ミストなサックス

これまでのサックス人生を振り返りながら、サックスを吹くアマチュアプレーヤーの上達のヒントや情報交換の場になればと思い、当ブログを立ち上げました。

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清水大輔

今日は、アルトサックスのソロ曲についてです。

先週のカルテットの練習に行った時に、清水大輔作曲の「SOON」の全曲の音源がアップされていたという話を聞いたので、ブログのアンサンブルのカテゴリーの「アンサンブルの選曲 (オリジナル編 その1)」の記事で、YouTubeの音源のリンクを貼り換えようと思って、清水大輔の「SOON」の音源を検索した時に、清水大輔のアルトサックスのソロ曲ですごく美しいメロディーの曲がありましたので、紹介したいと思います。

1曲目は、「フェイト」という曲です。



楽譜はこちらです。



ピアノ伴奏がこれまた何とも言えずいいですよね~~~
この曲のメロディー、心にじーんと来るような癒されるメロディーですね。

清水大輔らしい所々に出てくるちょっと小粋な細かい音符がまたいいですね。
あと、随所に出てくるフラジオも清水大輔らしさでしょうかね?(笑)

そのうち私も吹いてみたい曲の1つです。


2曲目は、「ネクスト・エンジェルス」という曲です。



楽譜はこちらです。



この曲も、「フェイト」と同様に、美しいピアノの伴奏に心に響く美しいメロディーの曲ですね。

どちらの曲も、聴いてすぐに気に入ってしまいました。

この「ネクスト・エンジェルス」もフラジオが出てきますので、テンポはゆっくりのバラード調の曲ですが、上級者向けのソロ曲ですね。

どちらの曲もソロリサイタルのアンコールとかにはピッタリの曲ではないでしょうか。


この2曲は、清水大輔の「DIVE」というサックスのために書かれた作品集のCDに収録されているみたいですね。



しかも演奏は、ヴィーヴ!サクソフォンカルテットですね。

CDの説明書きを読んでいると、このアルトのソロはヴィーヴのバリトンの浅利真さんの演奏のようですね。

カルテット曲の「SOON」も収録されていますので、聴き所満載のアルバムだと思います。


「SOON」



楽譜はこちらです。



この「SOON」はうちのカルテットでも去年演奏した曲で、すごくカッコイイ曲なんですが、フラジオも出てきますし、難しくて結構骨のある曲です。

特に2楽章の前半のソプラノとアルトのチャカチャカした掛け合いが難しいです。

3楽章が静かな曲ですので、コンテストにはちょっと向かないかも知れませんが、難易度の高い曲ですのでアンコンでこの曲を選曲するのもアリかも知れませんね。


…ということで、今日は清水大輔の曲について書いてみました。

夏のコンクールも終わりましたし、これからはアンコンに向けて猛練習という方も多いのではないでしょうか。

毎年のことですが、アンコンは冬だからと言っても、夏のコンクールが終わるとあっという間に秋が来て、気が付けばもうアンコンまで日がない…(汗)という状況になりますね(笑)


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息のスピードとは?

今日は、いつも私がよく使っている言葉の「息のスピード」について書いてみたいと思います。


そもそも、「息のスピード」とは?「息のスピード」って何だろう???


私のブログをよく読んで頂いている人の中には、私がよく使う「息のスピード」という言葉の意味がイマイチよく分からなくてピンと来ないという人もいるのではないでしょうか。


みなさんは、「スピード」という言葉で何を連想するでしょうか?

多くの人は、車のスピードや、スピード違反などを連想したりしませんか?(笑)


「スピード」と言えば、当たり前ですが日本語で言えば「速さ」ですね。

台風などでもよく出てくる「風速」というのも、風の速さ、つまり風のスピードを表します。


私がよく使っている「息のスピード」についても、同じように考えてもらったのでいいと思います。

つまり、お腹に吸い込んだ息が喉を通って口から楽器へと流れていくスピードのことを「息のスピード」と表現しています。


つまり、台風の風で使う風速、つまり「風のスピード」も、「息のスピード」も同じような意味になります。


ただ、風にしても息にしても、目には見えない気体の速さですので、スピードと言ってもピンと来ないかも知れませんので、代わりに「川の流れ」をイメージした方が分かりやすいかも知れませんね。

川の河口付近の緩やかな川の流れと、山奥の急流の速い川の流れの違いを息のスピードの違いに例えたらイメージしやすいですかね?

河口付近の流れは川幅も太くて水の流れるスピードも緩やかですし、山奥の急流では川幅も細くて水の流れる速さも速いですよね。

サックスを吹く時の息のスピードは、低音域を吹くときは「太くてスピードの緩やかな息」を吹き込んで、高音域を吹くときは「細くてスピードの速い息」を吹き込む必要がありますので、まさにこの川の流れの例えにぴったりとくるかも知れませんね(笑)

つまり、お腹から口へと送り出される息が川の水で、口の中の広さが川幅だと考えれば、口の中の広さを変えることで川幅を広くしたり狭くしたりして、川の水の流れの速さ、つまり息の速さをコントロールしてやると考えたら、「息のスピード」という言葉も少しはイメージしやすくなるでしょうか。

ご存知のように、サックスはリード楽器ですので、口から吹き出す息でリードを振動させて音を出す楽器です。

そして、この口から吹き出す息のスピードによってリードの振動幅が大きくなったり小さくなったりする訳です。


つまり、息のスピードが速くなれば、リードの振動幅は小さくなって高い音が出ますし、息のスピードが遅くなるとリードの振動幅が大きくなって低い音が出ます。

「当たり前のことをなんで今さら?」と思っている方もいらっしゃるかも知れませんが、このことを十分に意識できていれば、息のスピードをコントロールすることで高い音域と低い音域を吹き分けるということが感覚的につかみやすくなるのです。


