ミストなサックス

これまでのサックス人生を振り返りながら、サックスを吹くアマチュアプレーヤーの上達のヒントや情報交換の場になればと思い、当ブログを立ち上げました。

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口の中の広さのコントロール

今日は、「口の中の広さのコントロール」ということで記事を書いてみたいと思います。

これまで私が書いてきた記事で、「息のスピード」をコントロールするために、口の中を広くしたり狭くしたりして息のスピードをコントロールすることについて書いてきましたが、実際にマウスピースをくわえてみるとなかなかうまくできないという方が多いようですので、もう少し突っ込んで書いてみたいと思います。

息のスピードを速くするためには、口の中を狭くして、ホースで水遣りをする時のようにホースの口をギュッとつまんで水を遠くへ飛ばす原理と同じで、口の中を狭くすることによって息のスピードを付けます。

これについては過去に触れましたね。

また、サックスでは、低音域では、「オー」という発音、中音域では「ウー」という発音、高音域では、「イー」(「ユー」)や「キー」(キュー)と発音する時の口の中の状態を作って下さいという風に書いていたと思います。

では、この「低音域」、「中音域」、「高音域」って、実際のサックスではどこからどこぐらいまでの音を指しているのでしょうか?


私がここで書いている低音域、中音域、高音域は、サックスの最低音の「シ♭」からフラジオを除く最高音の「ファ♯」までの範囲で、だいたいどこからどこまでの音を指して言っているのかについて書きたいと思います。

おそらく、みなさんは「シ♭」から「ファ♯」までの音域を均等に3等分して、低音域、中音域、高音域と言っているように感じるかも知れませんが、私が「口の中の広さをコントロールする」ことについて書いている記事では、ほとんどが「中音域」を指しています。

つまり、比率で書いてみると、、、

低音域:中音域:高音域 = 1:3:1

ぐらいのイメージです。

図で表した方が分かりやすいですね。


シ♭      レミ♭                    ラ シ♭      ファ♯
+-----++--------------++-----++-------
<=低音域=><=====中音域======><=高音域=><=フラジオ=>
   (オー)             (ウー)             (ユー)      (キュー)


だいたいこんな感じですかね?

オクターブキーを押さない下の「レ」の音以下の低音の時は、「オー」という発音の口、その上の「ミ♭」から上のオクターブキーを押した「ラ」の音までが「ウー」という発音の口、その上の「シ♭」から最高音の「ファ♯」までが「ユー」(イー)という発音の口で、フラジオが「キュー」(キー)と発音した時の口の中の状態にしてやります。

これを見てみると、口の中の状態はほとんどが「ウー」の発音の状態でいいということが分かりますよね。

つまり、ほとんどの音が「ウー」の発音でいい訳です。

実際に吹いてみると分かりますが、低音域の「レ」より下の音になると、「オー」と発音する時のように口の中を広げてやらないとオクターブ上の音が出てしまったりしますし、逆に高音域ではオクターブキーを押した「シ♭」より上の音は、口の中を狭くしないと音程がぶら下がるような感じになって、パームキーを使った「レ」の音から最高音までの音はオクターブ下の音が出てしまいます。

これが私が今まで書いてきた「口の中を広くする」音域と「口の中を狭くする」音域です。


さて、みなさんはいかがでしょうか?イメージは分かりましたか?

だいたい私が上に書いた辺りの音の境目で、必要になってくる息のスピードが大きく変わります。

マウスピースを強く噛んでしまう、いわゆる「噛み癖」が付いてしまっている人も、おそらく上の「シ♭」の音より上の高音域で強く噛んでしまっている人が多いのではないでしょうか?(人によっては、オクターブキーを押した「ファ」~「ソ」ぐらいから噛んでいる人も多いと思います)

高音域を噛まないで吹くようにするためには、口の中を狭くして、マウスピースを上下に強く噛むのではなく、口の両端を内側にギュッと寄せて、いわゆる「タイトなアンブシュア」にして、スピードのある息を吹き込んでやると高音域は噛まなくても楽に音が出るようになります。

また、高音域では「息のスピード」が必要だと何度も書いてきましたが、「息の量」は少ない方が高い音は出しやすいので、高い音がひっくり返ってオクターブ下の音が出てしまうという人は「息の量」をほんの少し減らして、「細くて速い息」を入れてみて下さい。

そうすると、強く噛まなくても高い音域が出やすくなると思いますよ。

逆に低音域では、アゴを下に下げるような感じで、口を縦に「オー」と広げるような感じにして息を入れると低音が出しやすくなります。


さて、今回の「口の中の広さのコントロール」の記事、いかがだったでしょうか?

今まで口の中の状態変化が分かりにくかったという人が、今回の記事で「噛まなくても高音がきれいに出せるようになった!」という人が1人でも多く増えてくれることを願ってます。

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