ミストなサックス

これまでのサックス人生を振り返りながら、サックスを吹くアマチュアプレーヤーの上達のヒントや情報交換の場になればと思い、当ブログを立ち上げました。

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息を入れた方が指が回る

今日は、「息を入れた方が指が回る」というタイトルで記事を書きたいと思います。

サックスを始めてからある程度運指も覚えたし、簡単な曲も吹けるようになってくると、少しずつ難しい曲にチャレンジするようになると思います。

吹奏楽部でサックスを吹いている中高生の皆さんですと、コンクールの課題曲や自由曲でも結構難しい曲をやることになると、16分音符がたくさん出てくるような、いわゆる「速い運指」の曲を仕上げないといけなくなってくると思います。

アンブシュアや息の入れ方、腹式呼吸などはサックスを吹く上で非常に大切なことですが、速い運指の曲を練習するようになってくると、速い運指に気を取られてしまって、楽器にお腹からしっかりと息を入れることがおろそかになってきます。

アンブシュア、息の入れ方、腹式呼吸と並んで、速い運指で曲を吹くことは、サックスを吹いている人だと必ずぶち当たる壁の1つです。

16分音符が並んでいる真っ黒な楽譜を見ただけでも、練習する気力が失せてしまうという人もたくさんいるのではないでしょうか?(笑)

上手な人の演奏や、プロの演奏などを聴いていると、速い指回しのフレーズとかは本当にカッコイイですし、思わずスゴイ!!!って思って、自分もあんな風に吹けたらいいのに…って思うのではないでしょうか。

しかし、実際に楽譜を見て自分で同じフレーズを吹いてみると、指が全然動かなくて、速いフレーズが全然吹けない…


速い指回しのフレーズを吹くためには、どうすればいいですか?という質問をよく頂くのですが、他の記事でも書いていますが、答えはいたってオーソドックスで単純です。

以下の5つのポイントに従って練習すれば、速い指回しのフレーズでもちゃんと吹けるようになります。

 1.普段から音階スケールの練習をしっかりする。
 2.吹きたいフレーズを頭にしっかりと焼き付けて、自分の口で歌えるようにする。
 3.ゆっくりのテンポから練習して、徐々にテンポを上げて練習する。
 4.リズムパターンを変えて練習する。(「速いパッセージの練習方法」の記事を参照)
 5.息をしっかり入れて吹く

そして、この記事で私が言いたいポイントは、5番目に書いている「息をしっかりと入れて吹く」ということです。

1番目は、普段からの基礎練習で、音階スケールをすることによって指がスムーズに動くように練習しておくということで、2番目は吹きたいフレーズを頭でイメージする練習、3番目は速い指回しの練習では一番オーソドックスな練習法で、4番目は指が転ばないようにするための練習で、プロもやっている練習法です。

そして5番目ですが、これは実際に速い指回しのフレーズを練習してみるとよく分かることなのですが、息をしっかりと入れた方が、不思議なことに指が速く回ってくれるんですよ。


たいていの人は、指回しの速いフレーズになると、自信がなくて入れる息もついつい引いてしまって、音も小さくなってしまっていませんか?

速いフレーズが吹けないので、指が回らないのが聴こえてしまうのが恥ずかしくて、つい息を引いてしまっているという人は結構たくさんいると思います。

しかしながら、息を引いてしまうと、余計に速いフレーズで指が回らなくなってしまうんですよ。


練習の時に、実際に試してみるとよく分かると思いますが、速い指回しのフレーズを何度も繰り返して吹く練習をしている時に、指使いを間違えてもいいので、思い切って息をしっかりと入れて吹いてみて下さい。

速い指回しのフレーズを、息をしっかり入れて吹き切るような感じです。

速い指使いのフレーズをうまく吹く自信がないという人ほどしっかり息を入れてみて下さい。



さぁ、みなさんはいかがでしょうか???

