ミストなサックス

これまでのサックス人生を振り返りながら、サックスを吹くアマチュアプレーヤーの上達のヒントや情報交換の場になればと思い、当ブログを立ち上げました。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スポンサー広告 |

アルトサックス吹きの天才少年

今日は、アルトサックス吹きの天才少年というタイトルの記事を書きます。

先日、YouTube を見ていて、とてもビックリする衝撃的な映像を見つけてしまいましたので、ここで紹介したいと思います。

記事のタイトルにもありますように、アルトサックスを吹く12歳の天才少年の映像です。

この少年は、韓国人みたいなのですが、幼くてかわいい顔からはとうてい想像のできないようなプロ顔負けの演奏をします。

以前も、You Tubeでミスチルの曲をカラオケBOXで吹いた方の映像を紹介しましたが、今回の少年はちょっと人並み外れた演奏をする、まさに天才とも言えるべきショッキングな演奏でしたので、皆さんにぜひとも紹介したいと思います。

まずは、私からのコメントなしに、とにかくこの3つの映像を見て、彼の演奏を視聴してみて下さい。








どうですか?みなさん…

言葉を失った方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?

この少年の演奏、私がこれまでにこのブログでいろいろなテーマを記事にしてきましたが、こんな幼い少年なのに、サックスを吹く時に必要となる要素をすべて体得していて、それを自分で自由に操る域にまで達している少年だと思います。

特に、ここ最近の記事で私が重要性を強く書いている腹式呼吸や息のスピードコントロール、音量や表情の付け方など、どれを取ってもプロ顔負けのレベルだと思います。

映像を見る限りでは、楽器やマウスピースも特別なものを使用している訳でもないようですし、映像を加工してる訳でもないので、まさに天才少年ここにあり!ですね。

実は、この少年ですが、韓国でも有名なサックス吹きの天才少年みたいで、YouTubeの他の映像で、韓国のテレビに出演していて、出演者のタレントがビックリしている前で、それを挑発するように演奏している映像もありましたよ(笑)


想像するに、彼はもっと幼い頃からサックスに触れ、日本でもよくあるように、小さい子が3歳からピアノを始めて、持って生まれた才能が開花して、大人になる前に天才的な演奏ができるようになったのと同じように、極めて稀な例だと思います。

ただ普通に3歳からサックスを吹き始めたというだけでは、ここまでの演奏になるはずはないですし、習っていた先生もいい先生に習っていたのだと思いますが、サックスで必要とされる要素を彼の天才的な本能によって体ですべて覚えこんだ上に、彼自身の音楽的センスが加わってここまでになったのでしょう。

普通の人なら、この年齢でこの演奏はまずできないですよね?
この演奏は、天才少年だからできるんだ!!!
自分は天才じゃないし、プロでもない…

だから、こんな演奏を聴いたところで、自分が同じように吹けるようになる訳がない…

きっと皆さんはそう思っている方がほとんどではないでしょうか?

私も確かに彼は天才的な才能を持った少年だとは思いますが、私がなぜここで紹介したかというと、サックスが上達する上で必要になる重要なポイントさえ正しくマスターできれば、ここまでの演奏はできなくても、これに近いレベルの音を出すことは可能になるということが言いたかったからです。

この少年の例は、本当に極端で稀な例なのは確かですが、この少年の弱奏(pp)や強奏(ff)の部分の音の出し方、音色は、まさにアンブシュア、息のコントロール、腹式呼吸などの最も重要となる要素がすべて揃っている人であれば、このレベルの演奏に少しでも近づくことができると私自身が強く感じるからです。

この少年も、最初からこのレベルの演奏ができた訳ではまずないでしょうし、正しい知識、正しい練習に加えて、彼の音に対するイメージ、上達していくにつれて感じる面白さ、人が自分の演奏を聴いた時に驚く姿を見る喜びなどがすべてプラスに働いて、彼の才能が開花したのだと思います。

