ミストなサックス

これまでのサックス人生を振り返りながら、サックスを吹くアマチュアプレーヤーの上達のヒントや情報交換の場になればと思い、当ブログを立ち上げました。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スポンサー広告 |

腹式呼吸を使った息のコントロール

今日は、「腹式呼吸を使った息のコントロール」について書いてみたいと思います。

過去の記事で、【息】のカテゴリーで一番最初に書いた「息のコントロール」という記事がありますが、そこに書いているように、サックスを吹く上で息のコントロールに必要な要素は、「息のスピード」、「息の量」、「息の圧力」の3つだということに触れましたね。

サックスでは、これらの要素をコントロールして演奏をするのですが、これらのコントロールをする際に、「腹式呼吸」を使ってコントロールしてやる必要があります。

このブログでは、【息】と【腹式呼吸】ということで、カテゴリーは別に書いていますが、実際にサックスを演奏する上では、腹式呼吸と息のコントロールは連動していなければなりません。

つまり、腹式呼吸を使って、息のスピード、息の量、息の圧力をコントロールしてやるという訳です。


腹式呼吸が正しくマスターできていないと、息のスピード、息の量、息の圧力を口先や喉でコントロールしようとしてしまいますので、音が細くて貧弱になってしまったり、よく響かない音になってしまったりします。

では、腹式呼吸がマスターできていない人が、これらの3つの要素をコントロールしようとするとどうなってしまうのでしょうか?


まずは、「息のスピード」ですが、息のスピードは口の中を広くしたり狭くしたりして、息のスピードをコントロールして、特に高音域の音になると速いスピードの息が要求されますので、口の中を狭くした上で、腹式呼吸をしっかりと使って速い息を送り込んでやらないと高い音がちゃんと出てくれません。

また、腹式呼吸がちゃんと連動していないと、喉や口先だけで息のスピードをコントロールしようとしてしまいますので、息に十分なスピードがつきませんので、マウスピースを強く噛んで、リードの先端だけを無理矢理振動させて高い音を出すようになりますので、下唇の裏側がすぐに痛くなってしまい、リードの振動も強く噛むことで殺されていますので、響きの悪い細い音になってしまいます。


次に「息の量」についてですが、息の量はサックスの音量をコントロールするための要素です。息の量を増やしてやれば音は大きくなりますし、息の量を減らしてやると音が小さくなります。

腹式呼吸を使わずに、喉や口先だけで息の量をコントロールしようとすると、息の量を大きく変えることができませんので、クレッシェンドしたつもりでも音がそれほど大きくならなかったり、息の量を少なくすると息の圧力まで下がってしまって、小さい音どころか音がかすれてしまって出なくなってしまったりします。


最後に「息の圧力」ですが、息の圧力は音の響きや音の太さに大きく影響してくる要素ですので、息の圧力が十分でないと音の響きが悪くなったり、細くて貧弱な音になってしまったりします。

喉や口先だけでも息に圧力をかけることはできますが、お腹の力を使った腹式呼吸に比べると、喉や口先だけでかける圧力の強さは本当に知れていますので、いくら頑張って喉や口先で息に圧力をかけたとしても、喉や口先の力でかけた圧力では、サックスから出てくる音は全然響いてくれません。

また、息に十分な圧力がかかっていないと、いくら吹いている自分が大きな音が出ていると思っても、その音はいわゆる「近鳴りの音」で、近くでは大きな音として聞こえても、遠く離れると全然聞こえない小さな音になってしまいます。

このように、息のコントロールの3つの要素に腹式呼吸が連動していないと、いくら息のコントロールができるようになったとしても、結局は十分なコントロールができませんので、結果としてはサックスからいい音は出てくれないということになります。


サックスを始めて、ある程度までは音が出せるようになったけど、音が細くて貧弱な音しか出せないとか、下唇の裏側がすぐに痛くなってしまうとかいう人は、腹式呼吸がうまく使えていないという壁にぶち当たっているということです。

では、腹式呼吸がうまく使えているかどうかは、どこで判断すればいいのでしょうか?


腹式呼吸がちゃんとできている人は、長時間練習していると必ずお腹が疲れてきます。


みなさんは、面白いことで大笑いしてしまった時に、「笑いすぎてお腹が痛いよ~~~」って状況になったことがありますか?(笑)

おそらくたいていの人は、笑いのツボにハマって笑いすぎたときに、笑いすぎでお腹が痛くなったという経験があると思いますが、これは笑うときにお腹の腹筋が使われていて、笑うときに口から吐く息がお腹の腹筋で「ハハハハハハ~~~」といった具合に強く押し出されている状態にあります。

腹式呼吸がちゃんとできている人は、これと同じような状態でお腹の腹筋を使って息が吐き出されていますので、サックスを長時間吹いていると、お腹の腹筋が疲れてきて、お腹にだるい疲労感が出てきます。

つまり、サックスの練習をしていても、この「お腹のだるい疲労感」が全然ないという人は、腹式呼吸がちゃんとできていないということなのです。

腹式呼吸がちゃんとできていない人は、サックスを吹いているときに「首から先」でしかサックスを吹いていないような感覚がありますので、サックスを吹いている時に首から先でしか吹いていないような感じのする人は、腹式呼吸が全くできていないと思って、腹式呼吸をしっかりとマスターしましょう。


今まで腹式呼吸がちゃんとできていなかった人が、腹式呼吸を意識して練習するようになると、腹式呼吸をマスターしている人よりも早くお腹のだるい疲労感が出てきますので、サックスを吹いた後にお腹が全然疲れないという人は、お腹を使ってしっかりと息を吹き込むように日々の練習でしっかりと意識するようにしましょう。


腹式呼吸を使って息のコントロールができるようになると、息をマウスピースから吹き込むときに、「息をお腹でグリグリと押してやる」感覚が分かるようになります。

この感覚が分かってくると、お腹で息をグリグリと押すことでサックスの響きが生き生きとしてくるのが体でリアルに感じ取れるようになりますので、そうなるとしめたものです。


クレッシェンドやデクレッシェンドも、腹式呼吸を使って音量のコントロールができるようになると、音量が急に大きくなったり、急に小さくなったりするようなこともなくなります。


つまり、腹式呼吸が正しくできるのとできないのでは、サックスを吹く上では天と地の差が出てくるという訳です。

ですので、「サックスはお腹で息をグリグリと押して吹く」という風にイメージして吹くといいかも知れませんね。

今までサックスは首から先の口だけで吹いていたという人は、「サックスはお腹でグリグリと吹くもの」だという風にイメージを変えましょう!



さて、みなさんはいかがでしょうか?


あなたは、サックスを吹くときにお腹で息をグリグリできていますか?(笑)

関連記事
スポンサーサイト

テーマ:吹奏楽 - ジャンル:音楽

腹式呼吸 | コメント:0 | トラックバック:0 |
<<イメージが大切!!! | HOME | マウスピースの選定品>>

この記事のコメント

コメントの投稿















コメント非公開の場合はチェック

この記事のトラックバック

| HOME |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。