ミストなサックス

これまでのサックス人生を振り返りながら、サックスを吹くアマチュアプレーヤーの上達のヒントや情報交換の場になればと思い、当ブログを立ち上げました。

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3点支持の支柱リングスクリュー

今日は、サックスの管体のU字管を支える「3点支持の支柱リングを留めるネジ(スクリュー)」について書きたいと思います。

昨年の10月の記事で、buzz 製のネックスクリューをご紹介しましたが、今回は同じ buzz 製の「3点支持の支柱リングを留めるネジ(スクリュー)」です。

3点支持リングスクリュー1



この「3点支持の支柱リングのスクリュー」ですが、ネックスクリューよりも交換したときの吹奏感の変化は大きく、変えて吹いてみるとビックリするほど吹奏感が変わります。


3点支持リングスクリュー2

これが付け替える前の、元々付いているデフォルトのスクリューです。


3点支持リングスクリュー3

この3点支持のリングスクリューを付け替えるとこんな感じになります。


ネックスクリューは、たかがネジ1本で…
この3点支持の支柱リングのスクリューの方は、たかがネジ3本で…

変えてビックリですね!

この buzz のスクリューシリーズは、いずれも洋銀製なのですが、付け替えるだけで音の響きがものすごくよくなります。

ネックスクリューの方は、吹いた時の息の詰まるような感じがなくなり、すんなりと楽器に息が入る感じで、音抜けと響きがよくなるのですが、こちらの3点支持の支柱リングのスクリューの方は、「オイオイ、楽器全体の材質が変わってしまったのか???」って思うぐらい音の響きが変わりますね。

ネジが洋銀製のせいか、ヴァーチャルシルバーソニックと言えば大袈裟かも知れませんが、そんな感じの音の響きになります(笑)

人によっては、「ちょっと響きすぎでないかい?」って思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、ネックスクリューよりも変えた時の効果は非常に大きいので、非常に面白い小物だと思います。

ご興味のある方は是非とも試してみて下さい。

価格の方は、ネックスクリューよりも少しお値段が張りますが、SELMER用、YANAGISAWA用、YAMAHA用とそれぞれ、\5,250-(税込み)です。

また、このネジの塗装を、GPにしたり、Blondsにしたり、PGPにしたりすることでもまた違った音の響きが得られるのではないでしょうか。

たかが小さな部品のネジなんですが、本当に面白いですね。

楽天でも購入できますので、みなさんも試してみてはいかがでしょうか?

ヤマハの楽器ですと支柱ネジは2本ですし、1本だけ変えても音はかなり変わりますので、必要に応じて2本組、1本組を購入して試してみられるといいと思います。


(2本組)


(1本組)





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Bois

今日も、リガチャーについて書きたいと思います。

前回ご紹介した、「月ノ光」に続きまして、2つ目の新入荷のリガチャーをご紹介したいと思います。

Bois(ボワ)というリガチャーです。

Bois1


何だ??このゴムパッキンは……と、見た目はとてもじゃないけどリガチャーに見えない、面白いリガチャーです(笑)

見た目は、その辺に転がっているゴムのパッキンのような感じですが、実はコレがリガチャーなんですよ。。。

材質は、ゴムに近い樹脂のような感じでできています。

この何気ないパッキンのようなリガチャーは、なんとアメリカ製なんですよ。

Bois2

このリガチャーを付けると、合うマウスピースキャップがないので、専用のマウスピースキャップが付いているのですが、そのキャップがまた変わっていて、黒くて薄いスポンジキャップのような変なマウスピースキャップが付いてます(笑)


<アルト用>







【試奏データ】
リガチャー: Bois(ボワ)
マウスピース: Selmer S90 180
リード: Vandren Traditional 3 1/2
楽器: Selmer SA-80Ⅱ(SERIEⅡ)


【試奏感】
ご覧のとおり、まあるいワッカで取り付けは簡単!
写真のようにリードをこの細いワッカで固定するだけという、見るからにイージーなリガチャーです。見た目は少し貧弱な感じがしますが、付けてみると案外しっかりと留まる感じですね。