「噛み過ぎのアンブシュアになっているのですが、直すのにはどうすればいいでしょうか?」というご相談をよく頂きますが、この息のスピードの違いによるリードの振動幅の違いの大原則をよく考えてみると、マウスピースを強く噛まずに口の中を狭くすることで「息のスピード」を速くして「リードの振動幅を小さくする」練習をしなければならないことがお分かりになると思います。

高音域を吹くときに噛み過ぎのアンブシュアになっているということは、マウスピースを強く噛むことで、リードの先端部分だけが振動するような状態を作り出して、スピードの遅い息でもリードの振動幅が小さくなるように無理矢理しているということですので、マウスピースを強く噛まないようにすると、息のスピードが速くならない限りはリードの振動幅が小さくなりませんので、噛むのをやめると高い音が出なくなってしまうという訳です。

また、息のスピードに加えて、楽器に吹き込む「息の太さ」も低音域と高音域では違ってきます。

この「息の太さ」という表現も少し分かりにくいと思いますが、分かりやすい表現にすると、低音域では口から出る息で「太い息の柱」を作るイメージで、高音域では「細い息の柱」を作るイメージを「息の太さ」という風に表現しています。

これは、口から吐き出す息を1点に集めるように吐き出すことで、口から出る息で柱を作ってやる訳です。

口の中を広くして息を吐き出すと、口から出る息の柱は太くなると思いますし、口の中を狭くして息を吐き出すと、息の柱は細くなります。

つまり、息の柱の太さが違うということは、息の量も柱が太い方が多くなりますし、柱が細いと息の量も少なくて済みます。


どういうことかと言うと、低音域では息のスピードは緩やかでもいいけど息の量はたっぷりと送り込んでやる必要があり、高音域では息の量は少なくてもいいので、スピードの速い息を入れる必要があるということです。

マウスピースを強く噛んで高い音を出すということは、リードの先端部分だけを振動させるような状態を作り出しているだけでなく、強く噛むことでリードとマウスピースの隙間を狭くして、送り込む息の量も減らしているので高い音が出やすくなるのです。

ですので、噛むのをやめることでリードとマウスピースの隙間が広くなって息が通りやすくなり、リードもよく振動するようになりますので、口の中を狭くして息のスピードを速くしてやるのと同時に、吹き込む息の量も少し減らしてやれば強く噛まなくても高い音が楽に出せるようになるのです。

特に、左手のパームキーを使った上の「レ」の音から最高音の「ファ#」までの音は、息の量が多すぎると、いくら息のスピードが速くても音が裏返って下の音が出てしまいますので、そういう時は息の量をほんの少し減らしてやると高い音が噛まなくても出やすくなります。


さて、みなさんは「息のスピード」について理解は深まりましたでしょうか?


この「息のスピード」と「息の量」の関係が感覚的に分かるようになってくれば、マウスピースを強く噛まなくても高い音が楽に出せるようになってくると思います。


そして、さらにこの「息のスピードコントロール」が腹式呼吸を使って息に圧力をしっかりかけてできるようになれば、音の響きも格段に良くなってきますし、音も見違えるように変わってきます。


私がいつも使っている「息のスピード」という言葉の意味、今までよりも理解できるようになりましたか?



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リガチャー変えるとそんなに変わるの?

はい、そんなに変わります!(笑)

…ということで、変な始まりになりましたが、今日はリガチャーについて書いてみたいと思います。

これまでの記事でも、リガチャーについて色々と書いてきましたが、今日は改めてリガチャーについて書いてみたいと思います。

リガチャーと言えば、マウスピースにリードを留めるためのパーツですが、このリガチャーがサックスの音色や吹奏感に及ぼす影響が非常に大きいです。

サックスを始めたばかりの初心者の方ですと、リガチャーが変わると音色や吹奏感がガラっと変わってしまうと言ってもピンと来ない人も多いのではないでしょうか。

実は、この私も最初はリガチャーについては特に意識もしていなかったので、中高生の頃は使っていたマウスピースにもともと標準で付属していたものを使っていたのですが、社会人になってからリガチャーを変えてみて、その吹奏感や音色の変化に衝撃を受けてからは、自分のお気に入りのリガチャーをずっと使い続けてきました。

私がサックスを始めた中学生の頃の記憶として残っているのは、中学の先輩が「ハリソンのリガチャーだぞ~!」とか言いながら、普通のリガチャーを逆に付けてネジを締めてふざけて吹いていたのをよく覚えています(笑)

今では、中高生の皆さんでも吹奏楽の盛んな学校にいらっしゃる方ですと、先生や先輩からのオススメでいいリガチャーを買って使っている人も多いと思いますが、中には「リガチャー変えるとそんなに変わるの?」と思っていらっしゃる方も多いかも知れませんね。

でも、その答えは・・・

「はい、すごく変わります!」です(笑)


実は、先日私のブログのリガフォンのリガチャーの記事にコメント頂いた方も、リガフォンのリガチャーが届いて試したところ、今までよりも全然音が良く響くようになったということで喜びのメールを頂きました。


私がこれまでの記事に何度か書いた記憶があるのですが、サックスという楽器は、口に近いパーツほど吹奏感や音色に及ぼす影響が多い楽器ですので、口に近いパーツ、つまり、マウスピース、リード、リガチャーについては、いいものを使えばそれだけ音も出しやすくなり、音色も使うモノによって大きく変わります。

例えば、マウスピースですとクラッシックでよく使われるハードラバーの黒いマウスピースと、ジャズやフュージョンでよく使われているメタルのマウスピースでは、同じセルマーの楽器を使っても、出てくる音の方向性が全然変わってきます。

また、リードについても、マウスピースとの相性によって適した硬さも変わってきますし、シングルカットやダブルカットのリードのカットの違いによっても音が変わってきたりします。