上にあげた5つのポイントのうち、1~4のポイントを無視して、いきなり息をしっかり入れたからといって速い指回しのフレーズが吹けるようになる訳ではないですが、1~4のポイントをしっかりと押さえた上で、息をしっかりと入れて吹くようにすれば、自信がなくて息を引いてしまっていた時よりも指はちゃんと回ってくれるようになります。


ちゃんと練習しているのに、なかなか速い指回しのフレーズが吹けるようにならないという人は、ぜひこの「息をしっかりと入れる」ということを意識してみて下さい。


間違えたらカッコ悪いとか、うまく吹けなかったらどうしよう…という意識を捨てて、思い切って息を入れるようにすると、「えっ?、指が回るじゃん!」という風になります。

これは、変な気休めや精神論とかじゃなくて、実際にやってみると本当にそうなってくれますので、みなさんもぜひ試してみて下さい。


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奏法 | コメント:5 | トラックバック:0 |
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この記事のコメント

> ゆき さん

こんばんは。Taka です。

しんやさんの表現は、本当にいい表現ですね。
上達するためにご自分で試行錯誤をされて頑張っているのがよくうかがえるコメントです。

ゆきさんも腹式呼吸の要領がつかめてきたようですね。

腹式呼吸は、正しく出来るようになるまでが大変ですが、要領がつかめてくると面白いように音をコントロールすることができるようになってきます。

腹式呼吸が出来るようになってくると、噛み過ぎのアンブシュアも早く直りますし、高音域も楽に出るようになり、音も太くなってきていいことばかりです。

後は、日々の基礎練習でロングトーン、音階スケール、エチュードと教本を使った継続的な練習でさらに演奏技術が磨かれていくと思います。

過去の記事でも書きましたが、サックスが上手くなるには正しい練習と「試行錯誤」が大切です。

練習しててなかなか上手くいかないなぁ…と思ったら、自分でいろんなことを試してみたりして、いい音が出るポイントを探ったりしているうちに、「コレだ!!!」と思うような発見がたくさんあると思います。

そうした試行錯誤の中でのいろいろな発見も、サックスを吹く楽しさのひとつだと思います。


さぁ皆さんも、日々の練習の中で試行錯誤を楽しみながらどんどん上達していきましょう!

2013-02-14 Thu 21:25 | URL | Taka #-[ 編集]
こんばんは!

「へそから息を吐いている感じ」という表現、とてもしっくりきます。
ご自分でこんな表現が見つけられるのは、とても真剣に取り組んでいらっしゃるからですよね。

最近になり、Takaさんのおっしゃる複式呼吸ができるようになり始めました。
音に芯が出てきたように感じますし、スケールも音がきれいに運びます。先生にもほめられました(^^)

きちんと身につくよう、これからも頑張ります!




2013-02-13 Wed 00:12 | URL | ゆき #-[ 編集]
なるほどー(^-^)/
先生の教え方は非常にわかりやすいです。
僕はちょっとクソ真面目になりすぎていましたね(汗)
お腹も心も力を抜いてリラックスしたいと思います。

あと話は変わりますが、先生が2012年10月8日に書かれた記事で、「息が吸えてない」という部分に僕は救われたんです。

他の腹式呼吸関連のブログやサイトでは、とにかく「吸うよりも吐くことが大事!できるだけ長く吐きましょう」と書かれていることがほとんどです。
で、それを真に受けて猛練習してしまい、変な癖がついてしまって過喚起症候群になってしまいました(^^;;
病院にも行きました。

そんな苦しい時、先生のこの記事を読んで、実は意外と自分は全然息が吸えてないことに気づかされました。
特に、僕は鼻が常時詰まってるので少し大袈裟に吸わないと入ってこないという理由もあったんです。

またわからないことが出てきたらこちらで質問させていただきたいと思います。
本当にありがとうございました。


2013-02-08 Fri 07:33 | URL | しんや #BcmLToBw[ 編集]
> しんや さん

はじめまして、こんばんは。管理人のTakaです。

コメントの投稿、ありがとうございます。

非常にいい質問ですね!

> 言い方を変えると「お腹をへこまさないように息を吐いている」かつ「お尻の穴に力を入れて吐く」かつ「足のつま先で吐くような感じで息を吐く」状態とも言えるわけですよね?

