけないのは、その曲のフレーズの途中でブレスをしないようにすることです。

フレーズの途中でブレスを入れてしまうと、音楽の流れがそこで切れてしまうため、曲想がガラリと変わってしまったりします。

分かり易く言えば、日本語の文章を読点と句読点で区切る位置が違うと全く意味やニュアンスの異なる文章になったり、読みづらい文章になったりすることと同じようなことが起きます。


多くの曲は8小節で1フレーズになるようなフレージングで作られていますが、4小節で1フレーズ、2小節で1フレーズの場合もあります。


したがってブレスの位置を決めるときには、自分が演奏する曲が何小節間(どこからどこまで)を1フレーズとして捉えるか、または何小節を1フレーズとして聞かせたいかというこの曲の解釈を考えてみて、その後でブレスの位置を考えます。(例えば、2小節を1フレーズと解釈すると2小節毎にブレスを取るというのではなく、2小節毎のフレーズの切れ目のどこかにブレスの位置を設定するという意味です。)

このようにして、ブレスの位置は音楽の自然な流れを止めないように、何小節が1つのフレーズになってるか、曲を分析をしてからブレスの位置を決めるといいと思います。


フレーズの取り方を変えることで、同じメロディーでも全然曲想が変わってきますので、フレーズの取り方は非常に大切になってきます。

例えば、1つのメロディーがスラーなどでずっと繋がっている場合は、1つのフレーズが譜面上から容易に読み取れたりしますが、バッハの曲のように各小節ごとに切ることもできるような曲の場合は、何小節で1つのフレーズに解釈して演奏するかで曲の雰囲気が大きく変わってきます。

通常、吹奏楽やアンサンブルで演奏する曲とかですと、フレーズをできるだけ長く取ることで音楽がスムーズに流れるようになります。


また、やむを得ずフレーズの途中でブレスを取らないといけないような場合は、ブレスの直前でデクレッシェンドしてしまわないように、次に続くようなイメージで音を吹き切り、そこでプッツリ切ってブレスを取ってまた続けます。

ここでの注意点は、ブレスを取る直前の音はブレスの犠牲になってしまわないように十分に響かせるようにすることです。

フレージングについては和声も絡んでくるので、突き詰めていけばかなり奥が深く、本気で勉強するのであれば、専門書などを使って真剣に勉強する必要がありますが、音大などでも受験しない限りはそこまでの知識は必要なく、曲が自然に流れて聞こえるには、何小節を1フレーズに捉えるかということを単純に考えてみるといいと思います。

フレーズの取り方は非常に大切ですので、みなさんも意識して練習されるといいと思います。

フレーズを意識して演奏することで、演奏もグッとよくなります。



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マウスピースの音源サイト

今日はマウスピースの音源サイトを紹介したいと思います。

吹奏楽などでは、セルマーの S80 シリーズや、S90 シリーズなどが定番のマウスピースになっていると思いますが、ジャズやフュージョンなどではプロの奏者からアマチュアの奏者まで、みなさんがそれぞれの個性を出すために、実に様々なマウスピースを使っています。

私も過去の記事で、自分の愛用しているマウスピースなどを紹介していますが、音源までアップできていませんし、実際にどんな音がするのだろう?と疑問を持っていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。

ということで、今回は私もよく参考にさせて頂いているマウスピースの音源をたくさんアップされているサイトを紹介します。

「Saxophone Mouthpiece Room」です。

http://sound.jp/mpcroom/

このサイトの中段ぐらいに、「Mouthpieces Room」というカテゴリーがありますので、アルト、ソプラノ、テナーのそれぞれから選択すると、たくさんのマウスピースの音源を聴くことができます。

ジャズやフュージョンで使用するマウスピースを探している方には、とてもありがたいサイトです。

実際に私がジャズ・フュージョン用のマウスピースを購入する際にも参考にさせて頂きました。


みなさんも楽器店でマウスピースを試奏して購入する前に、音源を聴いてみて参考にしてみてはいかがでしょうか。



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マウスピース | コメント:0 | トラックバック:0 |

World Windband Web Music Download Store

今日は、吹奏楽専門のミュージックダウンロードサイトを紹介したいと思います。

私がサックスを始めた頃は、まだCDというメディアがなく、今はもうなくなってしまったLPレコードの時代でしたが、今やCDはもちろんのこと、映像の入ったDVDなどのメディアがごく当たり前のように店頭に並び、インターネットの普及によって、音楽のダウンロード配信という手段まで出てきましたよね。

そこで、私もよく利用している吹奏楽専門のミュージックダウンロードサイトの「World Windband Web Music Download Store」の紹介です。


http://www-musicdownloadstore.com/fs/main/default.asp


このサイトでは、吹奏楽の曲はもちろん、アンサンブルの曲もあり、サイトの右側にある「イベントで探す」、「演奏団体で探す」、「メーカー/レーベルで探す」などのカテゴリーを使って、いろんな団体のいろんな演奏曲を検索して購入することができるようになっています。

吹奏楽コンクールの全国大会の演奏や、アンサンブルコンテストの全国大会の演奏もこのサイトから購入することができますし、何よりも便利なのは、例えばある1曲だけが欲しいがためにCDのアルバムを購入するということをしなくても、このサイトだと欲しい1曲だけが単体で購入できるという大きなメリットがあります。

また、このサイトでは曲の最初の10~15秒程度が試聴できるようになっていますので、曲のさわりの部分だけを聴くことができますし、曲の出だしを聴いて曲の雰囲気だけでも知りたいという方には、ちょっとした音源としても利用することができると思います。

私もここで何曲かバラで曲を購入しましたよ!

実は、昔懐かしい私が大学生の頃に、吹奏楽コンクールの全国大会に出場した時の演奏がここのサイトにあり、CD化されていない課題曲の演奏もここのサイトではバラ売りしてましたので、懐かしくて買ってしまいましたよ(笑)

私が大学生の頃の全日本吹奏楽コンクールの大学部門のCDは、実はもう廃盤になっていて手に入らず、私も当時はCDを買って持っていたのですが、どこかに行ってしまったので久しぶりに聴きたいなぁ…と思った時にこのサイトを見つけて購入したという訳です。

という訳で、話が少しそれてしまいましたが、吹奏楽やアンサンブルの曲が1曲単位のダウンロード配信で購入できる便利なサイトですので、みなさんも是非とも利用してみてはいかがでしょうか。


曲を購入するには会員登録が必要ですが、会員登録は無料ですし、いろいろと試聴してみて購入したいものがあれば会員登録して購入されるといいと思います。





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吹奏楽 | コメント:0 | トラックバック:0 |

アンサンブルの楽譜探し

今日は、アンサンブルの楽譜探しについて書きたいと思います。

いよいよこれからのシーズンは、アンサンブルコンテストのシーズンですね。

吹奏楽でサックスを吹かれている方は、夏のコンクールが終わると、冬のアンサンブルコンテストに向かっての練習になってきますよね。


アンサンブルでは、過去の記事でも触れましたが、ソプラノ、アルト、テナー、バリトンの4種類のサックスのいろんな編成でのアンサンブルがあります。

みなさんもアンサンブルをする時には、どんな曲を演奏したいかということで、楽譜探しをよくされると思います。


今日は、アンサンブルの楽譜をたくさん扱っている、「アンサンブル楽譜Pro」さんのサイトを紹介したいと思います。

http://ensemblegf-pro.ocnk.net/


ここのサイトには、かなりのアンサンブルの楽譜があり、私が過去の記事で紹介したアンサンブルの選曲(クラッシック編)の曲もあり、楽譜の品揃えはかなりのものです。

私がよくコメントさせて頂いている、とあるBBSでも紹介したのですが、楽譜を見つけるのが難しいサクソフォーン3重奏の曲などもいろんな楽譜を揃えています。

また、曲のグレードなども記載がありますので、それぞれのアンサンブルのレベルに合った楽譜を選ぶことができるようになっています。

音源が分かるものについては、音源がどこに収録されているかの記述もあるので助かりますね。


これからアンサンブルコンテストのシーズンで、どんな曲をするかで楽譜を探していらっしゃる方にはオススメのサイトですので、是非とも利用してみて下さい。



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アンサンブル | コメント:0 | トラックバック:0 |