それと同じように、リガチャーについても色んなメーカーから色んな種類のリガチャーが出ていますが、使うリガチャーによって音色や音の響きが全然違ってくるのです。


それでは、リガチャーの違いでどんな風な違いが出てくるのかを書いてみたいと思います。

まず、リガチャーの見た目で大きく違うのは、リードを留める時に締めるネジの本数ですね。

ハリソンやウッドストーンなどのリガチャーには2本ネジが付いていますし、今のセルマーの標準リガチャーやBG、私の使っているリガフォンなんかは1本ネジですよね。

私も色々なリガチャーを試してみましたが、このネジの本数による音色や吹奏感の違いはそれほどないように思います。

それよりも、音色や吹奏感に大きな影響を与えるのは、リガチャーの塗装の材質が何なのかと、リードに接触する部分がどのような構造になっているかで音の響きや吹奏感が大きく違ってきます。

まず、塗装の材質ですが、値段の安いリガチャーは、塗装に「ゴールドラッカー」という「金色」のラッカーが使われているのですが、この「ゴールドラッカー」のリガチャーは吹いても音色や吹奏感が変わることもありません。

セルマーの標準で付いている1本締めのリガチャーがこのゴールドラッカーのリガチャーです。


【セルマー標準リガチャー(ゴールドラッカー)】



このリガチャーは、「GL LIGATURE SAXPHONE ALTO GOLD」ということで、GLですのでゴールドラッカーということになります。

金メッキのリガチャーは、GP(ゴールドプレート)という名前が付いているもので、見た目は分かりにくいのですが、金メッキ(GP)のリガチャーですと、ゴールドラッカーのリガチャーとは全然違って、音色も深くてよく響く音になります。


以下が上と同じセルマーの標準リガチャーですが、塗装が金メッキ(GP)のモデルになります。


【セルマー標準リガチャー(金メッキ)】



同じセルマーの標準リガチャーでも、金メッキになると値段が倍以上に跳ね上がりますね(笑)

上のゴールドラッカーのものと形状は全く同じですが、塗装に本物の「金」を使っていますので、響きも全然違いますし、値段は倍以上になりますが、響きは格段によくなりますので値段が倍以上になっても、それだけお金を出す価値は十分にあります。



また、銀メッキのリガチャーは、SP(シルバープレート)という風に書かれています。
銀メッキのリガチャーの特徴は、金メッキのとは違って、パワフルな響きがします。

以下がセルマーの銀メッキのリガチャーです。


【セルマーリガチャー(銀メッキ)】



これも、リガチャーは銀メッキですので響きがパワフルになりますので、金メッキのリガチャーとは響きが違ってきます。

銀メッキの場合は、音が響きすぎるぐらいパワフルな感じになりますので、慣れていない人とかですと音の響きをコントロールするのが難しいかも知れません。


それ以外ですと、ピンクゴールドのメッキ(PGP)がありますね。
ピンクゴールドメッキは、普通のゴールドメッキよりも響きが柔らかい音色になります。

【セルマー標準リガチャー(ピンクゴールド)】





メッキの違いによる響きの違いをまとめてみますと、

・ゴールドラッカー(GL):響きが少ない
・ゴールドプレート(GP):音色が深くてよく響く
・ピンクゴールド (PGP):GPよりも音色が柔らかくてよく響く
・シルバープレート(SP):パワフルでよく響く

という感じになります。

吹奏楽やクラッシックでよく使われるリガチャーは、金メッキ(GP)かピンクゴールドメッキ(PGP)のものが多いですね。

また、パワフルな音色が要求されるジャズやフュージョンでは、銀メッキ(SP)のリガチャーがよく使われています。


次に、リードに接触する部分の構造の違いですが、本当に色んなメーカーからいろんなタイプのリガチャーが出ていますが、リードを留める部分の構造は大きく分けると、「点でリードを固定する」、「線でリードを固定する」、「面でリードを固定する」の3つが主なタイプですかね。

「点でリードを固定する」タイプのリガチャーは、ヤナギサワの「魔法のリガちゃん」やハリソンのリガチャーなどがあり、リードを点で固定しますので、リードの振動が最大限に生かされて、エッジの立った輪郭のはっきりした音が出ます。

「線でリードを固定する」タイプのリガチャーは、私の愛用しているBG Tradition やボナードのリガチャーなどがあります。この線でリードを固定するリガチャーは、例えばBGのリガチャーの場合ですと、2本のレールでリードを固定するような感じになりますので、点で固定するタイプのリガチャーよりもリードが安定します。音は、点で固定するタイプのリガチャーよりも落ち着いた感じの音色でよく響いてくれます。

あと、「面でリードを固定する」タイプのリガチャーは少ないのですが、私がアルトで愛用しているリガフォンのリガチャーなどがこれに当たります。面でリードを固定するタイプのリガチャーは、リードの接地面積が大きいので、リガチャーの塗装や材質に音の響きが大きく左右されます。私の愛用しているリガフォンのオーケストラのリガチャーは、リードの接地面に薄い布が張っていますので、リードの振動がまろやかになる上に、リガチャーの塗装が24金メッキですので、柔らかくてよく響く音になります。


こんな感じで、リガチャーの表面の塗装やリードとの接触面の構造によってサックスの吹奏感や音色が大きく変わります。

私も、リガチャーを初めて変えたときにはその違いに本当に驚いてしまって、こんなに変わるのなら、もっと早くからリガチャーをいいものに変えておけばよかった・・・と後悔してしまったぐらいですので、これからサックスを始めようと思っている方々やサックスの初心者の方とかで、リガチャーに興味があるという方はぜひともいろんなリガチャーを試してみて下さい。

実際に試奏してみると、その違いに驚かされると思います。

リガチャーについては、選定品とかもありますが、マウスピースや楽器ほど個体差があるものではないので、ネット通販で購入されても大丈夫だと思います。

だいたい私が他の人にオススメするリガチャーは、BG Tradition GP か PGP をオススメしています。


【 BG Tradition GP L11 アルトサックス用リガチャー(金メッキ)】




【 BG Tradition GP L41 テナーサックス用リガチャー(金メッキ)】





【 BG Tradition GP L61 バリトンサックス用リガチャー(金メッキ)】





【 BG Tradition PGP L50 ソプラノサックス用リガチャー 《ピンクゴールド仕上》】




【 BG Tradition PGP L10 アルトサックス用リガチャー 《ピンクゴールド仕上》】




【 BG Tradition PGP L40 テナーサックス用リガチャー 《ピンクゴールド仕上》】




それと、次のリガチャーは、Tradition ではなくて、DUOというモデルのようですね。
私も偶然見つけたモデルですが、クラリネットと共用になっているみたいで、私の愛用しているリガフォンのオーケストラのリガチャーみたいですね!

