ミストなサックス

これまでのサックス人生を振り返りながら、サックスを吹くアマチュアプレーヤーの上達のヒントや情報交換の場になればと思い、当ブログを立ち上げました。

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Selmer S80 C☆ と Selmer S90 180 の違い

今日は、クラッシック向けのマウスピースでは定番の、Selmer S80 C☆ (アルト)と Selmer S90 180(アルト)の違いについて書いてみたいと思います。

どちらも吹奏楽やクラッシックではよく使われていて、人気のマウスピースですよね。

私は、S80 C☆ の方をもうかれこれ20年以上愛用してきました。

つい最近なのですが、私の今組んでいるアンサンブルで、他のメンバーと音色を揃えるということも考えて、S90 180 を購入しました。S90 180 は、今までに何度か吹いたこともありましたが、音色が少し暗くなってしまうので、自分の音色の個性が殺されてしまうということで、ずっと S80 C☆ の方を使っていた訳です。

S90 の方は、S80 をベースにして開発されたモデルで、90年代にSelmerが開発したマウスピースです。構造の違いとしては、S90の方がS80よりもフェイシングが長くて、チェンバーも若干広くなっていますので、音量は出ませんが、音がよく響くように設計されています。

S90 は、プロの先生も愛用されている方が多く、須川展也先生も S90 170 を使っていらっしゃいますし、新井靖志先生も S90 170 (テナー用)を使っていらっしゃいます。

話を戻しまして、まず S80 C☆ と S90 180 では、ティップオープニングの開きが違います。

(ティップオープニングの開き)

S80 C☆  : 1.70mm
S90 180 : 1.50mm

S90 は、170、180、190 とありますので、180 はちょうど真ん中のモデルになります。
S90 170 は、ティップオープニングは 1.40mm で、S90 190 は S80 C☆ と同じで、1.70mmになります。

このようにまず、S90の方がS80に比べてティップオープニングの開きが小さいモデルです。

ここまでは、構造上の違いになります。


次は、実際の私が吹いてみた吹奏感の違いについて書いてみたいと思います。

S80 C☆ の方は、もう20年ぐらい吹いていますので慣れたものですが、S90 180 を吹くようになってから違いがよく分かるようになりました。

まず、高音域は S80 C☆ の方が音色が明るくて音抜けもよく、本当によく鳴りますね。
フラジオもそうですが、音色がとにかく明るくてよく音が通ります。

低音域は高音域ほどではないですが、音は明るいですね。

あと、 S90 180 に比べてフェイシングが短いので、吹き込む息に対するレスポンスがよくて、音の立ち上がりが早いですね。

私が20年以上吹き続けているだけの利点は十分にあると感じました。


次に、S90 180 の方ですが、以前にも吹いたことがあったのですが、その時と感触的にはほぼ同じで、音色は S80 C☆ に比べると高音域、低音域ともに音色は暗い音色です。

ところが、S90 180 の方はチェンバーが S80 C☆ よりも広くなっている構造上の違いによる音の響きの差が大きく出ていて、暗い音色なのに音が本当によく響きます。

S90 180 は、特に中音域から低音域にかけての音の響きが抜群によくて、少々荒っぽく息を吹き込んで吹いても倍音が乗った太くて柔らかい音で本当によく響きます。このように S90 は中音域、低音域がよく響きますので、気持ちよくていつまでも中低音ばかり吹いてしまいそうになるマウスピースですね(笑)

ということで、なるほどプロの先生が好んで愛用している理由がよく分かりました。

また、S90 180 はフェイシングが長くなっているため、音のレスポンスが S80 C☆ よりも悪く、息を早め早めに送り込んでやらないと音の立ち上がりがワンテンポ遅れるような感じになってしまうのが S80 C☆ よりも劣る点だと思います。

分かり易い表現で言えば、S80 C☆ はソリスト向きで、S90 180はアンサンブル向きという感じですね。

私も、最近 S90 180 を購入して本格的に吹き始めたのですが、最初は少し S80 C☆ との違いに戸惑いましたが、今では逆に S90 180 の方が扱い易いですね。

少し吹いてきて慣れたということもあるのだとは思いますが、ティップオープニングの開きの小さい、S90 シリーズの方が一般的に扱い易くて吹き易いマウスピースだと思いましたね。


どちらも本当にいいマウスピースで、どちらも捨て難いマウスピースですので、吹き込む息の量が多くて明るいサウンドが好みの方には、S80 C☆ 、女性のように吹き込む息の量が少なくて、少し暗めの音がお好みの方は、S90 180 (S90シリーズ)を…という基準でどちらにするかを選ぶのもいいかも知れません。

ちなみに、うちのアンサンブルのテナー吹きは女性なのですが、私と同じで今まではずっと S80 C☆ を吹いていたのですが、息の量が少なくて、吹くのが苦しそうでしたので、ティップオープニングの開きの小さい、S90 170 を私がススメたのですが、S90 170 購入して吹くようになってから息がだいぶ楽になったようです。


ということで、話が少し外にそれてしまいましたが、今日はクラシックサクソフォーンでは定番中の定番の2つのマウスピースの違いについて書いてみました。

いかがだったでしょうか?


以上、S90 と S80 のマウスピースのどちらを購入しようかと迷っている方への少しでも参考になれば幸いです。

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テーマ:吹奏楽 - ジャンル:音楽

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