ミストなサックス

これまでのサックス人生を振り返りながら、サックスを吹くアマチュアプレーヤーの上達のヒントや情報交換の場になればと思い、当ブログを立ち上げました。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スポンサー広告 |

タンギング

今回は、みなさんも苦労されている方が多い、タンギングについてです。

サックスを始めたばかりの人ですと、特に苦労されている人が多いのではないでしょうか。

タンギングは、連続したものをイメージする方が多いと思いますが、タンギングは長く伸ばす音の最初の音の出だしのところで舌をつくのもタンギングです。


それでは、タンギングの基本を復習してみましょう。


タンギングの基本は、まず舌でマウスピースとリードの間を埋めるようにして、息をせき止めるようにしてやります。

そして、次にその状態で息の圧力をぐっとかけてやり、後は息をせき止めた舌をリードから離す(リリース)だけです。

連続したタンギングは、この動きを繰り返すだけです。

この舌で息をせき止める時は、舌の真ん中ぐらいを使って息をせき止めるようにして、舌全体をベッタリとリードにつけないように注意しましょう。

舌全体をリードにベッタリつけてしまうと、舌をリードから離す時に「ペッ、ペッ、ペッ」という感じの舌のリリース音が混じって、音の発音が汚い発音になってしまいます。

また、タンギングの発音は、「トゥートゥートゥー」という発音よりは、「トートートー」というイメージの発音にした方が音の発音がきれいになります。

「トゥートゥートゥー」という発音にすると、リードを舌で弾いてしまうような感じになりやすいので、音の出だしのアタックが強くなりすぎて汚くて耳障りなタンギングになってしまったりします。

レガートのときのタンギングは、舌の真ん中ぐらいを使うようにすると、きれいな音の発音になり、タンギングもやりやすいと思います。




次に、速いタンギング(シングルタンギング)についてです。

シングルで速いタンギングをするには、舌を少し平べったくして舌の力を抜いてやることと、息のスピードの力を利用するとやりやすくなります。

速くタンギングすることを意識しすぎて舌に力が入ってしまうと速いタンギングは余計に難しくなります。

速いタンギングで舌をリードにつける時は、舌の少し先の方を使うようにしてやり、離す時は息のスピードの力を利用して素早く舌をリードから離すようにします。

スピードのある息をしっかり入れてやって、舌の力を抜いて少し平べったい舌にしてやり、発音は「テテテテテテテテテ…」という感じの発音にするといいと思います。

このように、速いタンギングでは、舌の力でタンギングしようとせずに、息のスピードの力を利用して舌をリードから素早く離す(リリース)ような感じにしてやると速いタンギングがやりやすくなります。



他にも、シングルタンギングで追いつかない時は、ダブルタンギングや、トリプルタンギングを使ったりすることもあります。

ダブルタンギングでは、よく「トゥクトゥクトゥクトゥク…」という発音を使ったりしますが、それよりも舌を少し平べったくして力を抜いて、「テケテケテケテケ…」という発音で吹くと吹きやすくなります。

ダブルタンギングでは、「テ」の部分は舌の先の方を使って、「ケ」の部分は舌の真ん中あたりを使ってタンギングするようにして、舌の先と舌の真ん中を交互に舌付きしてやるようにします。

ダブルタンギングでは、「テ」の発音の部分は音が出やすいですが、「ケ」の部分は音が出にくいと思いますので、最初はゆっくりとしたテンポで、「テーーーケーーーテーーーケーーー」という感じで、舌の位置がちがっても音の発音ムラができないように練習して、音が両方ともムラなくちゃんと出るようになってくると、「テーーケーーテーーケーー」、「テーケーテーケー」、「テケテケテケテケ…」とだんだんテンポを上げて練習するといいと思います。


トリプルタンギングの方も、要領はダブルタンギングと同じです。

舌の発音が、「テケテ テケテ テケテ テケテ…」というパターンと、「テテケ テテケ テテケ テテケ…」という2つのパターンがあって、曲やテンポによってやりやすくて合う方の発音パターンを選択します。
トリプルを使うとすれば、速い3連符が連続して続くようなフレーズとかですね。
リムスキーコルサコフの「スペイン奇想曲」とかですと、トリプルタンギングを使ったりした方がいいかも知れませんね。


このように、シングルタンギングでも追いつかない時は、ダブルタンギングやトリプルタンギングを使うのですが、通常はたいていの場合が速いシングルタンギングで対応できるケースがほとんどだと思います。