【 BG リガチャー "DUO" B♭クラリネット+アルトサクソフォン LIGATURE DUO SAXOPHONE ALTO/CLARINETTE SIB DUO-LD1(金メッキ) 】




BG Tradition のリガチャーは、リードの接地面が2本レールでしっかりとリードを固定できるようになっていますので、初心者の方でもすごく扱い易いですし、値段は少々お高いですが、音色や音の響きもかなりいいですし、作りもしっかりとしてて丈夫ですので、私のイチオシのリガチャーです。

ハリソンのリガチャーも人気があるのですが、ハリソンはネジを強く締めすぎたら、Hの部分がプチンと切れてしまったりしますし、落としたりして歪みが出ると、リードミスが出やすくなってしまったりするのと、音のエッジが立ちすぎて、ちょっとキツい音になるのが個人的にあまり好きではないので、個人的にはあまりオススメしていません。


ちなみに、私のカルテットメンバーや、私の教えている生徒さんも、BG Tradition のリガチャーを試してみたら、「あーーーー全然違う!!!こんなに違うんや~~」と言って、みんな BG のリガチャーをすぐにお買い上げになりました(笑)

あ、私は決して BG の回し者ではありませんよ(笑)

もう既に、BG Tradition のリガチャーを愛用している人なら、その理由がよく分かると思います。



しかしながら、ハリソンのリガチャーも人気ですので、以下に紹介しておきますね(笑)


【 RICO LRICHAS1G/H-リガチャー アルトサックス ゴールドプレート(金メッキ)】




【 RICO LRICHAS1S/H-リガチャー アルトサックス シルバープレート(銀メッキ)】





実は、この上の2つのリガチャーは、ハリソンと同じ形をしているんですが、メーカーは RICO なんですよね。
これは、ハリソンがデザインの権利を RICO に売って、RICO がハリソンから買ったデザインの権利で作ったモデルなんですよね。


【 ハリソン A2 GP アルトサックス セルマーラバー用リガチャー(キャップ無)(金メッキ)】




【 ハリソン A3 GP アルトサックス メイヤーラバー用リガチャー(キャップ無)(金メッキ)】




【 ハリソン A2 SP アルトサックス セルマーラバー用リガチャー(キャップ無)(銀メッキ)】




【 ハリソン A3 SP アルトサックス メイヤーラバー用リガチャー(キャップ無)(銀メッキ)】




【 ハリソン T GP テナーサックス ラバー用リガチャー(キャップ無)(金メッキ)】




【 ハリソン BS GP バリトンサックス ラバー用リガチャー(キャップ無)(金メッキ)】




【 ハリソン PGP ソプラノサックス用リガチャー《ピンクゴールド》】




【 ハリソン A2 PGP アルトサックス用リガチャー《ピンクゴールド》】




【 ハリソン A3 PGP アルトサックス用リガチャー《ピンクゴールド》】




【 ハリソン T PGP テナーサックス用リガチャー《ピンクゴールド》】




お気付きの方もいらっしゃると思いますが、ハリソンのリガチャーのアルトは、「A2」と「A3」の2つのタイプがあって、「A2」はセルマーのマウスピース用、「A3」はメイヤーのマウスピース用ということで少し形状が違っています。

これは、セルマーのマウスピースよりもメイヤーのマウスピースの方が太いので、セルマー用のリガチャーだとメイヤーのマウスピースには合わないので、ハリソンのリガチャーはセルマー用とメイヤー用の2種類があるという訳です。

また、BG のリガチャーには専用のマウスピースキャップが付いていますが、ハリソンのリガチャーにはほとんどマウスピースキャップが付いていませんので、ハリソンのリガチャーに合うマウスピースキャップを探して購入しないといけませんので、ちょっと面倒ですよね。

しかしながら、トルヴェールカルテットの須川展也先生をはじめ、田中靖人先生とかもハリソンのリガチャーを愛用していらっしゃいますし、「ハリソンが好き!!!」という人もたくさんいますので、ハリソンが好きな方はハリソンを使うのもいいですね!

ちなみに、私もソプラノは今は BG Tradition GP を使っていますが、その前はハリソン GP のリガチャーを使っていましたからね。


ということで、かなり長くなってしまいましたが、リガチャーを変えると吹奏感や音色はガラッと変わりますので、「リガチャーを変えたらそんなに変わるの?」って思っていらっしゃる方は、ぜひとも一度、リガチャーを変えて吹いてみて下さい。


きっと今まで吹いていたのとは世界が変わると思いますよ(笑)


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めちゃモテ サックス

今日は、ジャズやポップスの初心者の方にオススメの楽譜がありましたので、紹介してみたいと思います。

またいつものようにYouTubeを色々と聴いていて見つけたのですが、ジャズ奏者の萩原 隆さんの模範演奏付きの「めちゃモテ サックス」というシリーズのサックスソロピースの楽譜です。

「めちゃモテ」って、あの「めちゃイケ」のパクリみたいですね(笑)

それにしても、萩原さんの演奏、いい音してますね~~~

こんな音で吹いてみたいという人も結構たくさんいるのではないでしょうか?

ということで、とりあえずは萩原さんのデモ演奏を聴いてみましょう!