吹奏楽やアンサンブルの音源探し

今日は、吹奏楽やアンサンブルの音源探しについて書きたいと思います。

吹奏楽やアンサンブルでやることになった曲で楽譜を渡されて、この曲ってどんな曲なんだろう…?

どこかが演奏している音源はないだろうか?

と、音源を探される人がたくさんいると思います。

しかしながら、学生さんやお小遣いの関係で、音源のCDを買わずに試聴できるところがどこかにないかな…と思っていらっしゃる方や、CDを探してもその曲が見つからないという人はたくさんいると思います。

実は、かく言う私もアンサンブルでいろんな曲をやるのですが、CDなどにも収録されていない曲の音源を探すのには本当に苦労します。

そこで、今日は私もよく利用しているサイトをご紹介したいと思います。


「J研(ジェイケン)」という着メロサイトです。

http://j-ken.com/

このサイトでは、いろんな人がいろんな曲の着メロを作ってアップしていて、音は携帯の着信音ですが、CDにもなかなか収録されていないような曲がいろいろとアップされていて、しかも無料で試聴できますので、曲の雰囲気だけでもいいから知りたいという場合にはすごく便利です。

例えば、サクソフォーン四重奏の曲で、三浦真理さんの「ティータイムの画集」なんかは音源を探すのが大変ですが、ここのサイトにはアップされていますので、着メロ検索で「三浦真理」をキーワードにして検索するとヒットします。

また、中学生にはお馴染みの吹奏楽曲で、ジェームス・スウェアリンジェンの曲もたくさんアップされていますし、私も中学時代は憧れの曲だった「アルヴァマー序曲」なんかはフルコーラスの着メロがあったりと、いろいろと検索していると楽しくて、懐かしい曲をいろいろと検索して遊んでいます(笑)

もちろん過去の記事でも紹介した、ベネットの「サクソフォーン・シンフォネット」の着メロだってありますよ!


便利なサイトですので、音源探しで困っていらっしゃる方は是非とも利用してみて下さい。





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その他 | コメント:0 | トラックバック:0 |

音の出だしのタンギング 2

今日は、みなさんも結構苦労している、音の出だしのタンギングについて書いてみたいと思います。

音の出だしのタンギングは、以前の記事でも触れましたが、今回はその第2回目です。


まずは、タンギングの基礎をおさらいしてみましょう。


1. マウスピースとリードの先端の隙間の部分を舌で埋めるようにして息をせき止めます。

2. 1.の状態のままで息の圧力をグッとかけてやります。

3. 素早く舌をリリースします。


タンギングと言えば、スタッカートなどの連続するものを想像されると思いますが、音の出だしに舌付きをするのもタンギングです。

タンギングは、上記の3つのステップで音を出してやるのですが、タンギングで綺麗な発音をするためには、ちょっとしたコツがいります。

ここでのコツは、連続する速いタンギングではなく、音の出だしの発音に使うタンギングの場合です。

速い連続するタンギングの時とは違って、音の出だしに使うタンギングでは、上記の1.のステップで舌をマウスピースの先端とリードの先端の間を埋めるようにして、息をせき止めてやるわけですが、この時の舌の付け方がまずポイントになります。

速い連続するタンギングの場合は、舌の先端をリードに付けてやりますが、音の出だしのタンギングでは、舌の先端よりも約1センチぐらいを目安に、舌の少し奥の方を使います。

そして、マウスピースとリードの先端に当たる舌の面積ができるだけ少なくなるようにするのがコツです。

これは、舌をベッタリとリードに付けてしまうと、舌をリリースする時に、舌でリードを弾くようなタンギングになってしまいますので、「ペッ!!」とか、「ベッ!!」という汚いリリース音が音の出だしに付いてしまうことになります。

私は、音の出だしのタンギングの発音に「トゥーートゥーー」という発音を使わないのですが、それはこの「トゥーートゥーー」という発音にすると、リードを弾くようなタンギングになってしまうからです。

私が音の出だしで使うタンギングの発音は、「トーートーー」、もしくは「トォーートォーー」という発音を使っています。

この発音にするだけでも、舌でリードを弾くようなタンギングが緩和されます。

また、音の出だしのタンギングで大切なことは、「舌に緊張感を持って」 舌をリリースすることです。

速いタンギングでは、舌の力を抜かなければ速いタンギングには対応できないのですが、音の出だしで綺麗なタンギングにするためには、この「舌に緊張感を持って」 ということが非常に大切です。

舌に緊張感を持つことで、舌をリード面からリリースする時に、舌でリードを弾いてしまうことがなくなります。


よく音の出だしで、「タァ!!ーーーーー」とキツいタンギングになってしまうのを恐れて、息の圧力をしっかりとかけない人がいますが、息の圧力をしっかりかけないと、「スゥワーーーーー」という頭の音がかすれてはっきりしない音の出だしになってしまい、どうすればいいのか悩んでいる人も多いと思いますが、息の圧力はしっかりとかけて、舌のリリースの時に 「舌に緊張感を持って」 舌をリリースすることでこのアタックの強いタンギングはなくなると思います。


また、舌をリリースした後は、息の圧力やスピードが減速してしまわないように、舌をリリースした時の息の圧力、息のスピードを一定に保ってやり、お腹で息をしっかりと支えながら音が出た後に音が小さくなったり痩せたりしないようにすることが大切です。


また、自分に合わない硬いリードを使っていても、音の出だしのタンギングは音がかすれて綺麗に発音できませんので、リードについても必ず自分に合った硬すぎないリードを使うことも非常に大切ですね。


さて、みなさんは音の出だしのタンギング、綺麗に発音できていますか?