サックスを吹いている人の中には、なかなか自分の思うような音が出なかったり、先生や先輩にボロボロに注意されて凹んでしまったり、スランプに陥ってサックスを吹くのさえ嫌になっている人もたくさんいると思いますが、そんな人たちでも正しい知識に基づいた地道な練習を積み重ねていく中で、自分の上達を他人の言葉を通じて知ったり、自分の肌で感じることができたならば、今日よりも明日、明日よりも明後日と、サックスの演奏力はみるみると向上していくものだと私は思っています。

ですので、みなさんもこの少年の演奏を聴いて、上手すぎて自分じゃ話にならない…っていう見方をせずに、この少年でも吹けるのだから、自分でも努力次第ではこの演奏に近づけるんだという希望を持って欲しいと思います。

私もモチベーションの上下が激しい人間ですので、モチベーションが下がっている時は、仕事をしても思うようにいかないですし、そういう時に限ってサックスを手にしても自分の思う音は出てくれませんが、気持ちの充実している時や、サックスを吹いてて楽しいと感じる時はやっぱりいつもとは全然違ういい音が出ますからね。

人間は単純なもので、人にいい音だと褒められたり、たとえ今の演奏技術た大したものでなくても人を感動させる演奏ができた時は、この上ない喜びを感じて、自分の音をもっといい音にしたいという気持ちから、日々の練習をもっと工夫してみたり、面白くない基礎練習を頑張ってやってみたりという行動に繋がり、やがてそれが実を結び、みるみるうちに上達していったりするものです。

しかしながら、実は演奏技術が全然初心者レベルで、音色も大した音色じゃないとしても、人を感動させるようないい演奏はできます。

これは、私が知人の通っているとある音楽教室の発表会に行った時の話ですが、その教室でサックスを習っている生徒さんが次々にステージで演奏しているのを聴いていて、その中の1人のとある年配の方のアルトサックスの演奏に心を打たれたからです。

演奏した曲は、美空ひばりさんの「川の流れのように」だったのですが、その演奏には正直言って心動かされました。

耳が肥えてしまっている私にしてみれば、その方の演奏は決して上手い演奏とは言えませんでしたし、テンポも全然取れてませんでしたし、音程も不安定で、客観的に見ればどちらかと言えばひどいとも言えるような演奏だったかも知れません。

また、その方が下手でも一生懸命頑張って吹いている姿に心を打たれたという訳でもありません。

そして、演奏した曲が美空ひばりの「川の流れのように」だったからでもありません。

ではいったい何が私の心を動かしたのでしょうか?


実は、その答えは私も正直言って分かりません…

その人がステージに立って、どんなことを思いながら演奏したのかは分かりませんが、その人の演奏の中に何かしらの「想い」が入っていたのではないか私は思っています。

下手でもいいから人に自分の演奏を聴いて欲しい、今の自分の一番いい音を聴いて欲しい、自分の演奏を聴いてくれている人の笑顔が見たい…

それがどんな「想い」だったかは想像するしかありませんが、そういう楽器を吹く人の「想い」が人の心を動かしているというのは間違いのない事実だと私は確信しています。

吹奏楽の指導者の先生でも、演奏への「想い」を一番大切にされている先生は、このことがよく分かっている先生だと思います。

私もこれまでのサックス人生の中で、特に大学時代には、吹奏楽の名指揮者と言われた先生の合奏指導を受けたり、その先生の指揮で吹いたことがありますが、指導する先生の発する一言一言に音楽に対する強い「想い」が感じられ、吹いている方も魔法にかかったように惹きつけられる何かがあります。

逆に、どんなに演奏技術に優れていて、音色も一流のプロのプレーヤーだとしても、この「想い」のない人の演奏は、いくら上手な演奏だったとしても人の心に残ることはないと思います。


アマチュアプレーヤーのみなさんも、サックスが大好きでたまらないという方がほとんどだと思いますので、ぜひともみなさんのサックスへの「想い」を大切にして、日々の練習の中で私のブログが少しでもみなさんのお役に立つことができれば、このブログの管理者としてこれ以上の喜びはありません。

また、いつかこのブログを読んで下さっているみなさんと一緒にサックスが吹ける日が来ることを楽しみにしています。


アマチュアプレーヤーのみなさん、頑張っていきましょう!