この部分ですが、「AかつBかつC」ではなく、「AまたはBまたはC」と理解して下さい。

これは、私が今までいろんな方を指導してきた中で、ある人はAの表現でやると上手く腹式呼吸ができるようになったり、AやBの表現では上手くできなかったのに、Cの表現で教えると上手くできるようになったりと、人によってコツを掴みやすい表現が違っていたからです。


> 僕がこれを意識して息を吐くと、「お腹をへこまさないように」と「つま先で」というのを意識して息を吐くと結構上手くできます。
> 個人的には、へそから息を吐いているような感じがします。

それでいいんですよ!
しんやさんの場合は、「お腹をへこまさないように」と「つま先から息を吐く感じ」で上手くいく訳ですから、それで十分なのです。

それにしても、「へそから息を吐いている感じ」という表現は、非常にいい表現ですね!
私も今後の指導にぜひ使わせてもらいたい表現ですね(笑)

このへそから息を吐くという表現もしっくり来るという人は多いと思います。

ですので、しんやさんの場合は、「お尻の穴に力を入れる」という表現は無視してOKなのですよ。


> このお尻の穴の力の入れ方というのは具体的にはどんなイメージでしょうか?
> 単純にお尻の穴を閉めるだけなのか、穴を閉めて体の前面に持ってくる感じなのか、逆に体の後ろ側に引っ張る感じなのか、引き上げるのか、引きさげるのか、大を出すイメージなのか我慢するイメージなのか、etc。

ちなみに、「お尻の穴に力を入れる」という表現ですが、もっと具体的に言うと汚い話ですが、トイレで大をするときにお腹に息を入れて気張るイメージです(笑)

要するに、吸った息を上からではなく、身体の下方向に吐くようにイメージすることで息を吐く時に横隔膜が下にさがって上手く腹式呼吸ができるのです。

横隔膜が下にさがることで、お腹に入れた息にしっかりと圧力がかかるようになりますので、音に伸びやかさと響きが出てくるようになり、太くて豊かな音が出せるようになります。

ですので、しんやさんの場合は「お尻の穴に力を入れる」という表現で悩まずに、「お腹をへこませない」と「つま先から息を吐く」イメージで突き進んで行って下さい。

腹式呼吸が上手くできるようになると音もガラッと変わりますし、サックスを吹くのが一気に楽しくなると思いますので、頑張って下さいね!

2013-02-08 Fri 00:39 | URL | Taka #-[ 編集]
僕は腹式呼吸がどうしても上手くできず、何百何千というサイトを渡り歩いてこちらのブログにたどり着きまして、ようやく光が見えてきました。

2009年7月12日に書かれた「腹式呼吸のコツ」について質問なのですが、
先生は3つの表現を使って息の吐き方をわかりやすく書いてくれていますが、この先生が言うところの理想の腹式呼吸で息を吐いている時というのは、
言い方を変えると「お腹をへこまさないように息を吐いている」かつ「お尻の穴に力を入れて吐く」かつ「足のつま先で吐くような感じで息を吐く」状態とも言えるわけですよね?

僕がこれを意識して息を吐くと、「お腹をへこまさないように」と「つま先で」というのを意識して息を吐くと結構上手くできます。
個人的には、へそから息を吐いているような感じがします。

しかし、「お尻の穴に力を入れる」という要素は感じませんし、むしろ穴は緩んでいる気がします。

で、これは僕のやり方が間違いだと判断し、上記の2つの要素に「お尻の穴に力をいれる」要素を加えて、3つの要素を感じられる吐き方をすると、逆にお腹が早くへこんでしまい、すぐに息がなくなってしまいます。


このお尻の穴の力の入れ方というのは具体的にはどんなイメージでしょうか?
単純にお尻の穴を閉めるだけなのか、穴を閉めて体の前面に持ってくる感じなのか、逆に体の後ろ側に引っ張る感じなのか、引き上げるのか、引きさげるのか、大を出すイメージなのか我慢するイメージなのか、etc。
どれも「お尻の穴に力を入れる」に当てはまると思うので悩んでいます。

そもそものやり方や僕の受け取り方が間違っているんでしょうか?
2013-02-07 Thu 22:35 | URL | しんや #BcmLToBw[ 編集]

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