お店の人の話では、取り付けが簡単なので、学生さんにオススメで、マーチングとかで使うといいかも知れないとのことで、私もどれどれと試してみました。

吹いてみた感じは、特に特筆すべきようなところはなく、音色や吹奏感はセルマーの付属のリガチャーと大差はないですね。

BG Traditional に比べると、やはり材質が樹脂でできていることもあり、音の響きが押さえられて、少しダークな音色になる感じですね。

それと、このリガチャーの欠点ですが、リードを固定する面積が少なく、このワッカの幅でしかリードを固定していないせいか、かなりリードをしっかりと留めないと、レより下の最低音までの音が裏返りやすくなりますね。

お値段はお手頃価格の、\2,730- とお求め易くはなってますね。

仲間の間でのちょっとした話題づくりには最適のリガチャーだと思います(笑)

衝動買い価格でしたので、私も1つ購入しようかと思って試奏してみたのですが、さすがに手は出ませんでしたね…(^。^;)

ちなみにテナーは、\3,255- です。



    




感じたのは、ワッカ1つで固定するのではなく、少し大きめのワッカと小さめのワッカの2つで固定するともっと安定したリガチャーになるのではないかと感じましたね。

それにしても、取り付けは簡単ですし、いかにもアメリカ人ウケしそうなリガチャーですね(笑)

ということで、前回の「月ノ光」とこの「Bois(ボワ)」の2つのリガチャーを試奏して、店員さんに感想をしっかりと伝えてきました。



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月ノ光

今日はリガチャーについて書きたいと思います。

いつもお世話になっている楽器店(JEUGIA梅田ハービスENT店さん)に行ってきたのですが、店員のお姉さんに「是非試して頂いて感想を聞きたいと待ってたんですよ!」と言われて試奏したリガチャーを紹介したいと思います。

その名も雅(みやび)な、「月ノ光」です。

月の光1


このリガチャー、完全ハンドメイドのリガチャーだそうで、京都のJEUGIA本店と、JEUGIA梅田店でしかまだ扱ってないそうです。

生産元を聞いたのですが、京都にお住まいの方がハンドメイドで作成してJEUGIAさんに持ち込んだ製品だそうで、完全ハンドメイドだそうです。

この外観から想像するに、京都っぽい雰囲気がしますね。

月の光2


このリガチャーは、ロブナーの革リガチャーがベースになっているそうで、リードの接触部分は、革のヒモが張り巡らされ、両サイドの黒い革の部分は2重構造になっていて、中には薄い銅版が入っています。

リガチャーの特性を正確につかむために、私がいつも愛用している BG Traditional との吹き比べで試してみました。

【試奏データ】
リガチャー: 月ノ光
マウスピース: Selmer S90 180
リード: Vandren Traditional 3 1/2
楽器: Selmer SA-80Ⅱ(SERIEⅡ)


【試奏感】
リードを付けてネジを締めると、リードの当たる革紐の部分がキシキシと革のこすれる音がして、リードが革紐でしっかりと固定される感じがして、心地いい感じがしますね。

最初に、BG Traditional で吹いた後に試してみたのですが、BG で吹いた時の音の響きがキレイに取れた感じで、まさにジャズ奏者の好きなダークで乾いた音がしますね。

両サイドの革の内側に銅版が入っているためか、音色は柔らかくてマイルドな感じになります。

響きの押さえられた、ダークでマイルドで乾いた音がするリガチャーです。

お値段は、さすがに少しお高めの、\18,060- です。

完全ハンドメイドの他にはない珍しいリガチャーですので、注目度はかなり高いと思います。

私はクラッシックがメインですのでこのリガチャーは出番がありませんが、ジャズをされている方には個性的で魅力的なリガチャーではないでしょうか。


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ZOOM H4

今日は、ハンディーレコーダーについて書いてみたいと思います。

私も自分のサックスの練習に以前からずっと欲しいと思っていた、ハンディーレコーダーを購入しました。

ZOOM H4 です。

ZOOM H4

ZOOM H4
定価: ¥36,750-[税込]

新春セールで、1台限りの特売品を狙っていたのですが、タッチの差であえなく撃沈…

ということで、いつもカルテットの練習に行っている、シマムラ楽器店で、¥29,800- で 1GBのSDカードをサービスしてもらって購入しました。

オーバーダビング機能の付いた、TEACのDR-1と迷ったのですが、4トラックのMTR機能がついていること、単三電池式であること、電源アダプターが付属していること、録った音をパソコンに取り込んで編集加工できるソフト(Cubase LE4)がバンドルされていることなどが決め手となり、このZOOM H4を選びました。