<スウィート・メモリーズ>

(アルト)




(テナー)




松田聖子さんの名曲「スウィート・メモリーズ」ですね。

いや~~~本当にカッコイイ演奏ですね。


この曲も、もうかなり昔のナツメロになってしまいましたが、私は個人的にこの曲が大好きで、昔会社の同期の結婚式で吹いたことがあります(笑)

この「スウィート・メモリーズ」ですが、「めちゃモテ サックス」というシリーズで、1曲ずつピースの楽譜で伴奏CD付きで出てるんですよね。

(アルト)




(テナー)




編曲は、このデモ演奏の萩原隆さんがされていて、私も楽譜の中身を見たことがあるのですが、初心者の方でも簡単に演奏できるようなアレンジになっていますので、ジャズやポップスの初心者の方がチャレンジするのには超オススメの楽譜ですね。


この「めちゃモテ サックス」シリーズですが、スウィート・メモリーズの他にもたくさんの曲が出ています。


「めちゃモテ サックス」シリーズ(アルト)

 ・悲しい色やね







 ・Everything







 ・星に願いを



  



 ・家族になろうよ



   


 ・黒いオルフェ







 ・リカードボサノヴァ







 ・虹の彼方に







 ・ウェーブ







 ・我が心のジョージア







 ・歩いていこう







 ・ムーンライト・セレナーデ







 ・A列車で行こう







 ・上を向いて歩こう







 ・オールオブミー







 ・酒とバラの日々







 ・枯葉







 ・いつか王子様が








「めちゃモテ サックス」シリーズ(テナー)

 ・悲しい色やね







 ・歩いていこう







 ・家族になろうよ







 ・リカードボサノヴァ







 ・A列車で行こう







 ・Everything







 ・ウェーブ







 ・黒いオルフェ







 ・酒とバラの日々







 ・オールオブミー







 ・虹の彼方に







 ・ムーンライト・セレナーデ







 ・枯葉







 ・星に願いを







 ・いつか王子様が







 ・上を向いて歩こう







 ・我が心のジョージア







それにしても、アルトとテナーで色んな曲が出てますよね~~~
私も楽器店の楽譜コーナーでこの「めちゃモテ」シリーズの楽譜を見たのですが、初心者の方でもとっつきやすい編曲になっていますし、伴奏CDも付いて1曲¥1050円という価格は魅力ですね。

知人友人の結婚式で演奏を頼まれた時に、楽器店で楽譜を見ていても、10曲、15曲で1冊になっている曲集がほとんどですし、その中の曲は全部が全部自分の好みの曲ばかり入っている訳じゃないですし、値段も結構いい値段しますからね。

この「めちゃモテ サックス」シリーズでしたら、自分で「この曲がやりたい!」と思った曲だけをピースで購入できますので、ありがたいです。

それと、萩原さんのカッコイイ模範演奏がありますので、演奏を聴いて決めれるのでいいですね。


それにしても、このシリーズはどの曲も編曲がいいですね。

初心者の方でもとっつきやすいですし、デモ演奏を聴いても分かると思いますが、楽譜上は易しいのに演奏すればそれなりにカッコイイ演奏になるように編曲されていますので、オススメです!!


さて、ジャズやポップスをやっているみなさんはこの中に自分の気に入った曲がありましたか?



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Swing Chip

今日は、久しぶりに小物の記事を書いてみたいと思います。

バードストラップのメーカーでも有名な、B.AIR から発売されている小物で、「Swing Chip」です。

実は、私もこのスウィングチップは、1年以上前から楽器に付けて愛用していて、ブログの記事でも紹介しようと思っていたのですが、つい延び延びになってしまっていました。

110402_202648_light.jpg

このスウィングチップ、どういう小物かというと、楽器に貼り付けると、楽器の音の周波数で雑音になっている響きをカットして、いい響きの周波数だけを増幅してくれるという小さな金属製のチップです。

私が以前にBUZZのネックスクリューや、三点支柱ネジを紹介しましたが、それらと同じように音の響きを変える小物です。

形状としては、丸い小さなチップで、楽器に貼るピップエレキバンのような感じですかね(笑)

貼る位置としては、アルトであればネックのトーンホールとコルクの間ぐらいに貼ると、高音域の響きが良くなります。

110416_194206_light.jpg


私の付けているスウィングチップは、最新のタイプで中心に穴が開いていて、音の周波数を増幅させる面積が多くなっているので、旧タイプよりも効果が大きくなっているとのことです。

110416_194249_light.jpg

横から見るとこんな感じです。

この部分に付けると高音域の響きがかなりよくなりますね。

また、ネックと本体のジョイントに近い部分に付けると、中低音域の響きがよくなります。

110416_194101_light.jpg

写真を見て頂けると付ける位置が分かりますかね?

この他にも、本体のU字管の部分に付けると低音域の響きが良くなりますし、こんなに小さなチップですが、付ける位置によって効果も変わりますので、本当に面白いチップですね~~~



私は、今カルテットでソプラノを吹いていますので、ソプラノの使用頻度が高いので、ソプラノに付けることにしました。

ソプラノに付ける場合は、ネックですとこの位置しかありませんでしたので、この位置に付けました。

Swing Chip Soprano


さてさて、気になる効果の方ですが、私のソプラノは、ネックスクリューをBuzzの洋銀製のものに変えていますので、吹奏感は既に大きく変わってしまっていますので、吹いた感触はそれほど変わりませんでしたが、実際の音の響きが大きく変わりました。

このスウィングチップを付ける前と付けた後では、やはり響きがかなり違ってくるようで、私が昔に一緒にカルテットを組んでいた仲間に、「Taka さん、何か変えました?音色がだいぶ変わったように思うのですが…」と言われたので、詳しく聞いてみると、音色が前よりも柔らかくなってよく響くようになったとのことです。


私は柔らかい響きが好きですのでゴールドメッキのものを愛用していますが、シルバーメッキのも出ていますので、お好みに合わせて選ばれるといいと思います。

シルバーメッキのものは試していませんが、リガチャーやネックスクリューの傾向と同じように、シルバーですのでパワフルでよく響く感じになるのではないかと思います。


それにしても、この小さな金属のチップで、音色が大きく変わるのは画期的ですよね。

お値段も一番高いもので¥3,000円弱ですし、初期の真ん中に穴の開いてないタイプのものですと、¥2,000を切るので、BUZZのネックスクリューと同様に気軽に買って試してみれる小物ですね。