私はアンサンブルでソプラノを吹いているのですが、長生淳さんの「彗星」の前半部の速いところの「レレシシドドレレ…(CCAAB♭B♭CC…)」というテンポの速い部分のタンギングもシングルタンギングで対応していますし、ダブルタンギングを使う曲で、私がすぐに頭に浮かぶものは、ショルティーノの「異教徒の踊り」の後半部分の速いところとか、ソロ曲ですとモンティの「チャルダーシュ」の速いところですかね。あの部分は、ダブルタンギングを使わないとさすがにシングルでは無理ですね(笑)


みなさんは、速いタンギングを使ったりする場合はちゃんと対応できていますか?
ダブルタンギングとトリプルタンギングは音がつぶれやすくて結構難しいので、シングルタンギングでしっかり練習して、どうしてもダブルやトリプルじゃないと追いつかないという場合にダブルタンギングやトリプルタンギングを練習して使うようにするといいと思います。


きれいなタンギングや速いタンギングがなかなかできなくて悩んでいる人の参考になれば幸いです。

関連記事
スポンサーサイト

テーマ:吹奏楽 - ジャンル:音楽

奏法 | コメント:9 | トラックバック:0 |
<<サクソフォン教程 音階と分散和音 サクソフォンの基礎練習 第一巻 | HOME | Selmer Alto Saxophone SA-80Ⅱ (SERIEⅡ)>>

この記事のコメント

> miyao さん

こんばんは、初めまして。管理人の Taka です。

> 自分のパートのテナーが音の出が「トゥワッ」という感じで
> タンギングから微妙に遅れて音が鳴ります。
> なんというか…立ち上がりが遅いと言うのでしょうか…。
> パート練習でアルトとテナーで同じリズムをやると
> 音の高低差もあるとは思うのですがテナーが全て遅れて聞こえます。
> 舌の位置には問題はないようなのですが原因が分かりません。
> 何か改善策を教えて頂けないでしょうか?

テナーの方の音が少し遅れて合わないということですね。

原因は、2つ考えられます。

まず1つ目ですが、音の出だしのタンギングの時に、舌をリードからリリースした後で息に圧力をかけて送り込んでいませんか?

タンギングを意識しすぎると、息をしっかり入れることがおろそかになってしまいますので、音の出だしで息がしっかり入らずに、「スワー」とか「トゥワー」といった感じになってしまいます。
これは、舌で息をせき止めている時に、息の圧力がしっかりとかかっていないためです。

この場合、舌をリリースした後で音が鳴るように息を入れる感じになりますので、当然ワンテンポ遅れてしまうことになります。

また、舌で息をせき止めている時に息の圧力をしっかりかけて吹くと、タンギングが「タァ!ーーーー」とキツくなってしまうのではないか?と気にしていると、舌をそっとリリースした後で息の圧力をかけるような感じになりますので、音の立ち上がりが遅れてしまいます。

これを防ぐためには、舌で息をせき止めた状態でしっかりと息の圧力をかけて、舌をリリースする時に、「舌に緊張感を持ってリリースする」ようにしてみて下さい。

舌に緊張感を持ってリリースするということは、舌をリリースする時に舌でリードを「ペーン」と弾いてしまわないように、舌に力を入れて素早くリリースすることです。

そうすれば、タンギングが「タァ!ーーーー」とキツくなりません。


次に2つ目です。

これはサックスだけに限りませんが、管の長い楽器は息を入れてから音になるまでの時間が管の短い楽器に比べると遅くなってしまいます。

サックスであれば、ソプラノが一番管が短いので音の立ち上がりも早いですし、アルト、テナー、バリトンと管が長くなるにつれて音の立ち上がりが遅くなります。
例えば、アルトを吹く時に息を入れる感じで同じようにテナーを吹くと若干音の立ち上がりが遅れる感じになります。

ですので、パート練習などで合わせる時などは、テナーやバリトンの人は少し早めに圧力のかかった息をしっかりと入れて、音の立ち上がりを早くしてやるように意識する必要があります。

テナーが遅れるのであれば、テナーの人はアルトと音を合わせるために気持ち早めに圧力のかかった息をしっかり入れて、音を早く立ち上げて鳴らすように意識して吹いてみるといいと思います。

