ミストなサックス

これまでのサックス人生を振り返りながら、サックスを吹くアマチュアプレーヤーの上達のヒントや情報交換の場になればと思い、当ブログを立ち上げました。

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豪華絢爛!アルトサックス吹き比べ

またまた試奏レポートです。

今日は4本のアルトサックスのまとめて試奏レポートです。

見てください、この豪華絢爛なラインアップ!

試奏楽器の提供は、いつもお世話になっている、JEUGIA梅田ハービスENT店さんです。

豪華絢爛


左側から順番に、

・Cannonball AV/LG-L (レディー・ゴディバ)
・CONN CAS280R
・YAMAHA YAS-82Z (High F♯キー付きのノーマルタイプ)
・YAMAHA YAS-875EX (須川先生の選定品)

という、豪華なサックスたち。

今日は、それぞれの詳細なインプレッションというよりは、この4本の比較という観点でレポートします。

この中で、私が初めて試したのは、CONN CAS280R と 名器の YAMAHA YAS-82Z です。

色が少し違うぐらいで、見た目にはほとんど差がないように見えますが、実際に吹いてみると、面白いぐらいそれぞれの楽器の個性が出ますね。


【 試奏データ 】
マウスピース: Selmer S90 180
リード: Rico Grand Concert 3 1/2
リガチャー: BG Traditional 5micron


【 CONN CAS280R 】
この4本のアルトの中でも、お値段も少しお手頃のこのモデルは、さすがJazz向けの楽器だけあって、軽くてポップな音がしますね。吹き込む息がすぐに音になるような感触は、まさにJazz向けに作られたモデルです。

少しお値段がお手頃価格なためなのか、Jazz向けに作られたモデルだからなのか、抵抗感はあまりなく、息をかなり吹き込むと音が少し飽和状態になる感がありました。ビギナー向けの楽器によくある感覚ですね。

音色はとにかく明るくて軽く、ポップスやロックなどでは活躍しそうな楽器ですね。この楽器のいいところは、台湾製のサックスの特徴とも言える、メカニズムがしっかりしているところです。

キーアクションは素晴らしく、私の中の順位ではこの4本の楽器の中で他のハイエンドモデルを差し置いて堂々の2位でしたね。これだけのキーアクションの楽器であれば、相当速い運指でも苦労なく対応できると思います。


【 YAMAHA YAS‐82Z 】
アマチュアでジャズをされている人の中でもかなりのユーザ数を誇る、YAMAHAのジャズ向けハイエンドモデルの 82Z。私も、お恥ずかしながら吹くのは今回が初めてで、プロでも愛用者が多いこのモデルの人気の秘密を探るべく試してみました。

まず吹いてみて感じたのは、この楽器もCONNと同様に、Jazz向けに開発されたモデルだけあり、吹き込む息がすぐ音になる反応の良さ、そして息を吹き込めば吹き込むほどパワフルに音が鳴ってくれる豪快さ。ジャズの巨匠、フィルウッズ氏が愛用し、絶賛している理由がよく分かりました。

この楽器の素晴らしいところは、音のコントロールが楽々とできてしまうこと。ベンドなんかは、口元で楽に1音分、計ったように綺麗に上げたり下げたりできて、ちゃんと音の差が1音分変っていることがハッキリと分かるぐらいです。また、フラジオを出してみると、楽器が変身したように音抜けのいい高音が炸裂します(笑) 音のコントロールのし易さは、この4本の楽器の中では堂々の1位ではないでしょうか。

そして、何よりもこの楽器の優れているところは、とにかくキーアクションがこの上なく素晴らしい!!私も眼からウロコのキーアクションでした。キーと指がまさに同化するような感じで、キーの配列といい、キーを押したり離したりしても、キーが指にしっかりとくっついて離れない感じですね。キーのバネの強さも、絶妙のフィーリングですね。キーアクションは、この4本の楽器の中ではダントツの1位でブッチギリだと思います。

いや~~恐れ入りました。m(_ _)m


【 YAMAHA YAS-875EX 】
クラシカルサクソフォーンでは、まさに世界のトップモデルと言ってもおかしくない、ヤマハの送り出したクラッシクの傑作モデル、YAS-875EX。クラシカルサクソフォーンの巨匠、ジャン・イヴ・フルモー氏を始め、日本のトッププレーヤーの須川展也氏も愛用しているモデルです。(須川先生は、正確にはYAS-875EXGですが。。)

この875EXの開発には、フルモー氏、須川先生が深く関わっており、プロの奏者がクラッシックの演奏で要求する音楽表現を忠実に再現できるように作られていますね。

今回は、運のいいことに、須川先生の選定品が店頭にあり、それを試奏させて頂きました。同じYAMAHAの楽器なのに、82Zとはここまでも性格が違うのか…と改めて驚かされましたね。クラッシックで必要とされる、柔らかくて深みのある音色と、個々のプレーヤーの音楽性を引き出す心地よい抵抗感。CONNや、82Zに比べると、全くと言っていいほど音の方向性が異なっており、音が下の方から湧き上がってくるような感じですね。

この楽器の優れているところは、やはり何と言っても、須川サウンドに代表される柔らかくて深みのある美しい音色ですね。私も以前に何度か、この875EXを吹いたことがありますが、何度吹いてみても本当に美しくていい音色です。そして、これだけの深い音を出しながらも、音程はすこぶる安定していて、ヤマハの高い技術力がうかがえますね。プロの奏者から、サックス初心者の方まで幅広く使えるモデルだと思いますし、まさに一生使える楽器ですね。20年前にこの楽器があれば、私も迷わずこの楽器を購入したのに…(T_T)

私の個人的な欲を言うとすれば、この楽器に82Zのキーを付けて欲しい!!(笑)この音色に、82Zのキーが装備されているのであれば、私なら迷わず今の楽器を全て手放して、この楽器を買います!(^O^)/(笑)


【 Cannonball AV/LG-L 】
最後は、私の大のお気に入りの楽器、キャノンボールのレディー・ゴディバです。ビッグベルで有名なキャノンボールですが、このモデルのベルはビッグベルではなく、従来のキャノンボールとは全く性格の異なる楽器です。

以前の記事でも紹介しましたが、私の個人的な評価が高く、今私の中では一番のブームの楽器です(笑) 音色は、YAS-875EXのように柔らかくはなく、どちらかと言えば硬めの音色なのですが、かと言ってジャズモデルのようにストレートな音ではなく、硬い音色ながらも深みのある音色が特徴です。一言で言えば、「シブくてカッコイイ音」の出る楽器です。

以前にも吹いたのですが、私のように息の量も多く、息の力のあるタイプの方であればきっと心地よく鳴らせる楽器だと思います。この楽器のいいところは、地味な音色ながらも音の当たりがよく、ギュッと引き締まって広がらないシブい音がするところです。

キーアクションはどちらかと言えば、柔らかいキータッチで、オールドのバネのように長年使ってバネが柔らかくなったような感じで、CONNやカドソン、SERIEⅢのようにカッチリとしてて反応のいいキーとは対照的ですね。私のように好みの偏ったマニアックな方好みの楽器かも知れませんね(笑)


ということで、今回はまとめて4本の試奏レポートでした!

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テーマ:吹奏楽 - ジャンル:音楽

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