インターネットで購入するともっと安い価格で買えるのですが、すぐに使いたかったので店頭で購入しました。




見た目は少しブサイクですが、音質もよくていいですね~~
知人には、スタンガンかと思った…と言われてしまいました(爆)

私の活用方法としては、4トラックのMTR機能を活用して、トラック1に伴奏CDから音源を取り込み、その音源を聴きながらサックスを吹いて録音するという風に使っています。

うちのカルテットのアルト吹きが、Roland の HR-09 を持っていますし、違うものが欲しかったのと、やはり伴奏を聴きながら吹いて録音できる機能がついている、ZOOM H4 は便利ですね。

最近では、もっとお手軽なICレコーダーもたくさん出ていますし、昔とは違って自分で吹く音もかなりいい音質で録音できますので、みなさんも ICレコーダーやハンディレコーダーを使って自分の音を録音したりして、技術向上に役立ててみるといいと思います。


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正しい音程での発音

今日は、サックスを吹く時の「正しい音程での発音」について書いてみたいと思います。

 サックスという楽器は、他の楽器に比べると音程の変わりやすい楽器で、例えばアンブシュアが少し変化するだけでも音程が上がったり下がったりしてしまう楽器です。
 
 過去の記事にも書きましたが、気温の変化によっても音程が変わったり、サックスの楽器自体の個体によっても音程のばらつきの少ないしっかりした個体から、人間では「オンチ」と呼ばれるような音程の悪い個体まであるというほどサックスという楽器は音程の不安定な楽器なのです。
 
 個体差の少ないバランスのいい楽器を吹くとしても、サックスを吹く場合には、正しい音程で楽器をコントロールしてやる必要が出てきます。

  一番音程を簡単にコントロールしやすいのがアンブシュアですよね。アンブシュアをタイトにすると音程は上がりますし、緩めてやると音程は下がります。後は息のスピードを速くすると音程は上がりますし、遅くしてやると音程は下がります。

 多少の音程の変化であれば、このアンブシュアと息のスピードでコントロールしてやる訳ですが、かなり音程を大きく変化させないといけない場合は、替え指を使って音程を変えたりして調整してやります。

 音程のコントロールは、このような感じでしてやればいい訳なのですが、今日は「正しい音程での発音」ということで、正しい音程でサックスを吹くためにはどうすればよいのか?ということについて触れたいと思います。

 サックスという楽器は、ピアノのように鍵盤を叩けば正しい音程の音が出ないところが難しいですよね。

 人間の声と同じで、その人の音感が狂っていたりすると、音程の悪いオンチな演奏になってしまいます(笑)

 過去の記事にも書きましたが、正しい音感を身につけるために、チューナーとかで実際に正しい音程の音を出して、その正しい音程の音を耳でよく聴きながらロングトーン練習を積むことで、正しい音程の音を身体に覚えこますのが非常に効果的な練習ですね。
 そして、正しい音程の音感がついたら、今度はその正しい音程で発音することです。
   
 オクターブキーを押さない、右手だけを使った中音域が一番音程も安定してて、初心者の方は一番吹きやすい音域ですよね。 逆に発音や音程を取るのが難しいのは、下のレ(Low D)から最低音までの低音域とオクターブキーを押して右手だけを使う高音域です。

 まず、「下のレ(Low D)から最低音までの低音域」は、息のスピードは高音域ほど必要ないのですが、アンブシュアを縦に緩めて口の中の容積をしっかりと取ってやり、息を「ホォーーーー」という感じでお腹から息を支えてやるような感じでしっかり吹き込んでやらないと、音がひっくり返ったりして、ちゃんと音が発音できないと思います。

 この低音域を吹く時は、アンブシュア、口の中の状態、息の入れ方に注意して息を吹き込んでやるのですが、正しい音程で発音するために、頭の中で正しい音程をイメージしながら発音してやることで、より音が出しやすくなると思います。