関連記事
スポンサーサイト

テーマ:吹奏楽 - ジャンル:音楽

アルト サクソフォーン | コメント:3 | トラックバック:0 |
<<アンブシュアと腹式呼吸の関係 | HOME | 息の圧力>>

この記事のコメント

> ゆめぱぱ さん

こんばんは。管理人のTakaです。コメント、ありがとうございます。

東日本大震災をご経験されたとのことで、心よりお見舞い申し上げます。

震災をご経験された方々は、本当に辛くて悲しいご経験をされた方が多く、音楽の力に救われたという人もたくさんいらっしゃいますね。

私もトランペットを吹く少女の話など、震災を経験された方々の音楽にまつわるエピソードを色々と拝見させて頂きました。

プロのミュージシャンたちも数多くの人が東北へ足を運び、傷ついた人たちを勇気づけるために様々な音楽のイベントを開きましたね。

ゆめぱぱさんもたくさん辛いご経験をされたことと思いますが、サックスに出会い、生きる意味を見出されたとのことで本当によかったです。

ここに来てくださる方々は、本当に色々なきっかけでサックスに出会い、サックスが好きでたまらなくて、日々頑張って練習している方々がたくさんいらっしゃることと思います。

私も最近はほとんど記事の更新ができていませんので、ここに来てくださっている方々には大変申し訳ない気持ちでいっぱいですが、長くサックスを吹いてきた一人として、少しでもみなさんの上達の助けになる情報を今後も提供していきたいと思いますので、よろしくお願いします。

欲が出ることは非常に大切ですし、それをきっかけに自分の普段の練習の中に工夫が生まれ、その中から様々な気付きが出てきます。

そして、その気付きからの試行錯誤によって、こうした方がいい音がする、こうすれば音が変わってきた…などなど、少しずつサックスを吹くためのコツが自分でも身体で感じられるようになってきます。

そうすればしめたもので、上達が身体で感じられるようになれば練習するのが楽しくなりますし、練習が楽しくなればどんどん練習するようになりますし、どんどん練習すればさらに上達していく…

私も、中学1年生からサックスを始めて、高校2年生でそのいい循環に乗って上達し、サックスが好きで好きでたまらなくなって、40代半ばになった今も現役でサックスを吹き続けている人の一人ですので、今サックスを吹くのに苦労している方々が、そのいい循環に乗るための手助けができればと思っています。

所詮素人の趣味と諦めてしまえば、上達の程度もその程度で止まってしまいます。

「もしかして自分も・・・」という気持ちは非常に大切だと思いますし、そう信じて頑張れば、その思いは必ず何かの形になって音に表れてくると思います。


その気持ちを大切にして頑張って下さいね!
2013-11-04 Mon 19:46 | URL | Taka #-[ 編集]
いつも読ませていただいています。すばらしい演奏でした。私は東日本大震災を経験し、多くの友を無くしました.自分だけ生きて行くことが何か罪のような気がしていた時にサックスの音色に引かれ、せっかく生き残った命ならばやってみよう!そしてみんなに笑顔を届けられたら。と必死に練習し半年でジャズフェスティバルに出場しました。へたくそですが、会場の皆さんの笑顔を見た時に「生きている意味」を見いだすことができました。
所詮素人の趣味とあきらめもありましたが、この映像を見たら欲が出て来て、「もしかして自分も・・・」と。練習に励みます。これからも興味深い記事期待しています。
2013-11-01 Fri 11:26 | URL | ゆめぱぱ #-[ 編集]
とても素晴らしい演奏だと思いますb
でも、表情が少しかたい気がします^^;

私は常に、楽しく、前を向いて演奏するようにしてます★
2011-12-09 Fri 21:50 | URL | てなさく吹きだぜ、うぇい。 #x9c5GV3o[ 編集]

コメントの投稿















コメント非公開の場合はチェック

この記事のトラックバック

| HOME |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。