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ミストなサックス

これまでのサックス人生を振り返りながら、サックスを吹くアマチュアプレーヤーの上達のヒントや情報交換の場になればと思い、当ブログを立ち上げました。

Bois

今日も、リガチャーについて書きたいと思います。

前回ご紹介した、「月ノ光」に続きまして、2つ目の新入荷のリガチャーをご紹介したいと思います。

Bois(ボワ)というリガチャーです。

Bois1


何だ??このゴムパッキンは……と、見た目はとてもじゃないけどリガチャーに見えない、面白いリガチャーです(笑)

見た目は、その辺に転がっているゴムのパッキンのような感じですが、実はコレがリガチャーなんですよ。。。

材質は、ゴムに近い樹脂のような感じでできています。

この何気ないパッキンのようなリガチャーは、なんとアメリカ製なんですよ。

Bois2

このリガチャーを付けると、合うマウスピースキャップがないので、専用のマウスピースキャップが付いているのですが、そのキャップがまた変わっていて、黒くて薄いスポンジキャップのような変なマウスピースキャップが付いてます(笑)


<アルト用>







【試奏データ】
リガチャー: Bois(ボワ)
マウスピース: Selmer S90 180
リード: Vandren Traditional 3 1/2
楽器: Selmer SA-80Ⅱ(SERIEⅡ)


【試奏感】
ご覧のとおり、まあるいワッカで取り付けは簡単!
写真のようにリードをこの細いワッカで固定するだけという、見るからにイージーなリガチャーです。見た目は少し貧弱な感じがしますが、付けてみると案外しっかりと留まる感じですね。

お店の人の話では、取り付けが簡単なので、学生さんにオススメで、マーチングとかで使うといいかも知れないとのことで、私もどれどれと試してみました。

吹いてみた感じは、特に特筆すべきようなところはなく、音色や吹奏感はセルマーの付属のリガチャーと大差はないですね。

BG Traditional に比べると、やはり材質が樹脂でできていることもあり、音の響きが押さえられて、少しダークな音色になる感じですね。

それと、このリガチャーの欠点ですが、リードを固定する面積が少なく、このワッカの幅でしかリードを固定していないせいか、かなりリードをしっかりと留めないと、レより下の最低音までの音が裏返りやすくなりますね。

お値段はお手頃価格の、\2,730- とお求め易くはなってますね。

仲間の間でのちょっとした話題づくりには最適のリガチャーだと思います(笑)

衝動買い価格でしたので、私も1つ購入しようかと思って試奏してみたのですが、さすがに手は出ませんでしたね…(^。^;)

ちなみにテナーは、\3,255- です。



    




感じたのは、ワッカ1つで固定するのではなく、少し大きめのワッカと小さめのワッカの2つで固定するともっと安定したリガチャーになるのではないかと感じましたね。

それにしても、取り付けは簡単ですし、いかにもアメリカ人ウケしそうなリガチャーですね(笑)

ということで、前回の「月ノ光」とこの「Bois(ボワ)」の2つのリガチャーを試奏して、店員さんに感想をしっかりと伝えてきました。



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テーマ:吹奏楽 - ジャンル:音楽

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