ミストなサックス

これまでのサックス人生を振り返りながら、サックスを吹くアマチュアプレーヤーの上達のヒントや情報交換の場になればと思い、当ブログを立ち上げました。

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リードの選び方

今日はリードの選び方について書きたいと思います。

リードにはいろんなメーカーからいろんな種類のリードが出ていますが、クラッシックや吹奏楽でよく使われるリードですと、Vandoren(バンドレン)や、RICO(リコー)などのリードが有名ですね。

同じVandorenでも、主にクラッシックや吹奏楽でよく使われている、通称「青箱」と言われている、Traditionalというリードや、ジャズなどによく使われる、JAVAやV16、ZZという種類のリードがあります。また、RICO(リコー)ですと、LaVoz(ラヴォズ)などのリードもプロのジャズプレーヤーなどで愛用されている有名なリードです。

主に、クラッシック用として使われているリードは、フレンチカットというタイプのリードで、リードの先端部分が薄くカットされていて、繊細でクリアな音が出ます。Vandoren(バンドレン)のTraditionalや、RICO(リコー)のGrand Concert(グランドコンサート)などのリードがこのタイプになります。
あと、私が学生時代にはなかったのですが、RICOのRESERVE(レゼルブ)なんかも最近は人気で、吹奏楽やクラッシックで愛用されている方も多いですよね。

また、ジャズ用として使われているリードは、アンファイルドカットと呼ばれるタイプのリードで、リードの先端部分が厚めにカットされていて、ストックの部分が薄くなっているため、リード全体が振動するような感じになっています。音は、フレンチカットのタイプよりもソフトでマイルドな音がします。Vandoren(バンドレン)のV16やRICO(リコー)のLaVoz(ラヴォズ)のリードがこのアンファイルドカットのタイプになります。


下の写真を見て頂くと、リードのカットの違いがよく分かると思います。

Reed Vandren

写真左側が、ジャズでよく使用される「アンファイルドカット」のリードで、写真右側がクラッシックでよく使用されている「ファイルドカット(フレンチカット)」のリードです。

リードのカットは呼び名が色々とありますので、下記にまとめておきます。

写真左側のリードの呼び名: アメリカンカット、アンファイルドカット、シングルカット
写真右側のリードの呼び名: フレンチカット、ファイルドカット、ダブルカット


また、リードには硬さのレベルがあり、Vandoren(バンドレン)やRICO(リコー)は1~5のレベルに分かれていて、硬さの度合いは、数字が大きくなるごとに硬くなります。

吹奏楽やクラッシックで最も一般的に使われているのは、3番のリードが多いと思います。

また、LaVoz(ラヴォズ)では、Soft、Medium Soft、Medium、Medium Hard、Hardという分類になっており、Medium Hard (MH)が最も多く一般的に使われています。

日本に輸入されているリードは主に2番~4番までのリードで、1番と5番については需要が少ないため、海外で購入しないと手に入らないようです。



少し話が横にそれてしまいましたが、みなさんが一番頭を痛めているのは、どの硬さのリードを使うか?ということではないでしょうか。

サックスという楽器は、リードの良し悪しや相性によって音色や音質が大きく左右されます。


あなたは、リード選びで一番大切なことは何だと思いますか?


リード選びで一番大切なことは、「自分にとって一番音を出しやすいものを選ぶ」ことです。


ごくごく当たり前のことなのですが中高生の方の間では、初心者が柔らかいリードを使い、上達してくると硬いリードを使うといったデタラメな話が当たり前のようにまかり通っているようです。

例えば、2番とか、2 1/2番のような柔らかいリードを使うのは初心者で下手だとか、上手な人は3 1/2番や4番の硬いリードを使うというような理屈です。

また、硬いリードの方が音が太くなるとか、いい音が出るというのも全くナンセンスな話です。

このようなデマが自分にとって相性のいい、適切な硬さのリードを選ぶための妨げになっているのは言うまでもありません。

プロのプレーヤーでも、2番や2 1/2番のような柔らかいリードを愛用している人もたくさんいますし、マウスピースとの相性で、柔らかいリードじゃないといい音が出ないようなケースもありますので、もしも自分がそのような話を信じていたという方は、自分の考えを180度変えてみて下さい。