そのためには、他のパートの音をお互いにしっかりと聴き合うことが大切です。

他のパートの音を聴かずに、何となく雰囲気で合わせようとすると、普通に息を入れて普通に吹こうとしますので、当然合わなくなってきます。

「あっ、自分の音が少し遅れてるな・・・」と思ったら、他のパートの音に聞き耳を立てる必要がありますし、遅れまいと自分で少し早めに音を立ち上げてタイミングを合わすように意識して吹かないと、普通に雰囲気で合わせようとして吹いていたのでは合いません。

合わなければ、何度もその部分を合うまで連続して繰り返して吹くように練習してみましょう。


頑張って下さいね!
2012-05-15 Tue 01:21 | URL | Taka #-[ 編集]
初めまして。
高校でアルトサックスをやっています。

自分のパートのテナーが
音の出が「トゥワッ」という感じで
タンギングから微妙に遅れて音が鳴ります。
なんというか…立ち上がりが遅いと言うのでしょうか…。

パート練習でアルトとテナーで同じリズムをやると
音の高低差もあるとは思うのですが
テナーが全て遅れて聞こえます。

舌の位置には問題はないようなのですが原因が分かりません。

何か改善策を教えて頂けないでしょうか?

2012-05-14 Mon 21:34 | URL | miyao #-[ 編集]
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2012-05-10 Thu 18:48 | | #[ 編集]
> asuna さん

こんばんは。Takaです。

> テナーサックスしています
> 最近部活で、タンギングをしています
> 1つ1つの音に1回ずつ(ふっふっ)
> と息を入れ圧のあるタンギングにしろといわれる
> のですが、それをすると顎や喉動いてしまいます
> どうすればいいでしょうか

これは前回、質問頂いて、私の方からも息だけでタンギングをする練習を・・・というアドバイスをさせて頂いたことですね。

息だけでタンギングをするということは、もちろん舌を付いてはいけませんので、舌は付いてないと思いますが、それでも顎や喉が動いてしまうのは、実際に吹いているところを見てみないと正確なことは言えませんが、おそらく喉で息を切っているのではないでしょうか?

もしも、喉で息を切っているようであれば、舌を付かなくても顎や喉が動いてしまいますよ。

書いて頂いていることから想像すると、顎が動くのはアンブシュアがしっかりと固定できていないことと、喉が動くのは息を喉で切っていることが考えられます。

ですので、練習する際には鏡の前で、喉と顎が動いていないかを自分でチェックしながら息を入れる練習をした方がいいと思います。

とりあえずスタッカートは無視して、ただ息を入れることだけを意識して練習してみましょう。
スタッカートを無視して、音を切る時も喉で息を止めずに「フーン、フーン、フーン・・・」という感じで、入れた息をそのまま何もしないで、自然に息を抜くような感じで最初は練習してみましょう。

それと、もう1つ質問を書いて頂いてますが、管理人のみ閲覧になっています。
もう1つの質問の方は、公開にしても大丈夫でしょうか?

公開でもOKということであれば、こちらで公開するようにして、それに対して返信します。
もしも、公開したくないということであれば、私の方からメールで回答するようにしますので、どちらがいいかを教えて下さい。

2012-05-10 Thu 01:26 | URL | Taka #-[ 編集]
テナーサックスしています

最近部活で、タンギングをしています

1つ1つの音に1回ずつ(ふっふっ)

と息を入れ圧のあるタンギングにしろといわれる

のですが、それをすると顎や喉動いてしまいます

どうすればいいでしょうか
2012-05-09 Wed 18:44 | URL | asuna #-[ 編集]
> rino さん

こんばんは。管理人の Taka です。

> そのこともあってか、私は舌の先よりも少しだけ裏側(軽く舌を巻く感じで)やってしまってます。
> 「タンギングが軽い」と言われることもあります。

タンギングですが、舌の先よりも少しだけ裏側っていうのは、どの辺りでしょうか?
舌の裏ではなくて、舌の先よりも舌の奥の方ということじゃないでしょうか?

> ペタペタッとしたタンギングになってしまいます。

ペタペタッとなるということは、舌がリードに触れている面積が広くなってしまっているのではないかと思うのですか、いかがでしょうか?