 頭の中で、「レ、ド#、ド、シ、シ♭」と正しい音程の音をイメージして、その正しい音程の音を狙って発音することで、音がひっくり返ることも少なくなります。
        

 上の音から順番に半音階で下がっていくと低音域が出しやすいので、最初は半音階スケールで練習されるといいと思います。

 そして、低音域の発音に慣れてくると、今度はロングトーン練習で、音の出だしから低音域の音を発音して長く伸ばす練習をします。この時は、低音域を出す時のアンブシュア、口の中の状態、息の入れ方を身体で覚えておいて、正しい音程をイメージして、音の頭から「発音する音を狙って」音を出します。

 初心者の方ですと、最初は低音域の音を発音するのに苦労されると思いますが、このように、何度も繰り返して発音練習をすることで、低音域を吹く時の感覚を体に覚えこませることが大切ですね。

 次に、「オクターブキーを押して右手だけを使う高音域」の発音についてです。オクターブキーを押した「ラ」よりも上の音になってくると、息のスピードがより必要になってきますので、息のスピードが足りないと音程も下がってきますし、それをカバーするためにマウスピースを強く噛んでしまう傾向が出てきてしまいます。

 息のスピードと噛み過ぎについては過去の記事で触れましたが、ここは高音域の音程と発音について書きたいと思います。  サックスの高音域は、息のスピードをつけて噛まないアンブシュアでしっかりと息を吹き込んでやる訳ですが、高音域もさきほど触れた低音域と同様に、正しい音程をイメージして、音の頭から「発音する音を狙って」音を出してやる必要があります。

 正しい音程のイメージが頭にないと、高音域を吹いた時に音程の悪い、聴くに耐えないような音になってしまいます(笑)

 よくあるのが、「ヒェ~~~~~」とか、「ヒャ~~~~~」とかいう感じで、高音域の音程が高く上ずっていまうケースです。

 これは、息の向きが上向きになっていたり、息のスピードが足りないことも原因としてあるのですが、頭の中にある高音域の音程のイメージが「高音域はものすごく高い音」というイメージを持っていると、高音域は出しにくいという意識が働いて、余計に音程が上ずって不安定になってしまいます。

 正しい音程は、そんなに頭でイメージしているほど高い音ではないことが分かれば、高音域の上ずりもマシになってくると思いますので、正しい音程の音をピアノなどの鍵盤や、チューナーで音を出してよく聴いてみて、サックスで高音域を吹く時には、吹く音がそんなに高い音ではないことを意識してみましょう。

 もうかなり下火になりましたが、お笑いで「世界のナベアツ」が、「1、2、サン!!、4、5、ロク!!・・・」って、3の倍数のところだけ甲高い声を出すというギャグがありますよね?(笑)

 少し例えが変ですが、サックスで高音域を吹く時の高音域の音程の高さのイメージは、そのナベアツのギャグの3の倍数のような、他の音に比べてかなり高い音程のような印象を持ってしまってるのではないでしょうか?(笑)

 下の音から、「ド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シ、ド、レ、ミ、ファ、ソ・・・」と吹いていって、その上の「ラ、シ、ド、レ、ミ、ファ」の辺りの音になると、音も出しにくくなってきますので、頭の中では「ものすごく高い音」というイメージを持ってしまいやすいと思います。

 また、その高音域の音階を声に出して歌ってみた時にも、声の低い人とかですと音が高くて声が出ない場合もありますので、声が出ないと同じように頭の中では「ものすごく高い音」というイメージを持ってしまうと思います。

 でも、実際は高い声や高い音が出しにくいだけで、実際の音はそれほど高い音ではありませんので、正しい音程の音をよく聴いて、高音域を吹く時は1オクターブ下げたぐらいの音の高さのイメージを持って吹いてやると、不思議なことに高音域が上ずらなくなってくると思います。


 少し長くなってしまいましたが、「正しい音程での発音」で大切になってくることは、

  ・正しい音程を知り、頭でイメージする
  ・高音域は、音が高いというイメージを持たない
  ・低音域は、何度も吹いて、アンブシュア、口の中の状態、息の入れ方の感覚を覚える
  ・高音域、低音域ともに、その音を頭でイメージして狙って吹く

 以上のようなことがポイントになってくると思います。

 少し概念的な話になってしまいましたが、頭でイメージしながら吹くことは非常に大切ですので、みなさんもぜひ頭でイメージしながら練習していきましょう。



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息継ぎ (ブレス)