人によって感じる程度は様々だと思いますが、私の場合は音の響きがかなりよくなりましたので、この値段でこの効果は大満足でしたね。


B.AIR スウィング チップ(Swing Chip) ST-H(GP) ¥ 2,940 (私の愛用しているタイプです)




B.AIR スウィング チップ(Swing Chip) ST-H(SP) ¥ 2,100




B.AIR スウィング チップ(Swing Chip) STANDARD ¥ 1,700




B.AIR スウィング チップ(Swing Chip) SMALL ¥ 1,700




B.AIR Swing Chip




このスウィングチップですが、楽器に貼り付ける際に、両面に粘着剤が付いている薄いスポンジ状のシールがいくつか付いていますので、楽器に傷が付くこともありませんし、自分の好みの位置に貼り替えることもできます。


なお、私が少し前に購入したバードストラップの井上麻子シグネイチャーモデルをカスタマイズした神戸のサクソフォーン奏者の井上麻子氏もこのスウィングチップを絶賛されています。

http://asako-inoue.blogzine.jp/saxophonique/2010/11/post.html


さて、みなさんも、B.AIR の Swing Chip を試してみてはいかがでしょうか?



テーマ:吹奏楽 - ジャンル:音楽

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素晴らしいトランペットの演奏

今日は、サックスの話題ではなく、吹奏楽のカテゴリーでトランペットについて書いてみたいと思います。

トランペットと言えば、吹奏楽では花形の楽器ですよね。

YouTubeで色んな演奏を聴いていてたまたま見つけた、とにかくスゴイ!!!トランペットの演奏です。

プロトランペッターの西村浩二さんの演奏で、懐かしい昔の刑事ドラマの主題歌です。

以前の記事で、自衛隊音楽隊の刑事ドラマメドレーの演奏を紹介したと思いますが、こちらはまさにプロ中のプロ、聴いて感動する鳥肌モンの演奏です。

演奏は、プロの吹奏楽団でも有名なシエナウインドオーケストラに、指揮者は佐渡裕さんという何とも豪華なメンバーに、西村さんの度肝を抜かれる素晴らしい演奏・・・

思わず、、ブラボーーー!!!と叫んでしまいそうですね。


それに、柳沢真吾さんの昔ながらの濃い~~ギャグが笑えます…(笑)


何はともあれ、西村さんの素晴らしいトランペットの演奏を堪能して下さい。




ということで、西村さんの素晴らしいトランペットをご紹介したのですが、早くも著作権の申し立てで削除されてしまいました・・・(汗)

素晴らしい演奏だっただけに残念ですね。

代わりに、その削除された西村さんのトランペットソロ演奏の後半部分のシエナウィンドオーケストラの西部警察PARTⅡのワンダフルガイズの演奏がありますので、それを掲載しておきます。



シエナのトランペットの演奏、素晴らしいですよね。
エレキギターのソロがこれまた泣かせるメロディーでいいですね~~~~~
佐渡さんの指揮でのこのシエナの演奏は、私の大好きな演奏の1つです。

今の若い人は、大都会PARTⅢとか西部警察と言っても知らない人が多いかも知れませんね。「はぐれ刑事 純情派」とかならギリギリ分かるぐらいでしょうか。

私ぐらいの年代の方でしたら、これらの刑事ドラマの主題歌は本当に耳に焼き付いている人も多いのではないでしょうか。


私も、かれこれ30年以上サックスを吹いていますが、実はトランペットも大好きで、サックスをやらなければトランペットがやりたい!!!と思っていたんですよ。

ですので、私は中学時代に吹奏楽部でサックスを吹いていましたが、練習の合間の休憩のときにトランペットパートの友達と楽器を交換してもらってトランペットを一生懸命練習していた記憶があります(笑)

それで、高校に入ってからも、もちろんサックスを吹いていたのですが、実はこの私、高校1年の時はトランペットの1stとサックスを掛け持ちしてたんですよ(笑)

私の高校は新しい高校で、吹奏楽部員も少なく、私が入学した時にはトランペットパートは初心者の先輩が多く、同級生の経験者も、ハイトーンが苦手で出ないという人ばかりだったので、指揮者の先輩にサックスとトランペットの1stを掛け持ちするように言われて吹いてました。

ですので、高校1年の時の体育祭の写真には、首からサックスのストラップをかけてトランペットの1stを吹いている私の写真が残っているんですよ(笑)

サックスはリード、トランペットは唇の振動で音を出しますので音の出る仕組みが全然違いますが、腹式呼吸や息のスピードコントロールはサックスと共通している部分が多く、腹式呼吸がしっかりとできて息のスピードコントロールができると、ちょっとコツをつかめばトランペットが吹けてしまうんですよ。

当時は、サックスとトランペットの持ち替えなんて普通はできないと周りのみんなから驚かれていましたが、今から考えると腹式呼吸と息のスピードコントロールができると、バズィング(唇を振動させること)さえちゃんとできればトランペットを吹いてもいい音がするんですよね。


おっと、、、話が私の遠い昔話になってしまいましたね(笑)

私はそんなこんなで高校時代にトランペットを掛け持ちで吹くことになって、親の知人に安いトランペットを譲ってもらって、マウスピースは自分でBACHのマウスピースを買いましたので、大学生になってからも時々息抜きにトランペットを吹いていたのですが、その楽器も親の別の知人のお子さんが吹奏楽でトランペットを吹くので譲るということになって手放してしまいましたし、トランペットを吹く機会も全然なくなってしまいました。

それで、こういう素晴らしい演奏を聴いてしまうと、昔トランペットを吹いていた頃を懐かしく思い出して、またトランペットが吹きたくなってしまうんですよね~~~(笑)


ということで、今日はトランペットについて書いてみました。




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喉に力が入ってしまう

今日は、「喉に力が入ってしまう」というタイトルで記事を書きたいと思います。

サックスを吹くときに、よく「喉に力が入ってしまう」という人がいます。
これは、息を吸って楽器に息を吹き込むときに、喉がボコッとふくらんでいる人がこれに当たります。

この「喉に力が入ってしまう」のは、特に中高生の皆さんや、サックスを始めたばかりの初心者の方によく見られる傾向です。



では、サックスを吹くときにどうして喉に力が入ってしまうのでしょうか?