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buzz のネックスクリュー (Selmer用)

今日は、またまたネックスクリューについて書いてみたいと思います。

またまた買ってしまいました、buzz のネックスクリュー。

今度は、Selmer用です。


buzz ネックスクリュー (Selmer)

前回はソプラノ用にと、YAMAHA用を購入したのですが、すごくよかったのでアルト用に注文していたものが入荷したので試奏して購入してきました。

昨日、梅田のJEUGIA ハービス ENT店からお電話を頂き、今日行って来ました。

当然のごとく、試奏させてもらってもいいですか?ということで、試奏させてもらいました。

試奏した楽器のセッティングは、以下のセッティングです。

楽器: Selmer SA-80Ⅱ W/E GL
マウスピース: Selmer S90 180
リード: Vandren Traditional 3 1/2


まずは、純正のネックスクリューで吹いてみました。

純正のネックスクリューは、セルマーの楽器をお持ちの方ならご存知だと思いますが、青色の文字で「NB」という文字が刻まれています。これは、野中貿易の「NB」なんですよね~(笑)
本物のセルマーの楽器ということで、野中貿易が輸入した時にネックスクリューを付替えているとか。

やっぱり新品の楽器はいいですね~~

まずは、ネックスクリューを付け替えずに吹いてみました。

少し前にもマウスピースを購入した時に、今のSERIEⅡを吹いてみたのですが、私の買った時のSERIEⅡよりも音程がよくて、音もカッチリと安定して出るし、キーのポジションも私の持っているSERIEⅡよりもよくなっていて、手の小さな人でも指が楽に届くようになっていて、同じモデルとは思えないほどの扱いやすさには驚かされるばかりですね。

そんなことに感心しながら、しばらく純正のままの試奏を楽しみ、次に buzz のネックスクリューに付替えてみました。

どれどれ……

おーーー変わった変わった。。


予想通り、吹奏感が変わりましたね。

でも、前回のYAMAHAのソプラノでネックスクリューを変えた時の方が、吹奏感はガラッと変わりました。

そして、前回と同様に、何度かネジを変えたり戻したりして吹き比べました。

buzz のネックスクリューを付けると、音がかなり太くなるのと、楽器全体が響くようになりますね。

ソプラノの時と同じで、息もスムーズに入りやすくなります。

ちなみに、この buzz のネックスクリューは、洋銀製です。


気になるお値段の方は、¥3,780円也~。



ヤフーオークションでも出ていますが、¥3,000円切っていますね。


他にも石森楽器のWood Stoneや、ブルズアイからもネックスクリューが出ていますが、buzz のネックスクリューが一番安くてお手軽に試せると思いますので、私も試してみたい!という方はオススメですね。

ソプラノ、アルト、テナーは共通して使えますので、各メーカーに合わせて利用してみてはいかがでしょうか。

セルマーの楽器ですと、ネックスクリューの横に、ライヤースクリュー(小型譜面台固定用ネジ)があり、そこのネジも交換できますので、ライヤースクリューも交換するとさらに音の響きが変わると思います。



たかがネジ1本、されどネジ1本・・・
サックスは、ネジの材質が変わるだけでも響きはかなり変わりますので面白いですね。

マウスピースやリガチャーを購入するよりも安い価格でサックスの響きが変えられますので、みなさんも興味があれば一度試してみてはいかがでしょうか?



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マウスピースパッチについて

今日は、マウスピースパッチについて書きたいと思います。

マウスピースの上部の歯の当たる部分に貼り付ける、マウスピースパッチ。

あなたは、マウスピースパッチは貼る派ですか?それとも、貼らない派ですか?


マウスピースパッチも賛否両論の意見があり、人によって私は貼る!私は貼らない!と2つの意見に分かれるところだと思います。

新しくマウスピースを買って、マウスピースに歯型が付かないようにと貼る人はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。


ちなみに、私はマウスピースパッチは貼らない派です。

その理由は、マウスピースをくわえる時に、上の前歯2本がしっかりとマウスピースに当たらなくなることと、マウスピースパッチを貼ると音の響きが悪くなってしまうからです。

もともと貼らない派だったのですが、プロの先生に貼らない方がいいと言われたことと、試しに貼って吹いてみたところ、音色がこもったようになって響きが悪くなったのですぐにはがしました。

初心者の方で、上の前歯2本がスベってしまってアンブシュアがうまく固定できないということで、マウスピースパッチを貼ってそれをカバーしている人もいるようですが、私はあまりオススメしません。

アンブシュアを作る時に、上の前歯2本の支えは非常に大切だからです。

マウスピースパッチを貼ると、上の前歯2本がマウスピースにしっかり当たっている感覚が少なくなってしまいますので、前歯の支えが甘くなってしまったりということが起こります。

また、それでもマウスピースにあまり傷をつけたくないということで、どうしてもマウスピースパッチを貼りたいという人は、一番薄いものを貼るといいかも知れません。

お店で試奏する時に、セロハンテープを貼ったりする楽器店もありますが、セロハンテープぐらい薄いものであれば、上の前歯が当たる感覚がそれほど鈍くならないので、マウスピースの変わりにセロハンテープを貼るのもいいかも知れませんね。

マウスピースの記事で紹介した、私のセルマーのS80 C☆のマウスピースは、20年以上パッチを貼らないで吹いてますので、上の前歯が当たる部分はティースマークがついて、若干削れて掘れたようになってしまっています(笑)

それでも、かなり深く削れない限りは、音色などにはほとんど影響しません。

サックスの音は、マウスピースに直接歯が当たっている場合と、パッチを貼って間接的に当たっている場合では、音の響きが違ってきますので、私のオススメとしてはマウスピースパッチは貼らない方がいいと思います。

逆にマウスピースパッチを貼った方が音色がまろやかになっていい!という意見をお持ちの方もいらっしゃいますので、この点については私個人の意見ですので、参考になれば幸いです。

また、マウスピースパッチを貼って吹いている人は、貼った時と貼らない時の音を比べてみるというのもいいかも知れませんね。

また、マウスピースパッチをはがすとアンブシュアが安定しなくなるという人は、上の前歯の支えがしっかりしていないということですので、その点は修正する必要があると思います。


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エストレリータ (Estrellita) : 須川展也

今日もまたまた須川大先生のアルバムの紹介です。

須川先生のアルバムの中の私のベスト3に入るアルバム「エストレリータ」です。




エストレリータ
(1997.7.9発売 TOCE-9521)
Sop&Alto Saxophone 須川展也
山下一史 / オーケストラ・アンサンブル金沢
録音:1997.4.1-3 石川県根上町総合文化会館音楽ホール"タント"


【収録曲】

1. グラナダ(ララ)
2. エストレリータ(ポンセ)
3. セヴィーリア(アルベニス)
4. アンダルーサ(グラナドス)
5. カディス(アルベニス)
6. ダンツァ・デ・ラ・モツァ・ドノーナ-粋な娘の踊り(ヒナステラ)
7. オブリビヨン(ピアソラ)
8. ファンタジア(ヴィラ=ロボス)
9. ブラジル風バッハNo.5~アリア(同)
10. スクラムーシュ(ミヨー)
11. 想いのとどく日(ガルデル)


このアルバムは、須川先生がオーケストラ・アンサンブル金沢と共演したアルバムで、スペインの香りが漂う、すごく雰囲気のいいアルバムです。

エストレリータ (Estrellita)とはスペイン語で「小さな星」という意味です。

1曲目のグラナダなんかは、いきなりですが須川先生の美しい音と弦楽器のコンビネーションが素晴らしいですね。私の大好きな曲です。

2曲目のエストレリータは、有名な曲ですね。須川先生の甘くて優しい音色が本当に鳥肌モンですね~~。この曲は、私も大好きな曲で、最初は耳コピで吹きまくっていましたが、楽譜が出版されたと同時に楽譜も買って吹いた曲です。この曲も私の大好きな曲ですね。



この曲はテンポもスローですし、メロディーがすごく美しいので、フラジオで上の「ソ」が吹けるようになった方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか?