今日は、息継ぎ(ブレス)について書いてみたいと思います。

バイオリンなどの弦楽器では、弓を使って弦を弾きますので、管楽器のように息継ぎをする、つまりブレスをする必要がありませんので、音が途切れることなく音が出せる訳ですが、管楽器はそうはいきません。

サックスも管楽器ですので、マウスピースから息を吹き込んで音を出して、息が足りなくなったらまた息継ぎをしてまた息を吹き込むという動作が必要になります。

当たり前のことですよね。

過去の記事でアンブシュアのことについて書いたのですが、サックスではアンブシュアが非常に大切になってくる訳なのですが、初心者の方とかでまだアンブシュアがちゃんと固まってない方ですと、息継ぎをした途端にアンブシュアが崩れてしまって、うまく吹けないという方も多いのではないでしょうか。

息継ぎをした時に、アンブシュアが崩れてしまうという方は、息継ぎをする時に口をどのように開いて息を取っていますか?

マウスピースをくわえている口を普通に開けて息を取ってしまうと、アンブシュアが簡単に崩れてしまいます。

小学生が吹いているソプラノリコーダーは、普通に口を開けて息を取ってもあまり影響はありませんが、サックスの場合はアンブシュアを保ったままで息継ぎをしてやる必要があります。

過去のアンブシュアの記事でも触れましたが、サックスのアンブシュアでは上の前歯2本がしっかりとマウスピースに当たってないといけませんので、息継ぎをした時に上の前歯2本がブレたりしないようにしておかなければなりません。

もう一度基本のおさらいになりますが、サックスでは、「マウスピースに当てた上の前歯2本」、「ストラップ」、「サムフックに引っ掛けた右手親指」の3点で楽器を支えるようにします。

この3点のうち、いちばんおろそかになりやすいのが、「マウスピースに当てた上の前歯2本」です。

この上の前歯2本がしっかりとマウスピースに当たるには、ストラップを引き上げてやり、マウスピースが上の前歯2本を上に押し上げるぐらいの感じにしてやると、上の前歯2本がしっかりと固定されると思いますので、まずはココがポイントになります。

そして、この3点の支えがしっかりと出来た状態で、口の両端から息を取るようにしてやることで、アンブシュアが崩れずに息継ぎをすることができるようになると思います。

慣れないうちは、つい口を普通に開いてしまって、上の前歯がズレてしまいますので、3点の支えをしっかりと意識して口は下アゴの力を抜いて、上の前歯2本はしっかりとマウスピースに当てて固定したままで、口の両端を開いて息を取る感覚を覚えるようにしてみましょう。

どうですか?アンブシュアが崩れずに息を吸うことができますか?

息継ぎの感覚が覚えられたら、練習のために教則本などを使ってゆっくりのテンポで息継ぎの練習も兼ねてロングトーンなどで音出しをしてみましょう。

例えば、60ぐらいのテンポで4拍ないし8拍ぐらい音を伸ばして、アンブシュアが崩れないように息継ぎをします。

息継ぎをする時は、最初は1拍分とってたっぷりと息を吸うようにするといいと思います。

出だしの音は、「1、2、3、スーーー(吸う)、ド~~~~(吹く)」という感じで、発音する前の拍(アフタクト)で息を取ります。

この「前の拍(アフタクト)」で息を取るのは、合奏やアンサンブルなどで他の演奏者と音の頭の出だしを揃えるのにも非常に大切です。

前の拍(アフタクト)での息の取るスピードは、曲のテンポや吹くテンポに合わせてやる訳です。

当然、テンポの速い曲とかでしたら、「1、2、3、スッ!!(吸う)、ドミレファミソファラ~(吹く)」といった具合に、テンポに合わせて前の拍(アフタクト)で素早くたくさん息を取ってやります。

私も、自分のカルテットでもそうですし、中高生の吹奏楽部を指導したりする場合でも、この前拍(アフタクト)での「息継ぎ」を揃えることは結構うるさく言っています。

初心者の方とかですと、慣れないうちはなかなかうまくいかないと思いますが、ゆっくりのテンポで息継ぎをして、アンブシュアが崩れないようにたっぷりと息を取る練習を重ねるとだんだん慣れてくると思います。