サックスを吹くときに、「喉に力が入ってしまう」という人は、具体的にどういうときに喉に力が入ってしまいますか?

該当するという方はちょっと考えてみて下さい。

・・・・・・・


どうですか?

おそらく、喉に力が入ってしまうという人は、サックスを吹くときに、特に大きな音、強弱記号で言えば、ff(フォルティッシモ)などで吹くときに喉に力が入ってしまうという人が多いのではないでしょうか?

大きな音で吹くときには、たくさんの息を吹き込んでやらないといけませんので、そうすると喉に力が入ってしまうという人がほとんどではないでしょうか。


このように大きな音でサックスを吹くときに喉に力が入ってしまうという人は、ズバリ書いてしまうと、サックスを口先だけで吹いている人です。

つまり、腹式呼吸でお腹からしっかりと息を吹き込めていない人が喉に力が入ってしまうのです。

力を入れないといけないのは「喉」ではなくて「お腹」の方ですので、喉に力が入っているとお腹から息をしっかり息を吐き出せなくなります。


あとは、高音域を吹くときにスピードのある息を吹き込もうとした時に、腹式呼吸がうまく使えない人も喉に力が入ってしまいます。

高音域を吹くときに喉に力が入ってしまう人は、息のスピード不足と息の圧力不足を補うために、マウスピースを強く噛んだ(息のスピード不足)上に、喉に力を入れて(息の圧力不足)息を吹き込んでいるのではないでしょうか。

腹式呼吸が正しくできるようになると、口の中の広さを狭くすると楽に息のスピードがつきますので、喉に力が入らずに楽に高音域が出せるようになります。


ですので、喉に力が入ってしまうという人は、腹式呼吸が正しくできるようにする必要があります。

腹式呼吸をマスターするには、当ブログの【腹式呼吸】のカテゴリーの記事をよく読んで、腹式呼吸が正しくできるようにしっかりと練習しましょう。

喉にすぐに力が入ってしまう人は、それがクセになってしまっていると思いますので、腹式呼吸をマスターするのと同時に、喉の力を抜いて息を入れる感覚をしっかりと覚える必要があります。

喉の力を抜いて息を入れる感覚を覚えるには、喉に力を入れなくても楽に音の出せる音域で、腹式呼吸を意識しながらしっかりとロングトーン練習をするといいと思います。

音階で言えば、オクターブキーを押さない左手だけの運指で出せる、「ソ」~「ド」の音でロングトーンをしっかりやりましょう。


喉に力が入っている人はそれがクセになってしまっていると思いますので、中には喉の力を抜いて吹くと音がかすれてしまったり、音の出だしがハッキリ出ないという人がいるかも知れませんが、そういう人は今まで喉の力に頼り切っていたということです。

喉の力を抜いて息を入れると音がかすれたり、音の出だしがハッキリと出ないという人は、腹式呼吸が弱く、息の圧力が足りないということですので、腹式呼吸を使って吹きこむ息にしっかりと息に圧力がかけられるまでは、今使っているリードよりも柔らかいリードを使って練習しましょう。

喉に力が入ってしまっている人は、今の硬さのリードをそのまま使うと、喉に力を入れないとちゃんと音が出ないので、悪いクセがなかなか直らないと思います。

これは、私がリード選びでいつも書いている、「自分の一番音の出しやすいリードを選ぶ」という大原則に通じるところですね。


さて、みなさんはいかがでしょうか?

喉に力が入っているという方は、クセになってしまっているという人がほとんどだと思いますので、そう簡単には直らないかも知れませんが、リードを柔らかいものに替えて、サックスで一番音の出しやすい音域でしっかりとロングトーンなどの基礎練習を積んで、喉に力を入れずにお腹から圧力のかかった息を入れて音を出す感覚をしっかりと体に覚え込ませましょう!


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口の中の広さのコントロール

今日は、「口の中の広さのコントロール」ということで記事を書いてみたいと思います。

これまで私が書いてきた記事で、「息のスピード」をコントロールするために、口の中を広くしたり狭くしたりして息のスピードをコントロールすることについて書いてきましたが、実際にマウスピースをくわえてみるとなかなかうまくできないという方が多いようですので、もう少し突っ込んで書いてみたいと思います。

息のスピードを速くするためには、口の中を狭くして、ホースで水遣りをする時のようにホースの口をギュッとつまんで水を遠くへ飛ばす原理と同じで、口の中を狭くすることによって息のスピードを付けます。

これについては過去に触れましたね。

また、サックスでは、低音域では、「オー」という発音、中音域では「ウー」という発音、高音域では、「イー」(「ユー」)や「キー」(キュー)と発音する時の口の中の状態を作って下さいという風に書いていたと思います。

では、この「低音域」、「中音域」、「高音域」って、実際のサックスではどこからどこぐらいまでの音を指しているのでしょうか?


私がここで書いている低音域、中音域、高音域は、サックスの最低音の「シ♭」からフラジオを除く最高音の「ファ♯」までの範囲で、だいたいどこからどこまでの音を指して言っているのかについて書きたいと思います。

おそらく、みなさんは「シ♭」から「ファ♯」までの音域を均等に3等分して、低音域、中音域、高音域と言っているように感じるかも知れませんが、私が「口の中の広さをコントロールする」ことについて書いている記事では、ほとんどが「中音域」を指しています。

つまり、比率で書いてみると、、、

低音域:中音域:高音域 = 1:3:1

ぐらいのイメージです。

図で表した方が分かりやすいですね。


シ♭      レミ♭                    ラ シ♭      ファ♯
+-----++--------------++-----++-------
<=低音域=><=====中音域======><=高音域=><=フラジオ=>
   (オー)             (ウー)             (ユー)      (キュー)


だいたいこんな感じですかね?