3曲目の「セヴィーリア」と5曲目の「カディス」は、アルベニスの名曲で、アンサンブルのクラッシックの選曲の記事でも紹介した曲ですね。

4曲目は、グラナドスの名曲、「アンダルーサ」です。この曲も私の大好きな曲で、私の耳コピ曲のうちの1つです(笑)

7曲目は、ピアソラの「オブリビオン」です。私は、一時期ピアソラの曲にハマってしまって、毎日のようにピアソラの曲ばかり聴いていた時期がありましたね。ピアソラ、最高です!!!

10曲目は、ソロ曲では超有名で、私も必死で練習した、ミヨーの「スカラムーシュ」。ピアノ伴奏よりもやっぱりオケの伴奏が最高ですよね!



そして、何と言ってもこのアルバムで私が最も好きな曲は、最後の11曲目のガルデル作曲の「想いの届く日」です。

もう、涙の出るぐらい切なくて優しい曲です…

好きな人をひたすら想い続け、この届かぬ想いがいつかその人に届くように…という願いの込められたような曲ですね。

作曲者のガルデルは、悲しいことに飛行機事故によって命を絶ってしまったそうです。

この曲は、このアルバムに出会った時にまず真っ先に耳コピして、フルコーラスで吹けるようにした曲です(笑)

もちろん、この楽譜も出版されると同時に購入しました!



いや~~~本当にいい曲ですね…

聴いているだけでも、気持ちが切なくなってきてしまうような、切なくてとっても優しい曲です。

テンポもスローなバラード調の曲ですし、フラジオなどの特殊奏法も出てきませんので、サックスを始めたばかりの人でも吹ける曲ですので、興味のある方は楽譜を手に入れて、是非とも吹いてみて下さい。

この曲を編曲した、啼鵬(ていほう)さんですが、須川先生のコンサートでもお目にかかったのですが、バンドネオン奏者です。
私の大好きなピアソラの「リベルタンゴ」を始め、いろんなピアソラの曲をサックスソロに編曲しています。

バンドネオン奏者と言えば、小松亮太さんが有名ですよね。

私も、このアルバムをきっかけにピアソラにハマり、須川先生のコンサートで啼鵬(ていほう)さんのバンドネオンを聴いて今度はバンドネオンにハマって、小松亮太さんのコンサートにも行きましたよ(笑)

バンドネオンの響きっていいですよね…

何とも言えない情緒ある音色にはいつもハマってしまいます。


ということで、話が大きくそれてしまいましたが、私はこのアルバムがきっかけで、バンドネオンやアルゼンチンタンゴなどにハマってしまったというアルバムです(笑)

みなさんも、機会があれば是非とも、「エストレリータ」を聴いてみて下さい。

本当にいいアルバムです。

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音色の作り方 2

今日は、サックスの音色の作り方のその2です。

音色をよくしていくためにはどうしたらいいか…?

サックスを始めると、最初は音が出ただけでも嬉しくて、あーー私でも吹けるんだ!!と感動して、ソプラノ リコーダーとほとんど同じ運指に嬉しくなって、簡単な曲を吹いたりして喜んだりしていたのが、どんどん練習していくうちに、プロの先生の音や、上手な先輩の音などを聴いたりして、自分の音って何て汚いんだろう…… どうすれば、音色をよくすることができるんだろう…… という壁に必ずブチ当たると思います。

音色の作り方のその1では、自分の出したい音色をイメージすることや、プロの奏者のいい音色をたくさん聴くことについて書きました。


そして、今回はその2ということで、いい音色を作っていくための方法と言えば大袈裟ですが、音色をよくしていくためには、具体的にはどうしていったらいいの???ということについて書いてみたいと思います。


先日、某BBSで私と同い年のサックスを始めてまだ3ヶ月という方のブログにお邪魔したのですが、その方は自分の練習した音源をブログにアップされていて、私もそれを聴かせていただいたのですが、サックスを始めてまだ3ヶ月とは思えないようないい音をしてて本当に驚きました。

その方は私と同じSQUAREの大ファンの方で、サックスの先生のレッスンにもまだ付いたばかりなのですが、初心者とは思えないぐらいのいい音色なんですよね。

その方は、伊東たけしさんの大ファンで、SQUAREの曲の中のバラードやスローテンポの曲をボーカルリデューサーのソフトを使ってサックスの音を消して伴奏音源を作って、その伴奏に合わせて吹いたものをアップしているのですが、私もその方の音を聴いて本当に驚きました。

初心者の方なのに音色がすごくよくて、いい雰囲気を出してるんですよね。


勘のいい方はもうお分かりでしょうか…



要は、プロの奏者や自分の目標とする人の演奏を真似て練習するのです。

つまり、自分の好きな曲の好きなフレーズを、好きな奏者の吹き方を真似て練習するということです。

基礎練習はもちろん大切ですし、避けて通れない必要な練習ですが、音色をよくしていくために私が一番効果的な練習だと思うのは、「いい音色を真似すること」ですね。


基礎もできてないうちから、プロの真似なんてしようとしたら上達の妨げになるなんて言う意見の人もいたりして、人によっては賛否両論だと思いますが、私は本当にコレが一番だと思います。



もちろん…

真似すると言っても、プロの音なんてそうそうすぐに真似出来るようなものではありませんし、それにアマチュアの実力ではとうてい出せるような音色じゃないよ…って思うかも知れませんが、プロの奏者が演奏している曲で、自分の大好きな曲とかをたくさん吹いて練習すると、不思議なことに音色ってよくなってくるんですよ、これが…

プロの奏者と同じ音が出なくても、それっぽい雰囲気の音を出そうとすると、自分でも「いい音で吹こう!」、「自分の出せる一番キレイな音で吹こう!」という意識が働いて、コツコツと練習しているうちに音色がどんどん変わってくるんですよ。

私もその方のブログの音源を聴かせて頂いて、まさしく、「いい音色を真似すること」を意識して練習すると、たったの3ヶ月でここまで音色がよくなるんだ…と改めて驚かされましたね。


つまり、今回のテーマの「音色をよくしていくためにはどうしたらいいか…?」についてのオススメ練習方法は、

「自分の好きな奏者の真似をして、大好きな曲やフレーズをたくさん吹く!」

もちろん、基礎練習もしっかりと練習することが前提です(笑)


これは、プロの先生方もよくおっしゃっていますね。

別に気分だけがプロになった気分で、実力が伴ってなくたっていいんです…(笑)


自分の大好きな曲をたくさん吹くことで、自分の一番いい音で吹こうという風に意識が働いて、これまた不思議なもので、音色は練習を重ねていくごとにだんだんと良くなっていくと思います。


これこそが、いい音色を作るということでは一番大切なことだと私は思っています。

バンドで言えば、誰々のコピーをする…というやつですね。

現在、第一線で活躍しているロックバンドの方々なども、きっと最初は誰かのコピーバンドから始めたというグループもたくさんいるはずですし、それと同じことですね。



ちなみに、私の音色がだんだん変わってきたのは、ちょうど高校時代です。

高校2年の時だったと思います…

当時、東京佼成ウィンドオーケストラの演奏で、アルフレッド・リード作曲の「アルトサックスのためのバラード」という曲があるのですが、私はとにかくこの曲が大好きで、楽譜はなかったのですが、LPレコードを聴きまくって耳で音を取って、ヴィブラートをかけてこの曲を吹きまくってましたよ(笑)

あ、、ありました…

このアルバムです。ひぇ~~~懐かしい~~~(笑)