ということで、基本の基本ですが、サックスの「息継ぎ (ブレス)」について書いてみました。


基本的なことで当たり前のことなのですが、結構この息継ぎがちゃんと揃わなくて合奏やアンサンブルでも音の出だしが揃わなかったり、音のタッチとかも変わってきたりしますので、みなさんも再度チェックしてみてはいかがでしょうか。

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Selmer S90 190 (ソプラノ)

今日は、ソプラノのマウスピースについて書きたいと思います。

セルマーの楽器にも付属してくる定番マウスピースのS90のソプラノのマウスピースです。

Selmer S90 190 (ソプラノ)

S90 190

私もアルトとソプラノは、長らくS80シリーズを愛用してきたのですが、カルテット用に音色を揃えるために、昨年にアルトの S90 180 を使い始めたのですが、トルヴェールカルテットの先生方も使用されているだけあって、本当によく響くマウスピースだと思ったので、じゃあソプラノもS90を使ってみよう!ということで、いつもお世話になっている楽器店に自分の持ってるソプラノの S80 D と S80 C☆☆を持ち込んで吹き比べをしたのですが、アルトのS90 と同じく、ソプラノのS90 もチェンバーが広くなっていて、音がよく響くマウスピースでしたので購入しました。

ソプラノは私の愛用している、S80 C☆☆が息の通りもよくて、本当によく響くマウスピースですので、S90 を試奏してみて響きが S80 C☆☆ ほどじゃないのであれば購入を見送るつもりだったのですが、実際に試奏してみるとアルトのS90 と同じく、音に深みがあってよく響くマウスピースの特性は同じですね。

この、S90 190 は、S80 C☆☆に比べると音色は若干暗めの音色になりますが、マウスピースの設計で音の響きはよく響くマウスピースですので、オススメですね。

吹くのが少ししんどいという方でしたら、ティップの開きの小さい S90 180 か S90 170 を試してみるといいかと思います。


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Rovner(ロブナー): MKIII/C1RVS

今日は、ソプラノのリガチャーについて書きたいと思います。

昨年の暮れに、いつもお世話になっている楽器店でソプラノのマウスピースを購入しようと、ソプラノのマウスピースの下見のために、YSS-875EX に、自分のマイリガチャーとマイマウスピース2本を持ち込んで、候補のマウスピースとの比較で試奏したのですが、その際に前から革のリガチャーが欲しかったのですが、ついでに革のリガチャーも試奏してみたところ、それがすごくよかったのと、衝動買い価格だったので即決してしまいました。

ソプラノの革リガチャーで、Rovner(ロブナー)のMKIII/C1RVS です。

ロブナー1

私はソプラノもアルトも BG Traditional 5micronのリガチャーを愛用していて、コレと言って不満もなかったのですが、元々私の音は音色が明るすぎる傾向があるので、前々から革リガチャーが欲しかったので、ちょうど今回、よさそうなのがあったので試奏することにしました。

最初はBGの革リガチャーにしようかと思ったのですが、ジャズ用のものしかなかったので、この写真の Rovner(ロブナー) の革リガチャーを合わせて試奏してみました。

ロブナー2

このRovnerの革リガチャーは、リードの当たる部分には金属のプレートは入っておらず、その代わりに糸で縦に縫った線が2本入っているだけなのですが、リードがピッタリとマウスピースに固定され、リガチャーが歪んでリードがちゃんと固定できなくなるようなこともなくていいですね。

私の愛用のBG Traditional 5micronのリガチャーと吹き比べましたが、音色がかなりダークで深みのある感じでよく響きますね。

お、コレはいい!!と思って、店員さんに値段を聞くと、

お値段は、なんとビックリの¥3,400-也~

即購入という運びになりました(笑)

Amazon.comにもありましたが、¥3,570-ですね。



リガチャーも、私の愛用の BG Traditional 5micron ですと、1万5千円はしますし、価格のお手頃感から言っても、このロブナーの革リガチャーはオススメですね。



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吉松 隆 :ファジーバードソナタ

今日は、クラシカルサクソフォーンのソロ曲を紹介したいと思います。

吉松 隆 さん作曲の「ファジーバード・ソナタ」 です。

クラシカルサクソフォーンのソロ曲に詳しい方ならみなさんご存知の曲だと思います。

先日、新年のごあいさつでも触れましたが、私の方も今年は久しぶりに難しい曲にチャレンジしようということで、この「ファジーバードソナタ」の楽譜を購入しました。

Fuzzy bird Sonata

この曲は、3つの楽章から成り、どの楽章もサックスの特殊奏法がてんこ盛りの非常に難しい曲です。

このブログでも紹介した、フラジオはもちろんのこと、グリッサンドやポルタメント奏法、スラップタンギングにフラッタータンギングと、プロの奏者が現代曲でよく使用する奏法が随所に出てきます。