タンギングをする際には、舌がリードに触れる面積はできるだけ少なくするようにしないと、舌がリードに触れるノイズが増えて、ペタペタという音が混じってしまいます。

ブログの記事でも書いていますが、リードに触れる舌の面積をできるだけ少なくすることと、タンギングで舌をリリースする時に、息のスピードを利用して、息を吹き込む力を利用して舌を素早くリリースしてやるように心がけましょう。

あまりタンギングを意識しすぎると、舌の動きも悪くなりますので、息をしっかりと入れながら、舌は軽く付くようなイメージがいいと思います。

舌をリリースしてから息を入れるような感じになると、舌のノイズが入り易くなってしまうので、息を入れる力で舌を素早くリリースするような感じにしてみてはいかがでしょうか。

音の出だしのタンギングでまずは練習してみるといいと思います。

舌でマウスピースとリードの先端部分を軽くふさいでやって、息でぐっと圧力をかけた後でその力を利用して舌を丁寧に素早くリリースしてやる感じです。

この時に、音の出だしがキツくならないように発音することが大切です。
そして、音の出だしのタンギングがきれいにできるようになってから、繰り返しのタンギングを練習してみて下さい。

タンギングも変なクセが付くとなかなか直りませんので、日々の練習で根気良く練習していきましょう。

頑張って下さい!
2011-12-18 Sun 22:12 | URL | Taka #-[ 編集]
初めまして。
私は中学2年でアルトサックスをやってます^^

タンギングのことなんですけど、
部活に入った当初、タンギングのことを
詳しく教えてもらいませんでした。

そのこともあってか、私は
舌の先よりも少しだけ裏側(軽く舌を巻く感じで)
やってしまってます。
「タンギングが軽い」と言われることもあります。

でも、もう1年半もこのタンギングです。
直そうとしたのですが、どうしても
ペタペタッとしたタンギングになってしまいます。

やっぱり直したほうがいいですよね?
直すにはどのような方法がいいでしょうか?

2011-12-15 Thu 22:59 | URL | rino #HfMzn2gY[ 編集]
>ちゃんまるさん

こんばんは。管理人の Taka です。コメント、ありがとうございます。

タンギングは苦労されている方が多いですね。

> タンギングのときに顎より喉に近いところ(舌を動かすとヒクヒクするところ)が動いていて良くないといわれました。

顎より喉に近いところということは、顎の裏側の喉に近い部分ということですかね?

お書きになっている部分がよく動くということは、タンギングで舌がリードに触れる時に、口の奥の方も一緒に閉じてしまうような感じになっていないでしょうか?

もし、そうなっているのであれば、口の奥の方が閉じたり広がったりしますので、お書きになっている辺りの部分がよく動いてしまうと思います。

ですので、タンギングをする時は、舌の先の方でリードの先端に軽く触れてサッと素早くリリースするようにして、舌を付けたりリリースしたりする動きも小さい方が速いタンギングにも対応できます。

また、舌をリードに付けた時に、口の奥の方で息を止めるようにせずに、「息は出しっぱなし」で、「舌の先の方だけで軽く息を止めたり通したりする」ようなイメージで吹いてみて下さい。

タンギングの時に、一緒に息も止めるような感じで吹くと、口の奥の方も閉じてしまいますので、タンギングをしても常に「息は出しっぱなし」のイメージです。

タンギングの時に口の奥の方で息を止めてしまうような感じになるのは、癖になってしまっていることが多いと思いますので、日々の練習で気を付けるようにして、すぐに直らなくても根気よく直していきましょう。

また、舌をリードに付ける面積もできるだけ少なくなるように、リードに舌をベタっと付けずに、マウスピースの先端とリードの先端の間の隙間の部分に軽く舌を付いてふさいでやるようなイメージで舌付きをしてやるといいと思います。

タンギングは、「舌の先の方で軽く素早く」と「息はずっと出しっぱなし」のイメージで練習して下さい。

サックスは、自分の頭の中でイメージを持って吹くと、何もイメージを持たないで吹くのとは全然違ってきますので、たとえうまくいかなくても、うまくタンギングをしているイメージを常に頭の中に持って練習するといいと思います。


頑張って下さいね!
2011-11-25 Fri 22:44 | URL | Taka #-[ 編集]
こんにちは
僕は高1でサックス4年目です。
今吹奏楽団に所属しているのですがコンマスからタンギングのときに顎より喉に近いところ(舌を動かすとヒクヒクするところ)が動いていて良くないといわれました。その原因として舌とリードが触れすぎてるのかと思い試行錯誤しているのですが、音がつながったりと上手くいきません。
どうしたら良いでしょうか。
2011-11-25 Fri 16:43 | URL | ちゃんまる #-[ 編集]

コメントの投稿















コメント非公開の場合はチェック

この記事のトラックバック

| HOME |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。