今はCDですが、当時はLPレコードでした(笑)




高校の部活の練習で私がこの曲を吹きまくっていたら、金管楽器の先輩がやってきて、先輩もこの曲が吹きたくなったのか、「ちょっとサックス貸してくれ…」と言って、私の楽器を持ってたどたどしい指使いでこの曲を吹いてましたよ(笑)

このアルバムのサックスのソロは、冨岡先生のソロだったかな…

冨岡和男先生は、今のトルヴェールカルテットの大先輩に当たる、キャトルロゾーアンサンブルのリーダーで、当時は今の須川さんのような日本のクラシカルサクソフォーン界をリードするトッププレーヤーでした。

冨岡先生は、私の大学時代には、うちの大学の音楽科のサックス科の非常勤講師をされていて、大学でも時々お見かけしてたのですが、オーラの出ているすごい人でしたね…



少し昔話になってしまって、話が脱線してしまいましたね…(笑)

私も、その「アルトサックスのためのバラード」をはじめ、大学を卒業して社会人になってからは、須川さんのアルバムの曲をたくさん耳コピして吹きましたね。

テンポの速い難しい曲は音を取るのが大変で耳コピもなかなかできないのですが、スローテンポのバラードなどの曲は音も取りやすいので、気に入った曲があればすぐに真似事で吹いたりしてます(笑)

中には、「エストレリータ」や、ガルデルの「想いの届く日」なんかは、耳コピだけにとどまらずに楽譜が出版されるのを待って、楽譜を買って吹いたりしている曲もあります。

また、「スカラムーシュ」なんかは、音大のサックス科の知人に楽譜を頼んでコピーしてもらって必死こいて練習してましたし、ハマってた時期はとにかく暇さえあればサックスばっかり吹いてましたね(笑)



話があちこちへと飛んでしまいましたが、サックスって楽しい楽器ですね。

自分の音色作りは結構大変だと思いますが、掘り下げていくと奥が深くて面白いので、みなさんも自分の目指す音色作りに頑張りましょう!

私は今も自分の音色作りにあれこれと考えをめぐらせていますが、年を食ってきたせいか、練習よりもマウスピースやネジなどの小道具を利用する傾向になってきてしまいましたね…(苦笑)

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モリコーネ (Morricone) : 須川展也

今日も、クラシカルサクソフォーン界を代表する須川展也さんのアルバムを紹介したいと思います。

アルバム「モリコーネ」です。



モリコーネ~ノブヤ・イン・シネマ・パラダイス~
(1998.5.8発売 TOCT-10265)
録音:1998.1.29-1.30 東芝EMI第3スタジオ


【収録曲】

1. ガブリエルズ・オーボエ
2. ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ
3. シシリアン
4. ニュー・シネマ・パラダイス:ニュー・シネマ・パラダイス~愛のテーマ~マチュリティ
5. ベリンダ・メイ
6. 虐殺者のテーマ
7. ディープ・イン・マイ・アイズ
8. カポラル・ツイスト
9. ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ウェスト
10. フォー・フレンズ
11. ガブリエルズ・オーボエ


このアルバムも、須川先生のアルバムでは私のお気に入りの1枚です。

モリコーネの曲集になっているこのアルバムは、全体を通して須川先生とオーケストラの共演という感じで、ちょうどアルバム 「アリア」と同じような雰囲気のアルバムです。そう言えば、ガブリエルズ・オーボエが「アリア」にも入っていますね。


このアルバムの中の私のお気に入り曲は、やはり…

2. ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ
4. ニュー・シネマ・パラダイス:ニュー・シネマ・パラダイス~愛のテーマ~マチュリティ
9. ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ウェスト

この3曲ですね。

須川先生の甘くて美しい音色で奏でられる、ワンス・アポン・ア・タイムは心の底から癒されて、本当に優しい気持ちになれます…

こんな音でサックスが吹けると本当に気持ちいいでしょうね。


このアルバムも約10年ほど前の古いアルバムですが、本当にいいアルバムです…

クラシカルサクソフォーンの音色は、弦楽器に近い音色ですので、オーケーストラと合わせると本当に音がよく溶け合いますね。


このアルバムもオススメですので、機会があればぜひ一度聴いてみて下さい。

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チューナー : KORG AW-1

今日は、またまた小物のご紹介です。

土曜日に、ネックスクリューを買ったときについでにチューナーを買いました。

チューナーは既に1つ持っているのですが、コンパクトなやつが欲しくてずっと前から目をつけていたのですが、KORG の AW-1 の Black を買いました。

コレです。。

KORG AW-1

KORG AW-1


確か、どこかの雑誌とかで見たような気がするのですが、あの武田真治さんも愛用してるとか…

あ、それで買った訳じゃないですからね(笑)


クリップタイプになっていますので、サックスのベルのところに付けて吹いたり、譜面台のところに楽譜を留めるようにして付けたりして使えるのですごく便利です。


サックスのベルにつけてみたのですがちょっと見にくくて、サックスのネックのところにはさんでつけてみたら、目に近すぎて逆に見えにくくなってしまいました(笑)

私の場合は、譜面台の楽譜を留めるクリップのように使うとすごく使いやすかったですね。


このチューナーの欠点は、音が出ないことですね。

チューナーの音を出して、正しい音程を聴きながら音を合わせる練習には残念ながら使えませんが、曲の練習をしていて自分のピッチが悪いかどうかをチェックするのにはすごく便利ですね。


利点は、コンパクトで操作が簡単なこと。

ONのボタンを押して電源を入れて、CALIB のボタンでベースの音程を決めてやり、あとは音を出すだけです。

今は、AW-2にモデルが変わってるようですね。
しかも、値段も破格に安くなってます!!!



人気のあるチューナーですので、あ、それ持ってる!!っていう方も多いのではないでしょうか。

あと、オススメのチューナーと言えば、やっぱりKORGのコレですかね!
通称、「メトチュー」と呼ばれているやつです(笑)



このチューナーはメトロノームの機能が付いてますので、メトロノームを別に持つ必要がないですし、音も出ますので、耳で音程を合わせるのもコレがあればバッチリです。

私がサックスを教えている人には、このチューナーをオススメしています。


ということで、今日も手抜きのブログになってしまいましたね…(笑)


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buzz のネックスクリュー

今日はネックスクリューについて書きたいと思います。

みなさんは、ネックスクリューってご存知ですか?