オクターブキーを押さない下の「レ」の音以下の低音の時は、「オー」という発音の口、その上の「ミ♭」から上のオクターブキーを押した「ラ」の音までが「ウー」という発音の口、その上の「シ♭」から最高音の「ファ♯」までが「ユー」(イー)という発音の口で、フラジオが「キュー」(キー)と発音した時の口の中の状態にしてやります。

これを見てみると、口の中の状態はほとんどが「ウー」の発音の状態でいいということが分かりますよね。

つまり、ほとんどの音が「ウー」の発音でいい訳です。

実際に吹いてみると分かりますが、低音域の「レ」より下の音になると、「オー」と発音する時のように口の中を広げてやらないとオクターブ上の音が出てしまったりしますし、逆に高音域ではオクターブキーを押した「シ♭」より上の音は、口の中を狭くしないと音程がぶら下がるような感じになって、パームキーを使った「レ」の音から最高音までの音はオクターブ下の音が出てしまいます。

これが私が今まで書いてきた「口の中を広くする」音域と「口の中を狭くする」音域です。


さて、みなさんはいかがでしょうか?イメージは分かりましたか?

だいたい私が上に書いた辺りの音の境目で、必要になってくる息のスピードが大きく変わります。

マウスピースを強く噛んでしまう、いわゆる「噛み癖」が付いてしまっている人も、おそらく上の「シ♭」の音より上の高音域で強く噛んでしまっている人が多いのではないでしょうか?(人によっては、オクターブキーを押した「ファ」~「ソ」ぐらいから噛んでいる人も多いと思います)

高音域を噛まないで吹くようにするためには、口の中を狭くして、マウスピースを上下に強く噛むのではなく、口の両端を内側にギュッと寄せて、いわゆる「タイトなアンブシュア」にして、スピードのある息を吹き込んでやると高音域は噛まなくても楽に音が出るようになります。

また、高音域では「息のスピード」が必要だと何度も書いてきましたが、「息の量」は少ない方が高い音は出しやすいので、高い音がひっくり返ってオクターブ下の音が出てしまうという人は「息の量」をほんの少し減らして、「細くて速い息」を入れてみて下さい。

そうすると、強く噛まなくても高い音域が出やすくなると思いますよ。

逆に低音域では、アゴを下に下げるような感じで、口を縦に「オー」と広げるような感じにして息を入れると低音が出しやすくなります。


さて、今回の「口の中の広さのコントロール」の記事、いかがだったでしょうか?

今まで口の中の状態変化が分かりにくかったという人が、今回の記事で「噛まなくても高音がきれいに出せるようになった!」という人が1人でも多く増えてくれることを願ってます。


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ヤコブ・デ・ハーン

今日は、アルトサックスのやさしいソロ曲の紹介をしたいと思います。

3年ほど前に、You Tubeをあれこれと見ていた時に、須川さんの演奏を色々と聴いていて、いい曲だなぁ…と思った曲です。

実は、以下に紹介する曲は、ずっと当ブログで紹介しようと思っていたのですが、紹介するタイミングを失ってしまってそのまま放置してしまっていましたので、今回やっとこさで記事にすることにしました(笑)

どちらの曲もヤコブ・デ・ハーンという作曲者の書いた曲で、ヤコブ・デ・ハーンは、吹奏楽の曲とかも結構色々と書いている作曲家です。


まず、1曲目は、「Le jardin du museum 」という曲です。




なんとも切ない感じのいい曲ですね~~~
この曲を聴いた私は、「この曲、吹いてみたい!!!」ということで、すぐに楽譜を入手するためにあちこちと探しました(笑)

この曲の楽譜はデ・ハスケ社というオランダの出版社が出版している楽譜で、海外で販売されている楽譜なんですよね。

この楽譜はこの曲の他にも何曲か収録されている「須川展也 アンコール曲集」という曲集で、この曲はそのうちの1曲です。

今は、アマゾンでも手に入るようになりましたが、私が吹きたいと思って楽譜を探した3年前は海外でしか販売されていませんでしたので、当時は海外のサイトから輸入という形で購入しました。
それで、早速楽譜が届くと同時に、楽譜とハンディーレコーダーを持ってスタジオに行って吹いて録音してみたのがこの曲です。



この、「Le jardin du museum」は、楽譜上は易しい譜面で、初見で十分に吹けるぐらいの曲ですが、譜面づらが簡単な分、ごまかしの効かない曲ですので、きれいに吹き上げるのは結構難しいですね。

音色を綺麗にするための練習曲とかには最適の曲だと思いますので、みなさんも「吹いてみたい!!!」と思われた方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。


2曲目は、これもヤコブ・デ・ハーンの曲で、「The Only Answer」という曲です。



この「The Only Answer」という曲も、オランダのデ・ハスケ社から出版されている楽譜で「須川展也 ニュー・エッセンシャル・ レパートリー」という曲集の中の1曲です。

この曲も、私の好きな曲の1つです。
3年前に、上で紹介した、「Le jardin du museum 」と一緒に楽譜を探したのですが、当時はこちらの楽譜の方が見つからなかったので、上の「須川展也 アンコール曲集」の方だけを購入しました。

この「The Only Answer」が入った、「須川展也 ニュー・エッセンシャル・ レパートリー」も今は、アマゾンから手に入るようですね。



この曲も、音色を綺麗にするための練習曲としては、いい曲だと思いますので、みなさんも「この曲を吹いてみたい!!!」と思われた方は、楽譜を入手して吹いてみられてはいかがでしょうか。


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