かく言う私も、特殊奏法に関してはフラジオとフラッタータンギング、グリッサンドぐらいしか使ったことがなく、ポルタメントやスラップタンギングなどはまだマスターできていません。

ということで、ちょっと無謀ではありますが、この「ファジーバードソナタ」にチャレンジして、合わせて特殊奏法についてももっと勉強しようというのが私の今年の目標なのです。

この「ファジーバード・ソナタ」の2楽章と3楽章については、さすがに私も手に負えないほど難しいので、今回は1楽章だけに絞ってこれからコツコツと練習していこうと思っています。

YouTube で、「ファジーバード・ソナタ」の音源で、外人の方が1楽章を演奏している結構いい演奏をしているものがありましたので、ここで紹介したいと思います。




この方、海外の音楽大学の学生さんでしょうかね?

練習室のようなところで演奏してますので、音響はよくありませんが、おそらくホールなどで演奏すると、この演奏だとかなりいい演奏になると思います。

細かい音符まできっちりと演奏できており、音程もしっかりしてますし、ポルタメントやグリッサンド、フラジオにスラップタンギングと、特殊奏法の技術もかなり優れていて、結構優秀な方だと思います。

ピアノ伴奏の女性の方もかなり上手な方ですね。

YouTubeの演奏をいろいろと探してみたのですが、1楽章はこの方が一番いい演奏をしているのではないかと感じましたね。

ついでに、他の方の演奏ですが、2楽章と3楽章も紹介しておきます。



テンポは1楽章ほど速くはありませんが、このゆったりしたテンポで歌いながらもポルタメントやフラッターを交えながら、表情豊かに吹くのはさすがにアマチュアサックスプレーヤーではちょっと無理かも知れませんね。

お聴きになっても分かるように、「ファジーバード・ソナタ」という曲は、このように特殊奏法がてんこ盛りのまさに上級者向けのソロ曲という訳です。




私も、せめて1楽章がなんとかギリギリでもいいから「吹けるぐらいにはなりたいですね(笑)


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あけましておめでとうございます!

みなさん、新年あけましておめでとうございます!

昨年は、「ミストなサックス」にたくさんのご訪問、ありがとうございました。

おかげさまでカウンターも4000を越え、常連のみなさんも出来るなど、このブログを通じてサックスを吹いているいろんな方々と出会えたことを嬉しく思っています。

それと、いつもお世話になっている楽器店の方々や私の周りのサックス関係者の方々にも大変感謝しております。

今年も、頑張って更新していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。


みなさんは年末年始はいかがお過ごしでしたか?

私の方は、昨年のお正月は仕事に追われ、ゆっくり過ごすという訳にもいかなかったですが、今年はおかげさまでゆっくりと過ごすことができましたので、年末年始はかなりの時間、サックスの練習に励むことができました(笑)

中高生のみなさんは、ちょうどアンサンブルコンテスト本番があちこちで開催される時期ですね。

日頃の練習の成果が発揮できるように、仲間たちと力を合わせていい演奏をして下さいね!


さて、みなさんの今年の目標は何ですか?

私の方は、昨年末に久しぶりにソロ曲の楽譜を購入して、今年は久しぶりに難しい曲にチャレンジして、コツコツと練習して少しずつではありますが、さらに自分の腕を磨いていい演奏ができるように頑張って行きたいと思っています。

また、「ミストなサックス」では、昨年同様、サックスに関する様々なトピックを取り上げて行こうと思っていますので、昨年同様、たくさんの方に気軽に遊びに来て頂いて、メッセージなどを残して頂ければ嬉しいです。

私の方も、今年は自分たちの演奏の音源などもアップすることができればいいな…と思い、練習もさらに力を入れて頑張って行こうと思っていますので、応援よろしくお願いします!(^^)


それでは、2009年も「ミストなサックス」をよろしくお願い致します! m(_ _)m


Taka


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