サックスのネックを楽器本体に付ける時に、締めるネジのことです。

で・・・・・・

買ってしまいました、buzz のネックスクリュー。


コレです。。

ネックスクリュー

変わるんです。音が……

たかがネジ1本なのですが、このネジを付け替えるだけで吹奏感がかなり変わります。


以前からずっと目をつけてたのですが、今日、行きつけの楽器店に行って聞いてみたら、buzzのYAMAHA用のヤツがあるということで、私のソプラノがYAMAHAのYSS-875だったので、どんなもんだろうと思って、店員さんにいろいろと聞いていると、試奏させてもらえるということで、YSS-875EXで試奏させてもらいました。

最初は、もともとついているネジで…


私の楽器はEXではないのですが、吹いてみたところ試奏感は自分の楽器とほぼ同じでした。

でも、さすがはEX。

YSS-875に比べると、少し音はカッチリしていて、キーアクションもかなり向上していて、音程の安定度も格段によくなっていました。

上から下までの音を吹いて、ネックのネジを交換。

そして試奏してみると…


息がスムーズに入って、いつもストレスに感じている抵抗感がなくなりました。

こ、これは……

自分の感じた吹奏感の違いを確かめるために、何度かネジだけを付け替えて吹いてみたのですが、明らかにbuzz のネジを付けた方が、息がスムーズに入る感じで音抜けがすごくよくなりましたね。

ということで、お買い上げしました!(笑)

私のアルトはセルマーなので、本当はセルマーのネジも欲しかったのですが、在庫がYAMAHAしかなかったので、セルマー用のネジは注文してきました。

そして、気になるお値段の方は…



たかがネジ1本で、この値段は高い!!と思っている人もいるかも知れませんが、実際に試奏してみるときっと納得してもらえると思います。

この、ネックスクリューは、私の買った buzz の他にも、有名な石森楽器のオリジナルブランドのウッドストーンからも出ていますが、buzz の方が値段はかなり安くてお買い得だと思います。

実は、この buzz のネックスクリューですが、通常はアルトとテナー用ということなのですが、今日私が試奏したところ、ソプラノでも使えます。

また、楽器のメーカーによってネジの切り方が違うので、YAMAHAの楽器は YAMAHA用、セルマーの楽器はセルマー用ということで、自分の持っている楽器のメーカーに合わせたネジを買わないと合いません。

【YAMAHA用】



【YANAGISAWA用】



【SELMER用】



【CADESON用】



今夜はアンサンブルの練習だったのですが、早速このbuzz のネックスクリューを付けてソプラノを吹いたのですが、息の通りもスムーズですし、何よりも音抜けがよくなって、ストレスに感じる抵抗感がなくなっていたので音もバッチリでしたね。

マウスピースやリガチャーを購入することを考えれば、¥3,780円は安いと思いますので、興味のある人はぜひとも試してみて下さい。

なお、ソプラノで使用する場合は、ネック部分がカーブド管とストレート管の付け替えのできる、デタッチャブルネックの楽器しか使えません。ストレート管ですと、管の継ぎ目がありませんので、ネック部分のネジ自体が存在しません(笑)


この他にも、左手の親指を置くサムレストと右手の親指をひっかるサムフックも元々はプラスチック製のものが多いのですが、この部分を金属製のものに変えてもかなり音が変わります。
金属製のサムレストとサムフックは、ヤナギサワから出ています(サムの魔法使い)が、これもまた音が変わります。

うちのバリトン吹きは、セルマーのSERIEⅡを使用してるのですが、サムフックをヤナギサワの金属製のものに変えてから音がよく鳴るようになったようです。

また、このサムレストとサムフックは、WIND BROS さんから木製のものが出ていて、あったかくて柔らかい音になるということで、結構人気があるようですね。


サムレストとサムフックは、1~2万円ぐらいはするので、それに比べるとネックスクリューは、少ない予算で済むので私はオススメですね。



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アンブシュアと息のスピードによる音程の変化

おかげさまで、当ブログも1000カウンタを突破しました!

いつも見て頂いている方、本当にありがとうございます。


今日は、アンブシュアと息のスピードによる音程の変化ということで、アンブシュアや息のスピードを変えることでサックスの音程が変化するということについて書いてみたいと思います。

サックスという楽器は、他の楽器に比べると音程の取りにくい楽器で、ピアノのように調律さえできていれば、鍵盤を叩くだけで正確な音程が出るというような楽器ではないことはみなさんもよくご存知だと思います。

また、サックスという楽器は、固体差があり、同じメーカーの同じモデルの楽器であっても、1つ1つの楽器にその楽器特有のクセがあり、そのクセの悪い楽器とかですと、新品の楽器であるにも関わらず、もともとの楽器の音程の高い低いのバランスが悪かったりして、その楽器のクセの悪さのために実際の演奏の時などにかなり苦労したりします。

よく楽器店で並んでいる、○○先生の選定品などという楽器が並んでいると思いますが、そういった楽器はプロの先生が楽器の工場などで生産されたばかりのたくさんの楽器の中から、音抜けや音色、音程のバランスなどのいい楽器を厳密に選定した楽器ですので、同じメーカーの同じモデルの新品の楽器の中でも選りすぐられた「いい楽器」ということなのです。

ということで、以前の記事でも触れましたが、楽器を購入する際のポイントとなるのが、可能な限りプロの先生の楽器の選定品を購入するか、上級者などに付き添ってもらって、その上級者に楽器を選んでもらって購入するというのが一番大切なことだと思います。

少し前置きが長くなってしまいましたね…

しかしながら、このようにプロの先生が選んだ選定品のようなバランスのいい楽器であったとしても、サックスという楽器は楽器の特性上、正しい音程を取るのが難しい楽器です。

サックスの音程は、一般的には、高音域になると音程が下がり、低音域になると音程が上がってしまうという楽器の特性がありますので、例えばアンブシュアも息のスピードも何も意識せずに普通に音階を上から下まで吹いてみると、このような傾向があることが分かると思います。



そこで、「アンブシュア」と「息のスピード」をコントロールすることによって音程を変化させて、このようなサックスの楽器の特性を理解した上で、正しい音程で音を出すことが必要になってきます。


まずは、アンブシュアについて考えてみましょう。

正しいアンブシュアの作り方については、過去にも触れてきましたので省略しますが、今回のテーマである「音程」という部分についての関連で言えば、アンブシュアをタイトにすると音程は上がり、アンブシュアを緩めてやると音程は下がります。

つまり、サックスの音程の特性に合わせると、高音域ではアンブシュアをタイトにしてやり、低音域ではアンブシュアを緩めてやるという感じで音程をコントロールしてやる訳です。

このアンブシュアをタイトにしたり緩めたりする時の注意なのですが、過去の記事でも触れましたが、アンブシュアをタイトにする時は、「噛み過ぎのアンブシュア」にならないようにすることです。

「アンブシュアをタイトにする」というのは、マウスピースを強く上下に噛むことではなく、口の周りの筋肉を使って、きんちゃく袋の口をギュッと締めるような感じで、アンブシュアをタイトにしてやるということです。

また、逆にアンブシュアを緩める時は、アンブシュアを縦に緩めてやるイメージで緩めてやると、アンブシュアを緩めた時に、口の両端から息が漏れたりしません。

以上が、アンブシュアで音程の上下をコントロールするための基本的な原理です。



次は、息のスピードについて考えてみましょう。

息のスピードコントロールについても、過去の記事で何度も触れたと思いますが、口の中の広さ(容積)を狭くしてやると息のスピードが速くなり、逆に口の中の広さ(容積)を広くしてやると息のスピードがゆるやかになります。

これは、ホースで水遣りをする時に、ホースから出る水を遠くに飛ばすために、ホースの口をつまんで水のスピードを上げて、水を遠くに飛ばしてやる原理と同じです。

言い方を変えると、息のスピードをだんだん速くしていくためには、言葉の発音で言うと、

「オー」 ⇒ 「ウー」 ⇒ 「イー」 ⇒ 「ヒー」 ⇒ 「キー」

という順番で発音していくと、口の中の広さがだんだん狭くなっていくと思います。
また、逆に息のスピードをだんだんゆるやかにしていくためには、この逆になります。

そして、今回のテーマである「音程」と「息のスピード」との関連で言えば、息のスピードを速くしてやると音程は上がり、逆に息のスピードを緩やかにしてやると音程は下がります。

つまり、サックスの楽器の音程の特性に合わせると、高音域では口の中を狭くして息のスピードを速くして音程を上げてやり、低音域では息のスピードを緩やかにしてやることで音程を下げてコントロールしてやる訳です。


この、息のスピードを速くしたり緩やかにしたりする時の注意点ですが、息のスピードコントロールをするためには、上記のように口の中の状態を変化させる訳なのですが、変化させるのはあくまでも口の中の状態だけであって、アンブシュアは変ってしまわないように十分に注意しなければなりません。

特に、「イー」 ⇒ 「ヒー」 ⇒ 「キー」 の部分では、アンブシュアが横型の口になってしまったり、マウスピースを上下に噛んでしまったりする人がたくさんいますので、この部分は要注意です!!!