ちなみに、私は演奏する音楽のジャンルや、マウスピースの種類によって2番から4番までの硬さのリードを使い分けています。

例えば、3 1/2番の硬さのリードを使っていて、音がカスカスしたり、吹くのが少し苦しいと思っている方、3番の硬さのリードでも吹くのが少ししんどいと思っている方は、迷わずリードの硬さのランクを落として、楽に音が出せるリードを選んで下さい。

この「自分にとって楽に音を出せるリードを選ぶ」ということは、アンブシュアや奏法にも大きく影響してくる部分ですので、非常に重要なことです。



また、マウスピースの種類によって相性のいい硬さとして一般的に言われていることがあります。

ここで簡単に紹介しておきますので、参考にしてみて下さい。

マウスピースのところでも触れますが、マウスピースには「ティップオープニング」という、リードをマウスピースにつけた時の、リードの先端とマウスピースの先端の間の隙間の広さを表す言葉があります。

マウスピースは、各メーカーの型番によってこのティップオープニングの広さが異なってきます。

一般的に、このティップオープニングの開きが広いものは柔らかいリードとの相性がよく、ティップオープニングの開きが狭いものは硬いリードとの相性がいいので、自分の使っているマウスピースの種類によっても自分に合うリードの硬さは変わってくると思います。

あと、ジャズでよく使われているような、JAVAとか、V16、LaVoz(ラヴォズ) などのリードでも、自分が吹きやすいと思うのであれば、吹奏楽やクラッシックで使用するのもアリです。

かく言う私も、中学高校時代はずっと吹奏楽部で吹いていましたが、LaVoz(ラヴォズ)のMedium Hardを愛用していましたし、当時使っていたマウスピースとの相性が非常によく、柔らかくて太い音が出ていました。また、現在ではVandoren(バンドレン)のV16のリードをクラッシックのアンサンブルで使ったりもしています。

Vandoren(バンドレン)のV16はアメリカのプロのジャズミュージシャンの要望に応えて開発されたリードで、先端部分がTraditionalよりも分厚くカットされているために、高音部分のキンキンした音が抑えられて、落ち着いた音色の太い音が出る上に、リードの品質が非常によく、1箱まとめて買っても10枚のうち半分以上のリードが調整せずに使えたりしますので、私にとっては非常に相性のいいリードです。

このように、リード選びについては、メーカーや硬さに関わらず、「自分が一番音の出しやすいものを選ぶ」ということが一番大切なことなのです。

以下に、それぞれの用途でよく使われる有名どころのリードをまとめてみます。


主にジャズ、フュージョンで使用されるリード(アメリカンカットのリード)

   

 





主に吹奏楽、クラッシックで使用されるリード(フレンチカットのリード)

  

 




さて、あなたとベストマッチングのリードは、どこのメーカーの何番の硬さのリードですか?

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テーマ:吹奏楽 - ジャンル:音楽

リード | コメント:2 | トラックバック:0 |
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この記事のコメント

> akebono さん

こんばんは。管理人の Taka です。
コメントありがとうございます。

zzと言えば、ジャズで使われているシングルカットのリードですね。
シングルカットのリードは、リード全体が振動するような感じになります。

S90-180のマウスピースは、クラッシックや吹奏楽では定番のマウスピースですし、メイヤー5MMはジャズでよく使う定番のマウスピースですので、マウスピースの音の方向性が異なりますので、同じリードでもそれぞれのマウスピースに付けて吹いてみると吹いた感じが全然違ってくると思います。

どのマウスピースにどのリードを合わせたらいいか?については、コレとコレの組み合わせはダメというのは基本的にありませんので、自分の演奏スタイルに合わせて、自分の求める音に近い音が出るセッティングをいろいろと探してみるといいと思います。

2013-01-25 Fri 18:03 | URL | Taka #-[ 編集]
私はzzの3を最近購入したのですが、セルマーのs90 180と合わせると、もの凄く抵抗感が軽くなります。
メイヤー5mmと合わせると音が落ち着いた感じになって、とてもいいのですが。。。
2013-01-24 Thu 18:56 | URL | akebono #-[ 編集]

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