アンブシュアは、縦型の口が基本ですので、その縦型の口での発音で言えば、

「オー」 ⇒ 「ウー」 ⇒ 「ユー」 ⇒ 「ヒュー」 ⇒ 「キュー」

という発音の方がいいかも知れませんね(笑)



少し長くなりましたが、これが「アンブシュア」と「息のスピード」と「音程」の関係です。

つまり、サックスの楽器の特性に合わせて、アンブシュアと息のスピードをうまくコントロールして正しい音程でサックスを吹く練習をするのです。

正しい音程は、チューナーのセンサーで計って正しい音程をチェックするのではなく、チューナーの音を出したり、音程の正確なキーボードなどの鍵盤楽器を使って正しい音程の音を出して、その正しい音程の音を自分の耳でよく聴きながら、頭でその音程をイメージしながらロングトーンや音出しをする練習をしましょう。

もしも音程が高かったり低かったりすると、自分の音とチューナーや鍵盤の音が合わなくて濁った音になりますし、ぴったり音程が合うとチューナーや鍵盤の音と自分の音が1つの音になって聴こえます。


この練習をしっかりと積んでいけば、正しい音感が身につきますし、最初はアンブシュアや息のスピードの調節を意識して練習しなければいけませんが、慣れてくると正しい音程で吹く時のアンブシュアの状態や息のスピードを自然に身体が覚えてくれますので、そのうち意識しなくても普通に吹くと身体が正しい音程でサックスを吹ける身体になってきます。


少しややこしくなってしまいましたが、最初は自分でアンブシュアをタイトにしたり緩めたり、息のスピードを速くしたり遅くしたりして、音程が上がったり下がったりするのを自分で感じてみて下さい。

そして、自分がアンブシュアと息のスピードを意識的にいろいろと変えられるように練習していくといいと思います。


今回は少し長くなってしまいましたが、いかがだったでしょうか?

これまでの記事の内容の復習も兼ねて、サックスでは結構ネックとなる音程について書いてみました。


私も長くサックスを吹いていますが、「音程」を合わすことについては、いつも難しさを感じています。

特に、一緒に吹く人同士で音程を合わせる時は、相手の音を耳で聴いて合わせていかないといけませんし、相手の音感がいいか悪いかにも大きく左右されるところです。

相手が自分に合わせられる技量を持った人であれば楽ですが、相手が音程のコントロールができない人であれば、自分が合わせられなければ永遠にお互いの音程は合わせられないですからね(笑)


このように、誰しもが音程を柔軟に合わせられるようになれば、あとはお互いに合わせる気持ちさえあれば、音程のバッチリ合ったいい演奏ができますよね!

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シシュポスの夢 (A Dream of Sisyphos) : 須川展也

今日は、クラシカルサクソフォーン界を代表する日本のトッププレーヤーの須川展也さんのアルバムを紹介したいと思います。

アルバム 「シシュポスの夢」です。


シシュポスの夢


シシュポスの夢 2

シシュポスの夢/須川展也 with Strings
(1994.7.20発売 TOCT-8454)
録音:1994.4.2-5.9 東芝EMI第3スタジオ

【収録曲】

1. 星に願いを
2. 宵 トワイライト
3. ラヴィン・ユー
4. マイ・ラヴ
5. オネスティ
6. シーガル
7. 僕の歌は君の歌
8. エンドレス・ラヴ
9. シシュポスの夢
10. ウィズアウト・ユー
11. 安息日
12. ラヴ

※アルバムの情報は、須川さんの公式HPにも掲載されています。


私も、須川さんのアルバムはほとんど持っているのですが、そのたくさんある須川さんのアルバムの中でも、このアルバムは3本の指に入る超お気に入りのアルバムです。

残念ながら、このCDは廃盤になっているみたいで、もしかしたらどこかのCD屋さんの須川さんのコーナーに埋もれてて、隠し在庫がひっそりと売られているかも知れませんね(笑)

ちなみに、Amazon.comで検索してみると、中古品が出ているようですので、手に入るようですよ。



このアルバムは、「星に願いを」を始め、「ラヴィン・ユー」、エルトン・ジョンの「Your Song」、ポールマッカートニーの「My Love」などの名曲を須川さんが本当に美しい音色で歌い上げている、須川さんのアルバムの中でも本当に素晴らしいアルバムだと思います。

誰もが知っている曲がたくさん入ってて聴きやすいですし、クラシックの曲をよく知らないという人でも安心して聴ける1枚だと思います。


私は、このアルバムの中に収録されている、吹奏楽曲の作曲や編曲でも超有名な真島俊夫さんの「シーガル」という曲が一番大好きな曲です。

ギターとストリングスの伴奏に須川さんのサックスの美しい音色がよくマッチしていて、「シーガル」の甘くて切ないメロディーにいつも鳥肌が立つ始末です…(笑)

とにかくすごくいい曲です…


ちなみに、この「シーガル」は、吹奏楽の伴奏でサックスソロの楽譜が「アトリエ・エム」さんから出ています。

http://www.atelierm.net/catalog/detail/?c=17


他にも、私の大好きな本多俊之さん作曲の「宵 トワイライト」や、ジャズサックスでも有名なMALTAさん作曲で、このアルバムのタイトルにもなっている、「シシュポスの夢」も本当にいい曲ですね。


このアルバムの曲は、それほどテンポ的にも速くないバラード系の曲が多いので、私も昔はよくこのアルバムの曲を耳コピして吹いてました(笑)

ポールマッカートニーの「My Love」なんかはテンポもかなりゆっくりですので、耳で聴いて割とすぐに耳コピができると思います。


もう販売中止になっていて、なかなか手に入らないかも知れませんが、もしもどこかで見つけて聴く機会があれば、みなさんにも是非とも聴いて欲しい1枚ですね。


昔からの須川展也ファンなら、「もちろん持ってる!!」っていうアルバムだと思います(笑)

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息の入れ方

今日は、息の入れ方について書いてみたいと思います。

これまでの記事や、コメント頂いた方へのアドバイスなどでも書きましたが、サックスを吹く上で吹き込む息の入れ方はアンブシュアと同様に非常に重要になってきます。

息のスピード、息の量、息の圧力、息の向きに加えて、息の入れ方です。


息の入れ方についてですが、以前の腹式呼吸の記事でも触れましたが、サックスを吹く時は「息を1点に集中させて吹き込む」ことが非常に大切です。

正しいアンブシュアでマウスピースをくわえて、お腹からしっかりと息を吹き込んでやる訳なのですが、この時にマウスピースから吹き込む息が四方八方に広がってしまわないように、まるでストローに息を吹き込むように、息を1点に集中させて入れてやるようにします。

他の表現で言えば、口から吐き出す息が丸い円柱状の「息の柱」のようになる感じです。

そして、低音域では口の中の容積をしっかりと取ってやって、「ホォーーーーー」という感じで息を入れますので、この「息の柱」が「太い息の柱」になるイメージです。

また、高音域では、口の中の容積をぐっと減らしてやって息にスピードをつけてやりますので、この「息の柱」が「細くて硬い息の柱」になるイメージで息を吹き込んでやる訳です。


実は、この「息を1点に集中させて吹き込む」ことを意識して息を入れるだけでも、音色は全然変わってきますし、音も太くてしっかりとした音が出るようになってきます。

そして、この「息の柱」を息のスピードや量、圧力などを変えることによって、硬くしたり、柔らかくしたりすることでも音程や音色、音の響き方なども変わってきます。

この「息の柱」を意識して息を吹き込むようになると、アンブシュアも自然と口の周りからマウスピースを均等な力で包み込むような感じになりますし、高音域を吹く時には「細くて硬い息の柱」を作ろうとしますので、自然とアンブシュアもタイトなアンブシュアになってくると思います。


ここで言う 「息の柱」 とは、あくまでも「円柱状」の柱です。

人間の口は、もともと横型の口になっていますので、縦型の口を意識してアンブシュアを作ることで、その縦型の口から吐き出す息がちょうど円柱状になるという訳です。

横型の口のアンブシュアになったり、マウスピースを上下に強く噛んだアンブシュアになると、息の柱が円柱状ではなく、ペシャンとつぶれた楕円柱状?になってしまいます。



あと、私はよく「息をまっすぐ入れる」という表現を使うのですが、これも大切です。

息が1点にまとまってなかったり、息がスピード不足になったりすると、この「息の柱」がまっすぐな柱にならずに、グニャグニャと「曲がった柱」になってしまったりします。

「息の柱」がこの「曲がった柱」になってしまうと、音程も不安定になったりして、ロングトーンをしても音程が上下に揺れたりして、音がふらつくようになってしまいます。

ですので、私はサックスを初心者や中高生などに教える時は、「息はまっすぐに入れる」という表現をよく使うという訳です。


あと、某BBSに最近こんな質問がありました。

「ロングトーンをする時には綺麗な音が出るんですが、エチュードなどの曲を吹くと音がスカスカな音になって思うどおりの音が吹けません。これってなにが原因なんですか?教えてください。」

という質問です。

これも初心者の方や、中高生の方によくあることなのですが、ロングトーン(チューニングもそうですね)のように、音をまっすぐに伸ばしている時には、息をまっすぐ楽器に吹き込むことに集中できるので、音もいい音が出るのですが、曲なんかを練習していると、特に難しい運指の曲などを吹いたりすると、指使いに気を取られてしまって、肝心の息がしっかりと楽器に吹き込めなくなってしまいます。

そうなってくると、ロングトーンやチューニングではいい音が出ているのに、曲になると音質が急に悪くなってしまうということが起こります。


また、音階によっては自分の得意な音と、苦手な音があって、得意な音はしっかりと息が入って音もよく響いていい音が出るのに、苦手な音が出てくると急に音が悪くなったりと、音が変わるとそのたびに音色や音質などが変わってしまったりして、すごく聞き苦しい演奏になってしまったりします。

これは、音が変わると、無意識のうちに息の入れ方も変わってしまっているということなのです。

つまり、自分の得意な音の時はしっかりと息を入れて吹いているのに、苦手な音になると自信がなくて音を引いてしまったり、息のスピードや量が減ってしまったりするためにそうなってしまったりするのです。


意識してチェックしてみると分かると思いますが、この点は無意識にそうなってしまっていることが多いようです。

このようなことにならないようにするためには、曲などの練習の時には、ロングトーンと同じように息を一定にまっすぐ吹き込んでやることの方を強く意識して、まっすぐに息を吹き込んでいる状態で、指は音を変えるためだけに動かしてやるというイメージで練習するといいと思います。

音が変わったことによって息のスピードや強さが変化しないように、「息は常に一定にまっすぐ入れ続ける状態」で、「音を変えるのは指だけを動かす」という感じで練習してみて下さい。

つまり、ロングトーンをしている状態で、そのまま息の入れ方は変えずに、指だけを動かすようにするということです。

これが私の言う、「息をまっすぐ入れる」ということです。


難しい曲とかですと、運指も難しくなるでしょうし、テンポも速いということになると、指も回らなくなってしまって、どうしても運指に気を取られて、しっかりと息を入れることがおろそかになってしまうと思いますが、逆にしっかりと息を入れることの方を意識して吹いた方が、これまた不思議なことに、難しくて速いパッセージでも何故だか指がよく回ったりするんですよ。


例えば、曲を吹いていて、♯や♭を落としてしまったり、音を間違えてしまったりすることがよくあると思いますが、このような間違いを恐れて、楽器にしっかりと息が入れられなくなってしまうことの方がよっぽど聞き苦しくて恥ずかしい演奏になってしまいます。

練習も本番もそうですが、音を間違うのは別に恥ずかしがることではないと私は思っていますし、音を間違えてもいいからしっかりと息を入れて演奏した方が間違いなくいい演奏になります。


私も、音をよく間違えたり、♯や♭をよく落としてしまうことが多々あるのですが、私の場合はたとえ音をたくさん間違えてたとしても、その間違えた音で思いっきり大きな音で吹いてます(笑)



この他にも、個人練習の時にはいい音が出ているのに、チューニング、合奏練習など、他の人と合わせたりするといい音が出なくなったりするという人もいると思います。

この場合ですと、周りのみんなが自分の音を聴いているというプレッシャーや、綺麗な音を出さないといけないとか、上手く吹かないといけないという意識が過剰に働いて、身体の余分なところに力が入ったりしてアンブシュアが硬くなってしまったり、息をしっかりと吹き込めなくなってしまったりということになってしまいますので、チューニングや合奏練習の時の音が個人練習の時の音と違う音になってしまうということが起こりますので、チューニングや合奏練習の時でも、個人練習と同じように、心も身体も常にリラックスした状態で吹くように心掛けることが必要です。


このように、サックスではアンブシュアもすごく大切なのですが、それと同じぐらい、いやそれ以上かも知れませんが、心と身体をリラックスさせることと、たっぷりと息を吸って、息を吹き込む時は息を1点にまとめるようにしてしっかりと楽器に入れてやることを意識して練習することが大切です。



さて、みなさんの場合はいかがでしょうか?

おそらく、普段の練習などで曲を吹いている時などは音が変わった時に、息の入れ方までが無意識に変わってしまっているということに気付かないという方がほとんどだと思います。

また、その部分を意識して練習するようにしただけでも、音色や音程などが安定してくると思いますし、音の響きも全然変わってくると思います。

速いパッセージの指使いなどは、コツコツとゆっくりから練習して、だんだんテンポを速くして練習すれば吹けるようになりますが、息の入れ方は変なクセがついてしまったりするとなかなか治りませんし、音程や音色に大きく影響してくる部分ですので、普段から意識して練習することが大切だと思います。




テーマ:吹奏楽 - ジャンル:音楽

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